ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

プラハ

2013-03-28 16:14:55 | 

今回の旅の最終目的地、プラハへ向かうことになりました。

朝9時半頃にウィーン・マイドリング駅を出発…したのですが、ここで危うく財布を盗まれそうになりました。

列車に乗り込んだところ、なんとなくぴったり体を寄せてくる人がいて、ずっと、なんだろうな、とは

思っていたのですが、コンパートメントの中にも入ってきて、「ここの席は違うんじゃない?」とか

「隣の車両じゃない?」などと注意をよそへ向けようとするのです。こちらも自信がないので、

そうかも、と隣の車両へ移動しようとすると、またもやバッグのあたりにぴったり体を寄せてくる。

ぽてちはショルダーバッグをたすきがけにして、なるべく体の前に持ってくるようにしていましたので、

そろそろとバッグのファスナーに手が伸びてくる気配を感じました。「そうか、そういうことか!」と

気づいて指摘しようとしたときにはもうその人物は列車から降りていました。

若い女です。身なりなどは普通で、やたらおせっかいを焼くところが怪しいくらいです。皆さん気を付けましょう!

庶民的なぽてちは2等のコンパートメントです。2等はスリが少ないと聞いていたのですが…。

チェコとの国境あたりから雪景色になりました。結構吹雪いてきて、不通にならなくて良かった、と幸運に感謝。

5時間ほどかかりましたが、異国の景色を眺めているとあっという間でした。

プラハでも例によってCirrusのATMを探すことから始まります(街中にあります)。娘の帰りの列車(ブダペストまでなんと8時間)

の座席を予約してから地下鉄でホテルへ向かいます。

ホテル・リバティです。左隣の雑貨屋さんが繁盛してました。娘もお土産をいっぱい買ってました。

デラックス・タイプの部屋にしてもらったので豪華でした。このほかにもテラスとソファ2つのスペースもあり、

これで一泊1万円(1部屋の値段ですよー)は日本人からすると破格です。

晩ご飯を食べる場所を探しておこうと出かけて、すっかり迷子になりました。でもなにげない路地裏に

素敵なアンティークのちいさなお店があったりして、思う存分さまよってみたい気もしました。

で、入ったのはウ・ドゥヴォ・コチェク(2匹の猫という意)という店。ガイドブックに載っているけど日本人はいませんでした。

ピルスナーがウマい。あとラム料理は今まで食べた中でも一番の味。アコーディオンの生演奏つき。

次の日は朝散歩しました。

こんな古い建物がずらっと並んでいて見飽きません。

トラムでプラハ城へ向かいました。

あまりに大きくて画面に入らない。聖ヴィート大聖堂です。

どれがミュシャのステンドグラスかわかりませんでしたー。入口付近はなぜか中国人で混雑していましたが、

中はすいていて、じっくり見られました。教会の装飾の大体が金色なのに対し、銀色の礼拝堂があり、調べるとなんと

2トンもの銀が使われているとか。とにかく規模が大きい。

プラハ城内の黄金の小路です。金細工職人たちが暮らしていたという、おもちゃのようにかわいらしい小屋が

並んでいます。奥の薄水色の小屋にはカフカが住んでいたそうです。このうちの一軒で陶器のカップを

おみやげに買いました。ちなみに消費税は21%!

トラムで移動し、聖ミクラーシュ教会にやってきました。豪華絢爛な教会。

こちらのオルガンはモーツァルトが弾いたものです。3月末のコンサートのポスターも貼ってあり、

市民に親しまれているんでしょうね。

徒歩でカレル橋にやってきました。橋の両側に30人の聖人の像が立っています。この午後は旅行中、唯一暖かく、

気持ちが良かった。

遠くにプラハ城を望む。

橋を渡って天文時計へ向かいます。正時には間があったのでエレベーターで塔の上に登ってみた。

オレンジ色の屋根が連なります。

人だかりがすごいです。

見えにくいですがふたつの窓に聖人たちが次々と現れます。文字盤の両脇の死神と骸骨もなにやら踊っています。

最後に上の金の鳥が時を告げます。ほんの40秒ほど。でもプラハに来たらこれを見ないと。

最後の夕食はカフェ・ルーブルでいただきましたが、いろんな料理があり、どれもおいしく(今回の旅行では機内食も含めて

料理はすべて当たりでした)、しかも安い!昨日のピヴニツェの半額でした。そしてやっぱりビールがウマい。

次の日、娘は中央駅へ、ぽてちはルズィニエ空港へと向かい、それぞれ帰途についたのでした。

 

今回の旅でのぽてちの感想その他

1.スリッパ、部屋着、ハミガキ、ハブラシは必需品。あと、ウォッシュタオルがないので、それも必要だったなぁ。

2.乾燥していると聞いていた割にそれほど感じなかった。逆に成田に着いたとたん、ムッと暑く、アジアに

 帰ってきた、という気がした。思わずコートをスーツケースにしまいました。

3.ヨーロッパの若い女性の冬のファッションは細身のジーンズをロングブーツにイン、ばかり。なんでだろう。

4.日本のニュースはTVでほとんどやっていない。ちょっと不安。

5.「マダム」と呼ばれるのはなんだか気分がいい。

以上で旅行記は終わりです。

 

