ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

湖水地方とスコットランドへの旅 13.旅の終わり

2024-06-10 07:37:00 | 

旅の終わりはいつも切ない。もう二度と来ない街。二度と見られない景色…。

雨の中、早朝にトラム停留所へ向かいます。またホテルの朝食食べ損ねた。5回中2回も。残念。

 

エディンバラトラムは今のところ一路線で、西方面はすべてエアポート行き。分かりやすい。30分くらいで着きました。

エディンバラ空港は国際線、国内線の区別はなくて、こじんまりした空港です。マンチェスター空港の方が大きかった。

朝食にカフェで一個800円(!)くらいのフツーのクロワッサンとコーヒーをいただく。

 

11時半くらいの便でした。

 

アムステルダム スキポール空港までは1時間半もないくらいなので、軽食も急いで食べないと、すぐに回収されてしまうほど。

 

アムステルダム。まだオランダには来たことがないぽてち。いつかね。

帰りは乗り継ぎ時間もちょうどいい1時間45分くらいでした。

 

ちなみに帰りの航路はハンガリーあたりから黒海をとおり、中国を横切るコース。

行きのカナダ、グリーンランドコースと合わせると、ぐるっと地球を一周したことになる。こんなの初めて。

でも帰りは揺れたなぁ。ロシア上空の安定した気流がいいんですけどね。中国系の航空会社だと通れるらしい。

まずい一度目の食事の後にでてきたこのタルトみたいなのはおいしかった。

 

二度目の食事はちょっと変わったパンの中にオムレツみたいのが入ったヤツ。おいしかった。

これくらいのボリュームでちょうどいい。

 

成田に着くと、まずは湿気でイヤになりました。もう梅雨入りしたのかと思った。ムンムンです。

3月に帰国した時にもムンムンだったので、これがアジアの空気なのだと思います。ぽてちはいくら乾燥しててもいいな。

 

そしていつものように新幹線で爆睡し、ぽてちの住む街に着きました。

 

最後に今回の旅の感想

1.イギリスは聞きしに勝るインフレで、デフレの日本との価格の差がすごいことになっていた。これでは海外旅行も厳しい。

2.シルバー割引きは、日本では証明書を見せないとダメだけど、こちらが申告するだけでOKだった。寛容。

3.湖水地方は暖かかったが、エディンバラは寒かった。セーター着ても暑くなかった。

4.イギリス人はとても気さくで、バスの隣の人とか、知らない人とも会話するのね。そして礼儀正しい人が大半だった。日本人も見習いたい。

5.雨の日には防水の上着を着ていても傘はさした方がいい。靴も合皮のスニーカーは全く濡れなかったが、ジョギングシューズみたいのはダメだった。

濡れると寒いし、体力消耗しますね。夫はずぶぬれになって、日本に帰ってから時間差でカゼをひき、2週間以上たった今もせきがひどいです。

6.逆にぽてちは今回連泊(3泊と5泊)にしたせいか、あたたかくしたせいか、旅行中も、帰ってからも体調いい。前回は帰りの機内で

エチケット袋のお世話になったのにね。もしかしたらプール通いの効果かな。坂道でもあまり息切れしなかった。実に優秀でしたな。

7.もっとカップ麺いっぱい持っていけば良かった。汁物はどうしても食べたくなるし、おダシの味も恋しくなる。物価高対策にもなる。

乾き物のおつまみ、大量に持っていきましたが、正解でした。この次も持っていこう。軽いし。

8.スーパーでは缶ビールより瓶ビールが多い気がした。次回から栓抜き(コルク抜き付き)を持っていこう。

9.上の画像はチタン製カトラリーセット。スーパーで買ってきた食品をホテルで食べるときに、これはおすすめ。

軽いし、箸も二膳入っていて、二人用としてはちょうどいい。ナイフ、スプーン、フォークは一個ずつで間に合います。

今回、大活躍してくれました。

10.イギリスの景色、雰囲気は他のヨーロッパに比べると、質実剛健というか、ちょっと陰鬱な印象でした。決して華麗さや洒脱さはないですが、

日本人にはなじみやすいかも。

 

