数日北海道に帰省していましたが、向こうも結構暑くて、ありがたみがなかったような…。
猛暑、猛暑といいますが、この夏がこれからのスタンダードではないかと思えることが一番怖い。
今回の帰省で感じたこと。
今までどこかさびれたというか、うらぶれた印象だった北海道が、今回は「ヤル気」を感じた。
どこがどうと指摘はできないけれど、もともとある進取の気性とおおらかさを
人からも街並みからも感じました。コメもおいしくなってきたし、暑さもこっちとは
くらべものにならないし、あと50年もしたら北海道が先端を行く気がする。
東京は奇怪です。地震で少し変わるというか反省するかもしれない。
帰省の前に「若冲が来てくれました」展へ行っていたのでした。
開館15分前に着いたら、まさかの炎天下の行列!こんなの初めて。
ほとんどが県外からの人々で、若冲って、人気あるのね。
NHKでプライス氏が出る番組やったしね、その影響もあるんでしょうな。
若冲以外にも、酒井抱一や河鍋暁斎、円山応挙など、鑑定団でもおなじみの
作者の掛け軸やら屏風絵やらがあり、見応え大ありでした。
震災復興支援のせいか、800円で観られるんですよー。
掛け軸って、もっとぼんやりした色使い、筆づかいかと思ってましたが、
とっても色鮮やかで西洋画をみているようでした。印象ががらりと変わりました。
やっぱり本物の実物をみないとダメですね。
そんな中、ハガキを買ったのは、
若冲の「鷲図」(左)と谷鵬(こくほう)の「虎図」モノクロです。
どちらもなんとなくぼんやりした印象でしょう?でも実物は違うんです。
迫力があります。
後期にまた行きたいくらい良かったです。