ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 4

2017-03-31 10:07:19 | 

プラハ3日目。

まずは地下鉄で有名なダンシング・ビルを目指します。

長ーいエスカレーター。

 

これです。ダンスをしているようですよね。90年代に登場したときは、賛否両論だったそうです。

 

 

ビルの反対側に伸びている通り(マサリク川岸通り)沿いにトラムで北上します。

 

トラムからの眺め。プラハ城が雨に煙って美しい。

 

シナゴーグ。この辺はユダヤ人地区で、高級住宅地なのだそうです。

 

何かの撮影が行われていました。

 

パリ通り。この通りの建物の屋上には必ず何か塔のようなものが乗っています。

 

さて、今日の目的その2。旧市街広場近くの路地を散策。またまた珍しい紋章発見です。ご覧ください。

ティーン教会の裏あたりをウロウロすると…。

 

ゴールドリング発見。

 

たぶん、ネポムツキー。

 

有名な「熊つかいに連れてこられた熊」

 

これを探すのに苦労しました。鐘の埋まった家。なんと広場に面しているではないですか。やれやれ。

それでは第3の目的、市民会館のガイドツアーへ向かいます。

 

まずは入ってすぐの窓口で、ツアーの申し込み。その後、時間があるのでカフェに寄りました。

わかりにくくて申し訳ない。壁に埋まった黒い聖母が目印の、黒い聖母の家。キュビズム建築。1910年代築。

ふむふむ。今まで見てきた建物とは趣が異なります。

 

中の階段がすごい。

 

 

2階のオリエントカフェです。雰囲気いいです。

 

それでは時間なので市民会館へ。公民館みたいなのを想像しないでくださいね。なぜか外観を撮り忘れましたが、

アールヌーボーのデコラティブな堂々たる建物です。

スメタナホール。

 

ムハ作の天井。

 

ほらね。豪華絢爛でしょう。当時はまたまた賛否両論だったようです。ぽてちからすると、いろんな建築が見られてうれしいです。

 

さぁ、見るもの見たら、またビールを飲みに行きますよー。今夜は迷った末、4年前にも行ったウ・ドゥヴォ・コチュク。

ホテルを出て、この有名な建物(名前は忘れた)の前を通り、

 

こんなオブジェ(回転しながら変形する)も見たりしつつ、ピヴニツェに到着。

 

入った途端、タバコの匂いと大声がうるさかったのですが、「タバコ、吸わないですか?」と聞かれ、吸わないと伝えると、

奥のリザーブの札がある席へ案内されました。全く別の店のように静か。

 

注文したのは、豚の膝肉です。名物料理みたいです。二人で1個で十分。コラーゲンたっぷりって感じです。

おいしかった。ちょっと照り焼きみたいなお味。ビールに合います。

いつも写真撮る前にビールに口をつけててすみません。早く飲みたい!(いやしいぽてちです)

 

プラハ最後の夜なので、ぐるっと歩いて夜景を楽しみました。国民劇場。

 

やっぱり路地はいい。

明日はプラハを発って、ウィーンに向かいます。

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 3

2017-03-30 11:05:40 | 

プラハ2日目の午後から。

いったんホテルに戻り、休憩。これ、ぽてちには必須です。ホテルが中心地から外れた所の人は一日出ずっぱりなんですかね。疲れそう。

ぽてちは必ずと言っていいほどホテルに戻って靴を脱いだり、トイレ行ったりしなくては疲れて保ちません。

ゆえにホテルは中心部じゃないとダメなんです。

 そういえばプラハのトイレはほとんど有料です(レストラン等は除く。プラハ城は有料)。小銭を持っていないと困ったことになりますのでご注意を。

 

ホテル沿いのナ・プシコピェ通りを散策。ここは建築の見本市のように、いろんな時代のうつくしいビルが並んでいます。

写真を撮らずにいられませんよ。

左奥の白っぽい建物がホテルです。その右側の建物もすばらしいですね。

ぽてちが思うに、昔の貴族の屋敷だったのではないでしょうか。

フィレンツェでも貴族の屋敷がホテルでしたし。

 

建物に見とれているうちに火薬塔に着きました。

ここから旧市街広場を目指します。

 

 

着きました。右に見えるのが右岸の聖ミクラーシュ教会です。コンサートが開かれることで有名。

天文時計。懐かしい。

 

さて、夜はどこでご飯を食べる?というよりどこでビールを飲む?