次回は…じっくり考えますが、南イタリアはまだ行ったことがないので行ってみたい。

 


湖水地方とスコットランドへの旅 11.ハイランド地方へ

2024-06-08 07:37:11 | 

今日はオプショナルツアーを利用して、スコットランド北部、ハイランド地方まで出かけます。

 

自力ではなかなか行けませんからね。こういうのも活用しないと。

 

朝7時半には集合場所のバスステーションに着きました。ホテルからは近くて早起きしなくて良かったけど、ホテルの朝食食べそびれたのは残念。

 

早くもたくさんの人たちが集まっていて、点呼をとられていました。

見たところ、アメリカ人や、ドイツ人などなどでした。

 

出発。パンフレットではリンリスゴー宮殿、スターリング城なんかを車上から見学、みたいに書いてあったが、バスはそんなことお構いなしに

幹線道路をビュンビュン飛ばし、一路山岳地帯を目指します。ドライバーがガイド兼任で、しゃべりながら運転します。

 

 

こんなベンツのバスです。10人くらいが乗ってました。

 

水道橋、か?

 

もしかしてお城、か?英語ガイドなので何もわからないまま休憩地へ。

 

景色は一変、山岳地帯に入ってきました。

 

聞くところによると、ゲームオブスローンズとかブレイブハートとか、今回のツアーでまわるところが結構ロケ地になっているそうです。

この辺から国立公園みたいです。ウォーキングの人々がいます。

でも日本と違い、店やレストハウス的なものはおろか、トイレや駐車場すらない。

ほんとに手つかずの自然なのですね。

 

ツアーのドライバーはみんなキルトをはいてました。

正装かと思っていたがそうでもないらしく、カジュアルに着ている人も見かけました。

 

スコットランドのナショナルトラストはこういうマークなのか。湖水地方で見かけたのと違う。

 

グレンコー、ベン・ネビス山を通り、湖も過ぎ、お昼にネス湖に到着。

かなり高緯度にあるのに暖かい。海流の影響でしょうか。

 

 

パブでビールとハギスのスコッチエッグ。最初で最後のハギス。でもまた冷え冷えで、味がわかりませんでした。

 

フォート・オーガスタス。ネス湖の入り口。もっとゆっくり水門を見物したかった。船をロック(水門)に閉じ込めて

水を出し入れし、水面を同じ高さにしてから開いて通過させるアレ。

が、クルーズの時間がギリギリで、さっそく乗船。

 

 

こういう船で45分位かけてクルーズするのですが、船内でネッシー(ちなみにこの言葉は使われていなかった。

モンスターとかクリーチャーとか呼んでたので、え、日本だけの呼び方か?と思ってしまった)の説明を聞いて終わり。特に珍しい景色もなし。

こんなんだったらサボッて水門眺めてればよかった。クルーズはおすすめしません。単に、ネス湖で船に乗った、というだけ。

 

バスは東寄りの別ルートで帰路に着きます。ケインゴーム国立公園。

 

黄色い花はハリエニシダだと思う。これもイギリスの小説でよく聞く名前だな。

 

最後に休憩で寄った店。田舎にあるけどありとあらゆるおみやげ、食品、雑貨などとにかくすごい品揃えで、大きな店でした。

そしてツアーの乗客の皆さん及びドライバーは飲んだり食べたり、四六時中してるんでびっくり。

その割にトイレにあまり行かないのね。

 

エディンバラ市内に戻ってきました。

 

フォース鉄橋、世界遺産です。建設には日本人が技師長として携わった(1890年完成)という。

明るいけど、到着は夜の8時頃でした。

徒歩は無しだけど、何百キロ、12時間もバスに乗っていると疲れますね。

ぽてちとしては、自然もいいがお城や宮殿を遠くからでも眺めたかったです。

 

明日は路線バスでお出かけです。

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 10.エディンバラ城

2024-06-07 07:33:51 | 

二日目の朝食は、ニシンのソテーパセリ入りバターソースにしました。身欠きにしんっぽく、なつかしい味がしました。ボリューム的にちょっと物足りないかな。

今日は10時半からの入場で予約してあったエディンバラ城へ向かいます。一日徒歩ですよ。

その前に、ウェイバリー駅へ。エディンバラにはもう一つヘイマーケットという駅がありますが、大きいのはウェイバリー駅です。

 

駅に着きました。ここから地下に降りていく感じ。向こう隣りはバルモラルホテルです。

あ、してみるとバルモラルも地下5階とかになってる?

