ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

「チベット天珠」

2008-04-28 12:49:22 | 小モノ
天珠(てんじゅ)って知ってますか?
チベット仏教で魔除けなどの目的で使う、お守りみたいな
ものかな。
1000年くらい前のものだと、何千万円もするそうですが、
これは現代のもの。

飛行機事故のとき、数少ない生存者が、「天珠を身につけていて助かった」
と言ったというのでブームになり、またリチャード・ギアなど
ハリウッドのスターもひそかに集めていると伝えられると値が
あがったようです。

左のが「六眼天珠」、右が「宝瓶天珠」といいます。
それぞれ意味があり、宝瓶は金運とかね。
材質はメノウで、酸やらアルカリやらで模様をつけるらしいです。

その他種類も値段もいろいろ。興味のある方は調べてみては?
私は結構ハマった。

「隠蔽捜査」

2008-04-25 14:24:30 | 読みモノ
「隠蔽捜査」(今野敏)を読んだ。
警察官僚のお話。
竜崎はキャリアである。「東大以外は大学ではない」と言って
はばからない。家のことは妻まかせ。イヤなヤツ。
最初はそう思うが、だんだんに印象が変わっていく。
まず、官僚にありがちな、保身のために必死になるヤツかと
思うとさにあらず。自分の仕事は国家の治安を守ること、と
真剣に考えているのである。
息子の薬物使用に関しても、もみけそうとはせず、
自首させるし、警察庁の隠蔽工作も認めないのである。
なんだ、いいヤツじゃん。
こんな官僚ばかりだといいのにね、と最後には思うのである。
おもしろかった。奥さんもステキ。
次の「果断」も早く読みたい。

ブログって・・・

2008-04-23 10:49:11 | 日記
ブログを始めて3か月たった。

パソコンの扱いもままならず、文章書くのもあまり得意ではなく、
じゃなんで始めたのって話だけど、モノに執着するタチらしく、
気に入ったモノは人に教えたくなるから、デジカメ買ってとりあえず
はじめちゃお、4月までヒマだし、ってことだったような気がする。

実際始めてみると、難しいのだよ、これが。まず文体。
自分で読むためなら公開しなくていいワケだし、有名人でもないから
どんなヤツだか知られてもいない。じゃ一体誰に向かって書いてるの?私。
と考えだすと、不特定多数に向かって書くことがやたら難しい。

よそのひとはどんなブログ書いてるのかしら、と思い、いろいろ
読んで、感想、「ランキング上位のブログって、おもしろくなーい。
なんでこんなのが?」です。おもしろいのは、自分の世界を持ってるひと
のブログ。「オレ様男」「オレ様女」的なひとのブログ。

で、結論は「好きなように書けば良い」なのだ。
べつに評価されるわけでもなし。

蛇足だけど、アクセス解析っておもしろいです。
「へぇー、こんな言葉で検索してるひとがいるんだ」
結構います、マニアックなひと。私もだけど。





北陸ひとり旅

2008-04-21 11:38:12 | 日記
一泊二日で北陸地方へ行ってきました。
写真は黒部のあたりを富山からみたところ。

新幹線→新幹線→特急→普通と乗りつぎ、5時間。
やっと石川県白山市(美川町)に着いた。鄙びている。大いに。

去年の一周忌ではタクシー乗り場にタクシーがいなくて、
キレかかったものだけど、今年は旅館の場所もわかっているし、
「郷に入っては郷に従え」と余裕なのだ。
とにかくこの町ではゆったりのんびりした気持じゃないと
楽しめないのです。
町内にスーパーはおそらく一軒。コンビニもおそらく一軒。
(新聞にかいてあったけど、北陸ってセブンイレブンが今まで
なくて、最近第一号店がどこかにオープンしたらしい。)
旅館も一軒。わかりやすい。

しかし、お寺はすごーくりっぱ。



横長すぎて(十間はあった)写真に写らなかったけど、荘厳でした。

旅館の食事も鄙びていた。ホタルイカ、ズワイガニ、山菜・・・
ものすごい品数だが、野菜中心で食物繊維たっぷり。

さて、帰りに金沢駅で降りてみた。



こーんな巨大な門(鼓門というらしい)があった。

そして帰り。直江津で乗務員がJR西日本からJR東日本に
替わるとなんとなくホッとするのはナゼ?
やっぱ西日本はアウェイなのだよ、わたしは。
でもまた行ってみたいぞ、石川県。

「ライダー定食」

2008-04-17 15:21:01 | 読みモノ
「ライダー定食」(東直己)を読んだ。
ハードボイルド作家ということらしいが、この短編集は
ずいぶん前の作品であることもあり、別のジャンルなのだろう。

箸や蝿が主人公だったり、ちょっとした関連のあるひとびとの
生活をつぎつぎ追ってみたり、おもしろい味の作品群。

でも極めつけは「ライダー定食」だろう。
おそろしく自意識過剰の人づきあいのヘタな女が、
北海道をツーリングしながら、しだいに心がほどけていく、
って話かと思いきや、ラスト数ページでの衝撃の展開。
「えっ、ちょっ・・なにぃー!」驚くというより狼狽したです。
100人が100人、こんな展開は予想できないよ。
作者のほくそえんでる顔がみえるようだわ。
はー、びっくりした。

わたくし、明日から北陸方面へでかけます。