この、キュビズム街灯の近くにある、ガイドブックでおなじみ、ウ・ピンカスーです。ホテルからも至近距離で安心して飲めます。

 

ソーセージとホースラディッシュやらパプリカやら、見たことのない野菜の盛り合わせ。そしてジョッキのビール。

どうやら地元ではビールを味わうことが目的の人がほとんどで、ビールのみ、またはビールとバゲットのみのひとが多いようです。

料理を注文しているのはぽてち達と隣の韓国人だけでした。そしてまた、ビールがこのうえなくおいしい。普段はジョッキでは飲まないぽてちも、

グビグビいけました。さらに、安い。チェコビール最高!

 

ちなみにウィーン、ブダペストでもビールを飲みましたが、主人曰く、一番はプラハだったそうです。

次回はプラハ3日目。

 

 

 

 

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 2

2017-03-29 13:37:49 | 

出発当日。家からのタクシー代、2000円。新幹線代二人で15,000円。スカイライナー二人で5,000円。(概算)という、

いつもながら「何で国内でこんなに交通費が?」との思いを胸に、成田へ向かいます。

 

今回はプレミアムエコノミーという、安いんだか高いんだかわからないランクの座席です。初めて。言い忘れましたが、今回もエールフランスです。

しかもちょっとケチッて往きのみ。以下、エコノミーとの違い。

優先搭乗。スカイプライオリティー扱い。これは楽です。搭乗だけで30分くらいかかりますからね。しかも、片道のみのプレエコでしたが、

帰りもスカイプライオリティー扱い。(実は後から気づいた。残念)

座席が広い。フットレストつき。リクライニングは後ろの席に関係なし。羽枕(これは実際わからなかった)。ウールの毛布(これは完全に違ってました。ポリでした)。

ディスプレィ画面のサイズが大きい。ヘッドホンの性能が良く、エンジン音が聞こえず楽しめる。など。

 

成田のカウンターでは、「ビジネスの空席がありますがどうしますか?」とアップグレードの提示がありました。キター。

追加料金は、一人3万だったか、6万だったか忘れた(肝心のことを!)。

そういうことって、ウワサには聞いていたが、ホントにあるのね。

でも二階級特進は敷居が高すぎて、チャンスとは思いましたが、今回はやめました。もしぽてち達がビジネスにしたら、

空いたプレエコ2席分をまた売るんでしょうね。なんかちょっと腑に落ちない気がします。

 

で、搭乗後、ポーチが配られました。これもプレエコのみ。

デザインは半年ごとに変わるとか。

 

 

中身は機内で使うものですね。ぽてち的には靴下がよかった。一番上の、アイマスクと一緒になったフリース素材です。

非常口横の座席だったのですが、冷気が入ってきて寒かったので。

 

ウェルカムシャンパン(と勝手に呼んでいるがソフトドリンクもあります)のあと、お食事。

メニューを見ると、食事も違うらしく、期待が高まります。

 

おぉ、たしかにフォアグラだ。エビとホタテもエコノミーでは見たことない食材。

おいしかったです。ちなみにコップはガラス製でした。

 

2度目の食事はあまり違いが感じられず。パンはヤマザキかい。

 

50分早く着陸し、恐れていたパリの乗り継ぎも、こんな長い通路を歩かされますが、時間的に余裕がありました。

 

プラハへの機内での軽食。なんのサンドイッチか忘れた。

 

プラハには夜8時頃着きました。まずはATMを探します。その後、チケット売り場で72時間の乗り放題チケット購入。

地下鉄、バス、トラム、ケーブルカー共通です。

タクシーに乗る前にホテルの名前を言って大体の料金を聞き、660コルナとのこと。到着時にメーターを確認すると、

ピッタリ660コルナ(ちなみに1チェココルナは4~5円です)。タクシードライバーはものすごく飛ばします。

前回もそうでした。シートベルト忘れずに。ちなみに車種はシュコダ。チェコ製のクルマです。

内装もいいし、いかにも欧州車らしい走りでなかなかいいです。国内シェア1位だそう。

 