 

時計塔が目印です。堂々の最高級ホテル。5泊で60万くらいだった。

 

駅に来た理由は、両替です。郵便局でやってくれます。赤丸の中にpost officeって書いてある。小っさ。10年前の旅行で余った旧券を新券に替えてもらいにきたのです。

局員に何やら早口で尋ねられてわからなかったが、どこのホテルに泊まっているのか、と聞かれたようでした。

旅行者だと確認したかったみたい。さすがにUKになると皆さん早口でまくし立ててくるので、聞き取るのが大変。

他のヨーロッパの国のように向こうも考え考え英語をしゃべってくれないので(当たり前だが)。せめてクイーンズイングリッシュで話してほしい(って無理か)。

 

 

スコットランドの紙幣とイングランドの紙幣を取り混ぜていただきました。

こちらはイングランドの10ポンド紙幣。透かしやホログラムもあるが、このグレイの部分、ビニールみたいに透明なのです。びっくり。

ちなみにイングランドの紙幣はスコットランドで使えますが、スコットランドの紙幣はイングランドでは使えないことがあるそうなのでご注意を。

 

ついでに駅構内も探索してみる。

 

ここ探してたんです。待合室。古そうだなぁ。かっこいい。

駅前のプリンシズストリートに戻ります。

 

ひときわ目立つ、真っ黒なスコット記念塔。作家の記念碑です。

 

1838年創業の老舗デパート、JENNERS。楽しみにしてたのに、なんと閉店していました。200年近くも営業してたのにねぇ。なんてこと。

 

そのかわり、というかユニクロが並びにオープンしてました。一等地ですよ。

実は便利なプリンシズストリート沿い近辺のホテルにしたかったんですが、とにかくお高く、直前になると値下げするかと思いきや、

全然高いままで、しょうがなくロイヤルスコッツクラブにしたのでした。でも疲れて帰るのにはちょっと遠かったな。歩いて10分くらい。

これが毎日となると足に効いてきます。

昨日のようにオールドタウンへてくてく登っていきます。

 

 

今日の演奏者は赤系のコーディネートですね。

 

 

エディンバラ城に着きました。ここは地形からも分かる通り、天然の要塞です。

何度も破壊と建築を繰り返してきたとのこと。

 

 

なんかねぇ。こういうところって、テーマパーク感があって、ぽてちは正直イマイチなんです。

 

景色はいい。ニュータウン方面を望む。右手の真っ黒なのがスコット記念塔。向こうに海(フォース湾)まで見えます。

これはなんとかいう、一番口径のおおきな大砲。

 

一番古い建物。聖マーガレット礼拝堂です。1110年造。

 

三種の宝器も見ました。撮影禁止なので載せられませんが。しかし、本物かねぇ。レプリカでしょうね。

日本の三種の神器はレプリカですら誰も見たことないけど。

 

グレートホール。武器がいっぱい。あと、戦争博物館も見ました。戦いって何度も何度も繰り返すものなのね。

 

さて、お待ちかね、ワンオクロックガンです。午後1時にこの大砲を市街に向けて撃ち鳴らすんです。最前列で見れました。

お菓子のドン(バクダン)みたいだった。

見学後、東方面へ向かい、ロイヤルマイル付近をぶらぶらします。まずはお昼。

 

エディンバラは中華料理店が多いです。日本料理はあまり見なかった。鶏肉のヤキソバと担々麺を注文。

なんでチャーハンにしなかったんだろ。麺と麺をシェアしました。担々麺の麺は米粉かな。白い。

 

店の窓からエレファントハウスという、J・K・ローリングが通っていたカフェ発見。火事になったとかで、今は別の場所でやってます、と張り紙がしてあった。

 