 

 

 

 


ウィーン

2013-03-27 17:00:09 | 

そういえば、ぽてちにも時差ボケというのがやっぱりありました。向こうにいる間中、

午後6時くらいになると眠いこと眠いこと。夜にも出かけたいと思うものの、

ご飯を食べるとさらに眠く、10時には寝てしまいました。ところが夜中の

2時~3時になるとパッチリと目が覚めます。そして4時くらいにもう一度寝るという

パターンでした。日本に帰ってからの方がキツいらしいのですが、それほどでもありません。

単に疲れていただけなのかも…。

 

さて、ブダペストから列車で約3時間でウィーンに到着です。まず最初にすることは、Cirrusもしくはマスターカードの

ATMを探すこと。なにしろ現金を持っていないので。その後地下鉄でシュテファンプラッツ駅へ。ホテルはアストリアです。

写真を撮り忘れてしまいましたが、古き良き時代のスタイルを貫いており、素敵でした。

部屋のドアやエレベーターのドアは二重になっており、キーもガチャッと回す昔ながらのもの。

バスルームも広く、家具もクラシカルで昔のウィーンを体験しているようでしたよ。

荷物を置いたらまずは美術史博物館へ。歩きです。上の建物です。日曜でしたが混んではいませんでした。

これは大体どこも同じで、シーズンオフなのだと思います。混んでいるのが嫌いなぽてちには最高です。

 

展示物よりも建物自体が素晴らしいくらいで見飽きません。

巨大な絵がびっしり並んでいます。バベルの塔やブリューゲルの狩りの絵、ベラスケスの幼い王女の絵など、

名画がたくさん。で、疲れたらカフェで休憩です。

カフェはドームの真下にあるので上を見上げるとこんな感じ。ここもぜひ来たかった。

 