ホテル到着。前と同じリバティ。30室くらいの小さなホテルですが、とにかくゴージャスです。

画像ではわかりにくいのですが、天井がおそろしく高い。日本の倍くらいに見えます。

ベッドの前の何も置いていない空間が六畳分くらいあります。とにかく今まで泊った

ホテルで一番広い。

L字形の部屋で、こんなソファコーナーもあり、ベランダつき。

洗面台は前回二つでしたが、今回は一個。タオル類は高級。スリッパ、バスローブつき。

これで一泊一部屋1万しないのです。チェコ万歳。他のホテルはどうか知らないけど。

場所は地下鉄ムーステク駅に隣接。いうことなし。あまり人に教えたくないくらいです。

 

朝食はこんな感じ。クロワッサンがウマい。

 

プラハ2日目はまず、22番のトラムでプラハ城を目指します。乗ってすぐの刻印を忘れずに。

一回刻印したらもうチケットは失くさないよう、バッグの奥にしまいます。万一の検札時には出せるようにしておきます。

時間が早いので、途中下車し、聖ミクラーシュ教会(ヴルタヴァ川左岸の方)を訪れようとしたら、改修中でなんとお休み。

結構ショック。モーツァルトの弾いたオルガンまた見たかったー。

 

前回の旅の時の写真。きれいだー。ぜひ行った方がいいです。

 

それでは、と、カレル橋へ向かいます。

遠くに見えるのはプラハ城。

ヤン・ネポムツキーが橋から落とされた場所です。殉教者です。

 

橋から引き返す途中の路地。このちょっとぐにゃっとした石畳がプラハの特徴。

馬車の車輪の跡を残していると聞いたことがあります。いたるところで修復工事がされているのは前回と同じ。

 

こんなかわいいトラムに乗って、いざプラハ城へ。

と思ったら、前回はなかったセキュリティチェックがあるらしく、30分も並びました。

韓国人多し。大韓航空がチェコ航空を買収したとかで、韓国ではチェコブームなんでしょうね。

 

巨大ですがなんとか収まった。

 

前回勉強不足でわからなかったミュシャ(ムハ)のステンドグラスを発見。きれいなんだ。

 

ヤン・ネポムツキーのお墓。純銀製で、重さ2t(だったと記憶しています)。

 

今回は城内のカフェに入りました。アップルシュトルーデルがおいしかった。ほおずきがついてて、おいしいんですねー。初めていただきました。

 

テラス席だったので、プラハの街が一望できました。

 

旧王宮の大広間。天井のアーチが美しい。当時、ヨーロッパ中でもなかなかない広さだったそうです。

 

城を出て、フラッチャニ地区を抜けて(宮殿や庭園が多い)、ストラホフ修道院を目指します。

大変美しい図書館が有名ですが、外から見るだけなので、ガッカリすることうけあいます。(画像なし)

今回行きたかったのは、修道院のビアホールです。

プラハ初ビール!ウマい。グラーシュもスパイシーで良かった。白いのはクネドリーキという、チェコの主食で、

蒸しパンみたいなものです。3種類6枚で食パン3枚分はあったと思う。完食できず。

 

午後はマラーストラナ観光。建物に取り付けられた看板のような表札のようなものがおもしろくていっぱい写真撮りました。

以下、ご覧ください。

 

ずらっと並べましたが、まだまだあるのだと思います。

 

ちなみに通りはこんな感じ。

疲れてきたので、午後からの観光は次回。お疲れさまでした。

 

 


二度目のプラハ、ウィーン、ブダペスト 1

2017-03-28 14:07:53 | 

今年もまたヨーロッパに行ってきました。忘れないうちにブログで残しておきます。

また、これからこちら方面の旅行を計画されている方の参考(ちょっぴりでも)になれば幸いです。

 

まずは準備編。こんなガイドブックを買いました。ほぼAmazonで。「地球の歩き方」には3都市まとめて載っているのがなかったので…。

「プラハを歩く」…歴史を学ぶのには良いと思います。地図など、詳しくないので、ガイドブックとしてはあまり参考にならないかも。

「プラハ迷宮の散歩道」…ガイドブックとして、かなり使えました。写真もきれいです。(現地に置いてきました)

「ウィーン旧市街とっておきの散歩道」…地図が載っているのですが、初めて行って路地を探すのは難しいと思いました。写真はきれいです。(これも置いてきた)

「ブダペスト旅物語」…写真はきれいです。巻頭の地図が使えそうで、そこだけ切り取って持っていきました。いかんせん、重い!