さらに、近くのボビーの像を見に行った。主人の死後、14年も墓に通ったという、スコットランド版ハチ公ですな。

 

キルテインというキルトやさん。娘へのおみやを買いました。

 

このカシミアマフラーです。セールだったけど、妙に安かったなぁ。息子へのおみやのネクタイは、ヘクター・ラッセルというお店で買いました。

 

ぽてちのおみやは、

ファッジハウスというお店で買ったファッジです。話にはよく聞いていたが、食べるのは初めて。

柔らかいキャラメルのような感じかな。帰国時スーツケースに入れておいたら溶けて全体が一つになっていた。しみ出すほどではないけど。

味はいいです。スパイシーなもの、ナッツ系などあり。すごく甘いが疲れた時にはいい。

その他、自分のおみやは無し。欲しいものもないしねぇ。カシミアの薄手のストールがあれば欲しかったが、マフラーばかりだった。

 

聖ジャイルズ大聖堂にも行きました。

 

シスル礼拝堂。天井がすごいことになっています。初めて見た。

 

この方は宗教改革で有名なジョン・ノックスという人で、かなり過激な方だったらしいです。

 

ロイヤルマイルはお土産物屋さんと専門店と飲食店が入り混じった通りでした。

帰り道、明日のオプショナルツアーの集合場所を確認して帰りました。

 

 

 

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 12.ロスリン礼拝堂とブリタニア号

2024-06-06 09:46:34 | 

旅も終盤、お出かけは今日が最後。路線バスとトラムを使って郊外へ。南のロスリン礼拝堂と、北にあるリース港に接岸しているブリタニア号を訪れます。

 

プリンシズストリートからバスに乗ります。37番のバスは行き先が2つに分かれているので要注意。違う方に乗ると礼拝堂には行きません。

バスはロジアンバスと言います。エディンバラ周辺はロジアンと呼ばれる地域なのです。

 

 

行き先を告げ(といっても均一価格なんですけどね)タップしてチケット購入。

せっかくなので二階に乗りました。目的地まで40分くらいでした。こんな風にバス内前方に次の停留所の案内が出るので便利。

 

霧が濃くなってきました。これ以降、帰国まで雨が降ったりやんだりで、今までの好天がいかにラッキーだったか、思い知らされましたよ。

 

 

バス停は「ロスリンホテル」だったと思う。このTHE ORIGINAL ROSSLYN INNの前に停まります。

 

標識に従って歩いていくと、まもなく駐車場に着きます。

 

おぉ、霧に煙るロスリン礼拝堂。晴天より逆に雰囲気ありますね。ダヴィンチコードで、聖杯を求めてやってきた礼拝堂です。

地下の聖具室には映画の一場面が紹介されており、映画公開直後はおそらく大変な人気だったんでしょうね。

ロスリン礼拝堂は15世紀、オークニー諸島の貴族、ウィリアム・セント・クレアによって建てられました。

とにかくここは謎めいたレリーフが外壁や内部に数多くあり、訪れた皆さんはパンフレット片手にあっちこっち探していましたよ。

テンプル騎士団やフリーメイソンとのつながりを暗示するレリーフもあり(それで映画に使われたんでしょう)、想像をかきたてられます。

内部は撮影禁止なので、外回りのレリーフを紹介しますね。

 

腹をすかせたキツネからガチョウを守ろうとしている農婦。

 

ラクダ。

 

笛を吹く天使。

 

フリーメイソンのシンボル、定規とコンパス。

 

ユーモラスなガーゴイル。外部のレリーフたちは礼拝堂内部と違って、風雨にさらされているせいか、見つけにくかった。

 

その他、受付でもらえるこちらのパンフレットにいろいろ載っております。日本語版あり。

 

チャペル内部の数々のレリーフ。コロンブスのアメリカ大陸発見前の建築なのに、トウモロコシやアロエなど

北アメリカ由来のものが彫られているとか、謎探し、宝探しの気分を味わえて、とっても楽しかったです。

郊外の小さな礼拝堂というのも訪れる機会はなかなかないので、貴重な体験でした。

 

