病院へ入院した夕方に主治医が病室へきてくれました。
手術に備えての検査内容などを説明した後に、
”麻酔から覚ますためにどんな起し方がいいのか考えていてください”と言われました。
そのことを家族に話すと・・・( ‥) ン?と・・・
わたしは、”カンツーネがいいなぁ~・・・それもオオソレミヨーをかけてもらいたいなぁ~・・・あれを聞くとなんとなく元気になるし・・・”
家族は無言・・・
なかばあきれ顔で”あなたがそれがいいのなら・・・”
・・・と決定したのですが・・・
手術前日の夕方、麻酔の先生から手術に関する説明があり、
ICUには数人の患者さんと一緒です。そこで同じような苗字の方がたくさんおられますと
困りますので、どんな風に呼んで起したらいいのでしょうか?
と訪ねられました。
そうだよね・・・宇宙への旅ではありませんから音楽などかけていられないよね
と 気がついたのでした。(*´▽`*)
そういえばこのごろ苗字で呼ばれることが、めっきり少なくなったので、
はじめは苗字で・・・それでも起きなかったら名前で呼んでもらうことにしました。
やはり 隣でお奉行さまはあきれ顔です。
手術当日、ICUでぼんやりと目が覚めたときには、
娘たちが”○○ちゃん”といつものようにわたしに呼びかけてくれておりました。
娘たちの顔と呼ぶ声と、主治医の顔と ”やってよかったよ!”と言う声を聞きながら
また 眠りにおちていったのでした。
入院中に名前で呼んでくれたのは、娘たちだけでした。
そして・・・当然のことながら入院中は苗字で呼ばれておりました。
幸いなことに、同じ苗字の方がおりませんでしたから・・・(^▽^;)
ICUでカンツォーネもよかったかもなぁ~ (*^^*)