「トラベルデイズ ウィーン、プラハ、ブダペスト」…スマホに地図とアプリを入れていけば、それでOKというふれこみでしたが、使えませんでした。

この本のせいなのか、持って行ったWIFIルーターのせいか、使う人(主人)のせいか、肝心の時に使えず、本をそのまま持っていけばよかった(切り取って必要なところだけ持って行った)。

 

結論としては、「地球の歩き方」でぜひ3都市まとめた本を出してください!です。

 

さて。今まで作ろうと思いつつ、後回しにしていたのが、持ち物リスト。今回は張り切って作ってみましたよ。

衣類はその都度違うので書いてませんが、今回は、下着(古いものを持って行って捨ててくる作戦)、ズボン3本、

ハイネックリブセーター(ユニクロ薄手)2枚、ネルシャツ薄手と厚手(中に着たり、外に着たりで温度調節できるかな、と)セーター2枚(ついでにいうとハニーズ)、

コンサートのためのワンピースとカーディガン、ダウンジャケット。そして当日着ていったワンピースとコート。ちなみにこの時はいていた、サポートタイプの

タイツが、飛行機に乗るのには最適でした。なんと足が全くむくまなかった!初めてです。いつも靴が入らなくて苦労するのに。

次回もキツキツのタイツをはいていこうと決めました。

表の中でおすすめは、スニーカー(プラハはほぼ100%ゴツゴツの石畳)、スリッパ(機内とホテルで必要)、エコバッグ(スーパーではレジ袋はあまり見ない)、

割りばし、スプーン(同じく、見たことない)、洗濯ネット(大きいのに衣類を詰め込むとパッキングしやすい。2枚あると、洗濯物も仕分けできて便利)、

流せるウェットシート(列車の中など、あまりきれいでないトイレ用)、ちなみにウォシュレット必須の方は、「おしりセレブ」なるものもあります。

コンディショナー(5つ星は泊ったことがないのでわかりませんが、4つ星ではあまり見かけない)。

 

ぽてちにとってより必要なのは、前日までと、当日やることリスト。バタバタしていると、忘れがちなので。要編集だな。

 

それと海外キャッシングについて。旅行で使う外貨を得るのに、一番得なのはキャッシングだと思いました。キャッシングというと、聞こえが悪く、

金利が高そうに思いますが、実はそうではありませんでした。今まで銀行で両替してかなり損してました。

お手軽に、クレジットカードで簡単に引き出せます。

大きな都市であれば、空港、駅、繁華街など、いたるところにATMがあるので、探すのにそんなに苦労はしないはずです。

カード会社のサイトではシミュレーションもできるので、現地で迷うことなく操作できます。

特に今回のようにチェココルナ、ユーロ、フォリントと、複数の通貨があるときは、現地の通貨で出てくるので楽です。レートもよかったし、手数料は、

引き出すごとに200円ほどかかりますが、(国内の休日分くらい?)今回、合わせて7万ほど引き出して、金利は300円くらいでした。

ただし帰国後すぐに電話して繰り上げし、次の日までに指定口座に振り込む必要あり。

「あー疲れたー。」とのんびりしたいところですが、当日忘れないでくださいね。カード会社の海外キャッシングの説明には、次回の引き落としで、と

書いてあり、繰り上げのことは書いてないはずですが、電話するとすぐに金額を教えてくれます。

 

交通機関の準備としては、プラハ~ウィーン間とウィーン~ブダペスト間の列車のチケット。代理店に頼むより自分でやるほうが、半額以下で買えます。

チェコ国鉄とオーストリア国鉄のサイトから、英語で買えます。買い方は、ブログなどで丁寧に教えてくれる人がいますので、そちらを参考に。

オンラインチケットなので、プリントアウトしたものを、検札が回ってきたとき見せるだけ。駅には改札というものがないので、そのまま乗り込んでいいのです。

 

今回のメインイベントは、ウィーン楽友協会でのウィーンフィル定期演奏会です。これは自分で確保はほぼ不可能でしょう。地元の「オテロ」という代理店に

お願いしました。日本語で大丈夫。正規価格104ユーロプラス60%の手数料です。ほぼ確保できる実績があるそうです。

たとえ来日しても、新幹線で見に行くことを考えると安いのでは?チケットはウィーンのツーリストインフォメーションで受け取ります。

 

あとはブダペストで必見の、国会議事堂ガイドツアー(英語)。これもネットで予約できます。結構混んでいたので、予約したほうがいいと思いました。

 

準備万端。次回はいよいよ出発。