さて、午前の部はこれにて終了。午後はどこへ行こうか即興で考えました。

結果、英国王室の船として活躍したブリタニア号を見に行こうということになりました。海へも行ってみたいし。

 

バスでウェイバリー駅まで引き返し、まずはお昼。

面倒なので、ウェイバリー駅のショッピングモール内の寿司とラーメンのお店へ。

 

とんこつラーメンとのことだったが、白湯スープに米粉の麺。とてもラーメンとは言えませんが、

これで11.9ポンド、約2300円くらい。一杯のお値段ですよー。

味は、白湯に米粉の麺の味。ラーメンらしいダシが全く効いておらず、これが日本のラーメンだと思われたくない。

 

プリンシズストリートからちょっと北側寄りの通りからバスに乗りました。即座にバス停をみつけて乗れるのもgoogle mapのおかげ。

バス停からのルート、あと何分でバスが来るかまで瞬時に教えてくれるんですね。日本ではバスに乗らないので、こんなに便利だとは知らなかった。

リース港というところを目指します。

 

出発してすぐ、コナンドイルという名前のパブ発見。氏はこの辺で生まれたそうですよ。

今回の旅ではパブにはよく行きました。お昼から営業していて、比較的安価なので助かります。

あと、スーパーでイギリスのビールが全然売られていないのには驚いた。輸入品ばっかり。

ビールはパブで飲むものなのかな。

 

オーシャンターミナルなる停留所に着きました。雨がひどくなってきた。

 

ショッピングモールを抜けてチケット売り場へ。豪華客船への乗船、お待ちしてました、という雰囲気を醸し出しているご婦人たちからチケット購入し、

ビルに接続しているブリタニア号へと乗り込みます。

日本語音声ガイドがタダで貸してもらえました。

ブリタニア号は、1953年から1997年まで王室の船として世界中を航海しました。

 

操舵室。

 

こうやって外側を見られるのもいいんだけど、

 

階段を使わせてくれないので、階を降りるのは(順路が上階から下の階になっている)いったん外に出てビルに戻り、一階降りてまた船に乗り、を繰り返すので、

そのたびに雨に濡れ、ビショビショ。夫は靴が防水ではなく、また傘もささなかったので、かなり濡れた。そのせいか帰国後風邪をひきました。

 

 

船長のお部屋。

 

居心地よさそうな寝室です。

 

こちらは一般船員の部屋。この落差。

 

王室一家のくつろぎの部屋。

 

女王の寝室。

 

女王の執務室。コーギーのぬいぐるみがいたるところにおいてありました。コーギーたくさん飼ってましたよね。

 

ご一家ですね。

 

大きな食堂です。晩餐会が開かれたんでしょうね。

 

厨房。

 

なんとパブまであったのね。

 

ちょっと不気味な人形が。演奏も大切な仕事です。

 

手術室までありました。

 

洗濯は大変だったことでしょう。

 

白一色の機関室。

 

帰りにおみやげ物やさんに寄ったら、エリザベス女王の記念テディベアが売られてた。シュタイフ製。

お値段、1500ポンド。30万円くらい。

うん、楽しかった。よくできていた。ぽてち的にはエディンバラ城より良かった。故エリザベス女王を身近に感じられた気もしましたよ。

 

 

帰りはトラムに乗ってみた(行きもトラムでよかったみたい)。明日の空港行はトラムなので、チケットの買い方の予行演習も兼ねて。

 

 

市内は一律2ポンドみたい。

乗ると必ず検札がくるので、注意。チケット買ってないと多額の罰金(?)とられるようです。ボールペンでチェックされました。

 

大きな荷物置き場があるので空港へ行くのに便利。

エディンバラのトラムは最近できたばかりできれいでした。

 

今日は一日雨に降られた。ホテルの部屋にアイロンがあったので、濡れたズボンやシャツを乾かしました。

明日は朝6時台のトラムに乗らなくてはいけないので、早起きします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 9.エディンバラ(ディーンヴィレッジ、国立美術館、国立博物館)

