ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

「邪悪の家」

2008-08-30 11:31:55 | 読みモノ
「邪悪の家」(アガサ・クリスティー)を読んだ。
最近の日本の小説は、社会情勢を反映しすぎてて、
ちょっと読んでて疲れる。身につまされる、というか…
その点、昔のミステリーは、すっと異世界に入っていける。
本の中で遊べる。これがいい。

無名の作品の割には、動機やトリックがすぐれていたように
思います。おもしろかった。

久々のブログ。ヤフオクで初めて落札できなかった。
ちょっとショックである。でも、かなり値をつりあげたので、
ザマーミロ的な気にもなる。今日も入札しているので、
絶対とりたいです。

「恋のかたち、愛のいろ」

2008-08-25 12:16:23 | 読みモノ
「恋のかたち、愛のいろ」を読んだ。
アンソロジーです。女性作家の短編恋愛小説集。

やっぱり角田光代がダントツウマい。次が朝倉かすみか。
ちょっと他の作家と落差がありすぎて気の毒なくらい。

どうしてあんなに多作なのにこんなにウマく書けるかねぇ。
不思議なくらいです。

「さよなら渓谷」

2008-08-23 14:47:00 | 読みモノ

「さよなら渓谷」(吉田修一)を読んだ。
最初、秋田の連続殺人事件を取り扱った小説かと
思ったら、犯人の隣の家に住む夫婦の話。

事件の加害者と被害者が一緒に住んでいるというのは
今までなかったなあ。どうとらえていいのか、悩む。
「決壊」を思い起こさせる内容。
「赦す」「赦さない」という問題に行き着くのか。

そろそろ涼しくなり、読書の季節だ。


輪箱飯

2008-08-22 13:04:49 | 食べモノ
父が遊びに来たので、食べたものをふたつほど。
上の写真。「輪箱飯」と書いて、「わっぱめし」。
鮭、山菜、カニ、卵焼きがのったごはんに、
牛肉とごぼうのいり煮、インゲンのくるみあえ、みそ漬け
などがついてました。
次。



川沿いのおそば屋さんで、そば二種もり(天ぷらつき)。
更科と、古式そば。色が濃い。
川床でいただきました。気持ちいい。

どっちもおいしかったー。

肥蝶山

2008-08-17 15:07:44 | 古いモノ
肥蝶山て知ってますか?昔有田(伊万里)から海外へ輸出された
古伊万里のこと(?)らしい。実は私もよくわからない。
写真はその肥蝶山と呼ばれるもののうちの八寸鉢です。
かなり大きい。写真より色鮮やかで、いかにも日本という
絵柄で、外国人受けするデザイン。
縁の金ははげてますが、それ以外はきれいで、とても
江戸のものとは思えません。
ヤフオクで、ちょっとがんばってしまいました。
わたしの場合、本当に欲しいものしか入札しないので、
(つまりお買い得なものは興味ないので)ついつい
最後までつきあって、結局今まで入札して落札できなかった
ものはないのであります。
そんな人もいるのですよ。