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而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

立春です!

2008-02-04 | 秋田のあちこちとあれこれ
 昔から節句の前日に慌てて飾るのは、「一夜飾り」と言って縁起が悪い飾り方とされています。「桃の節句」の2~3週間前のできれば雨水(うすい)の日、節分から12日目か、その間の縁起のよい日(大安、先勝)にお雛様を飾るのがよいとされています。そしてしまう時期は節句が終わったら遅くとも3月中頃までには片付けたほうがよいとされています。片付けずにおいておくと婚期が遅れると言われるのも年長者からの戒めの意味が込められていまのです。地方によつては旧説句の4月3日に流し雛を行い、その日の夕方に片付ける習わしがあるところもあります。
・・・とのことですが、我が家ではわたしの都合のいい日が飾りどきとなっております。
節分の過ぎたきょう、飾ることにいたしました。
先負けとのことでしたので午後から飾りました。(*^^*)

この箱にはわたしのベビードレスが入っていたとか・・・
ン十年まえのベビードレスだなんて、
見てみたい気もしますが
気前のいい母が誰かにあげたみたいでして、
あちこちの赤ちゃんがきっと着てくれたことと・・・
箱だけがあるっていうのも、
なんか変なかんじですが、
押し絵をしまっておくには、
ちょうどいい大きさだったようです。
その箱のまま受け継いでおります。
押入れにしまっておいたら、
ねずみにかじられたらしいです。
いまではねずみの歯型も
貴重なしろものとなりました。
明治41年に生まれた祖母の為に、
祖母の祖母がつくってくれたものだとか・・・

昔の生地ですので、虫食いがあったりして・・・
それを祖母がひとつづつ丁寧にはずして、
作り直していたのを覚えております。
祖母から譲りうけたときには・・・
ショウノウがたくさん入っておりました。


昭和5年生まれの母の為に・・・
母の祖父が初節句に買ってくれたものだとか。
 
お隣は母の兄の初節句に祖父が買ってくれたものだとか。
この際だから、一緒に飾ってあげますね(*^^*)


           ずぅ~~とずぅ~~と昔・・・
           お奉行さまがつくってくれたおひなさまです。

           

お奉行さまが娘っこの為につくったおひなさまとわたしがつくったおひまさまです。(いつも玄関に飾ります。)



        習いに行って和紙でつくりました。

        

池袋のデパートで衝動買いをしてしまったおひなさまと、おはなし会でつくったおひなさまも飾っちゃいます。



今年も勢揃いです。ばぁちゃんのいいつけどうりに今年も飾りましたよ
お飾りのおかしは・・・
おいおいと少しずつ買ってきますね。節句が近くなったら桃の花もね!

     

でも・・・
尾頭付きの生魚をお供えするように・・・ と固く固く言われていたのですが・・・
今年もそれだけはパスさせていただきます。
ばぁちゃんの家は代々生魚をお供えする決まりだったとか・・・
それは・・・娘っこに託しますわ(=^^=)

 母と母の兄が祖父から買ってもらった人形は・・・土人形の 秋田八橋人形 です。
安永・天明年間(一七七二~八八)に伏見から人形師が秋田に来て、最初八橋の近くの川尻の鍋子山で人形制作を行ったのがはじまりと伝えている、とのことです。



コメント (14)
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