2024-06-06 07:37:01 | 

(バグパイプの演奏は市内いたるところで聞けます。音が遠くまで響いて、多分戦争中も兵士たちを鼓舞したんだろうなと思うと物悲しく聞こえる)

とても楽しみにしていたディーンヴィレッジを訪ねます。最近注目のスポットらしいです。

12世紀頃から製粉の会社が多くあり、800年くらい独自に存在してきた村です。

エディンバラ市街とは趣が全く異なります。すぐ近くなのに。

ウォーター・オブ・リースという小川沿いの集落がディーンヴィレッジです。

 

上にかかっているのがディーンブリッジ。

 

 

 

これは製粉所跡かなー。

 

 

まさに、中世のたたずまい。

 

もっといろいろ行ってみたかったんだけど、急にwifiルーターの調子が悪くなり、ネットがつながらなくなった。

ガイドを見ながら歩くつもりが、途端にワケわからずウロウロするばかり。悔やまれる。

今回の旅からスマホを使い始め、googl map最強だぜ、と感激してたのに、wifi無しではなんの役にもたたない。

逆に言うとやっぱり紙のeチケットとか入場券を用意しておいて良かった。

 

不満は残りましたが、雰囲気は十分味わえたので良しとして、プリンシズストリートへと向かいます。ほんの5分で着いちゃった。

 

プリンシズ(プリンセスではない)ストリートの西のはずれ。遠くにトラムが見えます。

 

あ、ブリティッシュベイクオフのメアリーさんの本が売ってる。料理道具屋さん。

 

通りにはベンチがあちこちに置かれており、歩き疲れた体を休めるのに重宝します。

そしてこのベンチ、寄贈(遺贈)されたものが多いみたいで、プレートがつけられ、寄贈者の名前などが刻まれています。

 

美術館を目指し、通りを東へ移動。遠くのオールドタウンは随分と高いところにあるんです。

 

エディンバラ城も見えてきました。ここへは明日訪れます。

 

スコットランド国立美術館に到着。大きな美術館ではなく、並ばずに見られます。無料。寄付はしたいものですね。

 

人は多くなくて見やすいです。しかも、有名画家の作品が多くあるのです。

以下、その中から一部を。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(とされる)「糸車の聖母」

 

ラファエロ・サンティ「聖母子像」

この人の幼いキリストの絵はいつもぷっくりしてかわいくて、好き。他の人のはなんだかおじいさんみたいだったり、邪悪な顔した子だったりしない?

 

フェルメール「マルタとマリアの家のキリスト」

他でみたフェルメールはちいさな絵でしたが、ここのは大きいです。

 

ゴッホ。タイトルは不明。オリーブの木を描いたものだったか。これ、近くで見るといろんな色がふんだんに使われていて、

すごくキレイ。ぽてちイチオシです。

 

ゴーギャン

 

モネ。

まだまだありました。スコットランドの画家も多数あります。

エディンバラにお越しの際にはぜひ。お勧めスポットです。

 

画を鑑賞後、いざ、高台のオールドタウンへ。

 

この階段を上ります。ヒェー。

有名なロイヤルマイルもこの上なんです。

 

高台に着き、エンサイン・ユアートというパブでお昼。店名はワーテルローの戦いで有名な兵士の名から。

 

本日のスープを頼んだら、またカレーだった。

いつも汁物が欲しくなるので、この旅では意識して汁物を頼むことにしています。でも一番おいしかったのは持参した「赤いきつね」。必携ですよー。

夫はスコッチエッグ。冷蔵庫から出したてみたいに冷たかったそうです。アツアツではなくそんな食べ物なのかも。

午後は国立博物館を目指します。

 

このカラフルな建物が弧を描く通りは、ヴィクトリアストリートです。

ハリーポッターのダイアゴン横丁のモデルとも言われています。

 

 

博物館入り口に着きました。

 

マリオ関係の企画も予定されているらしい。

 

とにかくいろんなものが展示されているのです。

 

 

子供たちが喜びそうな展示物。

 

人気はクローン羊のドリーです。

 

屋上からはロイヤルマイルからエディンバラ城までよく見えました。

 

今日もまたよく歩きました。お疲れ。