晩ご飯はアウグスティーナ地階にあるワインケラーへ。穴倉みたいな落ち着ける雰囲気のお店で、

日本人多し。ターフェルシュピッツという牛肉の煮込みを注文。付け合せの野菜が美味。

ビールもおいしかったー。

で、また夜中に目覚めつつも翌日。地下鉄でシェーンブルン宮殿へ出かけました。

朝から雪が降っていて寒く、しかも到着が8時半だったので、ガラガラでしたよー。お馬さんもヒマそうでした。

ほぼ貸切状態で見られました。なにしろ係りの人が掃除機かけていましたから…。シシーの部屋やモーツァルト

が子供のころ演奏した部屋を見ました。ハプスブルグ家は絶大な権力を持っていたのですね。

お昼は日本食の店、天満屋でランチです。娘がブダペストの日本食レストランがまずいと言っていて、久々に

ちゃんとした日本食を食べたいだろうなぁ、というぽてちの配慮です。普通サイズのうどんにおにぎり2個、天ぷら

たくさん、ひじきの煮物、という内容でたしか18ユーロだったような…。量も味も良かったけど、もう少し少なめで

お安くしてもらうともっとよかった。

で、ここから予定が狂いました。

楽友協会ホールのツアーに行きたかったのですが、時間になっても閉まったまま。残念。なんでやってなかったのか、

わからずじまいです。ニューイヤーコンサートの会場で、ぜひ見たかったー。

で、寒いのでいったんホテルへ引き返す。場所がいいと便利です。

次にシュテファン寺院に向かったのですが、こちらも工事中のためかガランとして人気がなく、

またまた残念。

こんな巨大な寺院なんですよ。鐘の音は聞こえるんですけどね。仕方がないので塔にのぼりました。

(屋根の向こうにちらっと見えます)とにかくぐるぐるひたすら上る。先人たちに思いをはせながら、目が回りそうに

なりながらもひたすら…。

そして市内が一望にできました。

手前のタイルの屋根はこの寺院の屋根です。下から見るよりカラフル。

天気に恵まれず、あまり見たいところが見られなかったウィーン。

ぜひまた訪れたいです。

そして次の日、最大の危機(?)が襲います。

続きは次回。


ブダペスト

2013-03-26 16:16:42 | 

15日から22日までブダペスト-ウィーン-プラハと旅してきました。

写真ばかりになってしまいますが、ま、自分で思い出すためにも載せてみます。

それぞれ2泊ずつというのはちょっともの足りなかったなぁ。ブダペストに夜着いて、

まずはホテルへ。カールトンという、日本人は誰も見かけないホテル。

朝食は充実してました。有名な鎖橋の近くで、朝、散歩するのに最適でした。

上の画像はその散歩のとき撮ったものです。りっぱなトンネルの向こうに見えるのが王宮。

左を見ると鎖橋。すっごく寒くて(雪もあります)、早朝でもあり、誰も歩いていませんでした。

橋をわたりながら、はるばるブダペストに来たー、としみじみ実感。前日タクシーから見た夜景はさすがに素晴らしかった。

最初の観光スポット、国会議事堂です。ぜひ来たくて娘にツアーを予約しておいてもらいました。

すべて黄金、という印象。

議場がこれですから。誰しも「こんなところで会議になるんだろうか」と思いますよね。

マーチャーシュ教会。手前の二人が娘とホームステイ先のお嬢さんです。

ハンガリーの人の割には細くて小柄でした。日本語も大体わかるので

助かりました。余談ですが、ブダペストの地下鉄はエスカレーターが超高速です。

音もすごくて、乗り遅れると大変なことになりそうな気がします。訪れる予定の方はご注意を。

14世紀くらいの建物で、ただ今工事中。オスマン帝国に支配されていた時代、モスクだったこともあるらしく、

ちょっとそんな雰囲気もありますね。

こちらはドナウ川をはさんで反対側にあるイシュトバーン大聖堂。

ブダペストで一番印象深かったのがこの教会でした。ドームが素晴らしい。

そして巨大な大理石を使った柱の数々。圧倒されます。

こちらはニューヨークカフェ。観光客しかいませんでした。なにしろお高いので。

確かにゴージャスでしたが味は…それほどでも。内装を見たくて入りました。

こういうところには日本人が多い。

そしてもう次の日には移動。まる一日しか観光できなかった。東駅からウィーンへ向かいます。

次回に続く。

 


旅行準備

2013-03-08 15:37:12 | 

いよいよ旅行が来週に迫ってきました。なにしろ初めての個人旅行なので

何をどのように準備すればいいのか見当もつかず、あっという間に迫ってきたという感じ。

 

とりあえずるるぶのカタログみたいな内容のガイドブックを購入し、概略をつかむ。

そのうえで図書館でいろいろ借りてみて、いいのがあったら購入、というあいかわらずのケチケチぶり。

 

で、良かったのは一番上のブルーガイド社のわがまま歩きシリーズです。私の知りたいところが詳しく

載っており、逆によけいなところはあまりなかったように思います。好みですが。

しかし、重い!いらないところは切り取って持っていくつもりです。

 

ちなみにコースとしてはブダペストで娘と合流し、その後、ウィーン、プラハと列車でまわる行程です。

ブダペストでは娘のホームステイ先の娘さん(同じ大学に通っている)に案内してもらう予定なので、

すべてお任せと考えています。おんぶにだっこ的な…。

問題はそのあとですね。どの駅でどうやって乗るのか(行先によって駅が違うらしい)。駅で降りたら

先に観光するのか、ホテルが先か、荷物はどこに預けるのか、お金はいつ、どこでおろすのか

(JTBのマネーTというカードがあるので、現地のお金をそのまま引き出します)、考え出すとキリがない。

 

私としては、ウィーンなりプラハなりの街並みを眺めたり、古いホテルに泊まったり、お城をちらっと見物できれば

それでいいの、という謙虚な方針で行こうと思っているので、行きと帰りの飛行機に乗り遅れなければ

いいか、と思ってます。まずは成田だな。

 

それにしても長い飛行時間の間、お化粧ってどうしてるんでしょうね。

最初っからスッピンで乗るのか、化粧→落とし→化粧なのか、最初っから

しっぱなしなのか(それだと一体何時間塗ったまま?)。

ヘンなことが気になってしょうがないぽてちです。


スパイダーソリティア上級編

2013-03-07 13:59:18 | 日記

ここしばらくスパイダーソリティアにハマッています。パソコンにもともとインストールされている

メジャーなカードゲームなのでご存知の方も多いはず。

最初初級なんかをやってるときは上級なんて絶対ムリ!と思いますが、

(なにしろ4組全部のシーケンスを完成させろということなので)だんだんに

できてくるようになるもんですね。なにしろ完成したときのスッキリ感がクセになります。

で、ちょっと撮影して見ました。

まずは場を選ぶんですが、こんなキングやエースの多いのは避けます。

シーケンスのはじっこですからね。損です。何度選びなおしても負けにはならないので

次々と見ていきます。

お、これはいいかも。スペードの10,11とダイヤの5,6,7がある。そしてキングとクイーンもスートは

違ってもつながるし…。

だいぶとばしましたが途中経過です。ハートがいい感じ。

こうなるともう完成間近ですね。こんなに調子よくいくのはなかなかないですよー。

大体は最後のターン(と勝手に呼んでいる山札を全部使ってしまった状態)でこねくり回すことになるので。

もうすでに二つのシーケンスが完成。

ついに8つのシーケンスが完成して花火が上がったところです。スッキリ!

移動数228は私にとって非常に少ない方。大体1000回は超えます。

勝率48%ですが、これは最近になって多分8割くらいいくようになったためで、

ずーっと3割以下でした。

思うにこれはフリーセルのように、もしかすると完成率100%なんじゃないか。

つまりはちゃんとやれば必ずできるようになっているのでは?と思うようになってきました。

うー、この思い上がり感。ますますハマりそうなぽてちです。