ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

聞くだけで泣ける曲

2011-08-27 11:44:19 | 日記
Leon The Professional - Shape Of My Heart


しばらくお休みして北海道に帰省しておりました。
向こうもこっちもあんまり気温が変わらなくて残念。

泣ける小説とか映画とか、いろいろありますが、泣ける曲というのも
ありますね。実は最近までこの曲は知らなかったんですが、
ラジオで流れているのを聴いて、いい曲だなぁ、と思いました。

映画「レオン」のラストに流れていたらしいのですが、テレビでざっと
みたことしかないので、気付かなかった。

曲と一緒に映画のダイジェストもお楽しみください。


さて、本日、「銀の実」にかわいいチャームをアップしました。



針と糸とシンブルのセット。詳しくは、 こちら から。

授業も始まったので、ボーッともしていられない。

うなぎ

2011-08-11 14:20:45 | 食べモノ
今日は昨日に比べると、湿度、温度ともに低く、
空はなんだか秋を思わせるように薄い雲です。

しのぎやすい日ではありますが、年に一度のうなぎ屋さんに
行ってきました。

松竹梅の竹です。松との違いはうなぎの量だけらしいので、
竹にしてます。ご飯の間にもうなぎ入り。
肝吸いと漬物つき。うなぎ屋さんの漬物おいしいですよね。

お味は、お上品としつこいの中間で、絶妙です。
この柔らかさと炭火の香りは市販品では無理ですね。

老舗なので、建物も古く、震災で天井が落ちたらしいです。



屋根は修理がまだだということでした。

瓦屋根は私が見たところ、まだ8割方直ってませんね。瓦が不足しているのか、
職人が足りないのか、放射線量の高い屋根に上るのがいやなのか。
とにかく遅れています。他人ごとながら、台風が来たらどうするのかな、
と心配です。

それにしてもおいしかった。また来年、行きたいです。

ロザリオと魔女の大釜

2011-08-10 12:42:49 | 古いモノ
暑くて二階にいる時間が短くなり、ブログの更新もままならない日々です。

前から欲しかった魔女の大釜、英語でWITCH'S CAULDRON 。なんと1901年製。
スコットランド特有の石も埋め込まれて、フタまでそっくり残っています。
なんでこんなに状態がいいのでしょう。

売るのはもったいないような気もしますねぇ。



次はフランスのロザリオ。



ガーネットガラスとスターリングシルバー製。ルルドの参拝記念(?)のような
ものではないかと思ってます。
実はとても小さいのです。



メダイにはユリの花(なにかの象徴だったような)が描かれています。
こちらもかわいらしいアンティーク。

こういう品が家に居ながらにして日々届く幸せ。
暑いとなおさらありがたい。
郵便やさん、いつもありがとうございます。
こんどまた切手シート持参した際には買いますから。

最後は銀の実の品。



琥珀色シリーズ。よろしかったら、どうぞ。
暑いのでこれにて退散いたします。


「末裔」とねじ花

2011-08-03 14:44:14 | 読みモノ
「末裔」(絲山秋子)を読んだ。

まず菊地信義氏の表紙がいい。高級な和菓子の箱のような
紙質と文字。タイトルにぴったりです。

絲山秋子って、もっと分かりにくかった気がするけど、
大衆的な小説も書くんですね。

読んでて思ったのは「オヤジに生まれなくて良かった、オバサンで」というもの。
どうも旗色悪いですよね、オヤジというのは。

あと懐かしいのは鎌倉の住宅地。学生時代、自動車部のOBがやっている書店(ドイツ語
の本を扱っていた)の印刷物(単にお歳暮だったかも)を、お得意さん
(大学教授や研究者)に配りに行く、という変わったバイトをしたことがあって、
助手席に免許を持っていないOBのお父さんを乗せてクルマで配達するのですが、
行先で多かったのが鎌倉。とっても文化的で、リッチで、なおかつ鄙びたところで、
あこがれましたよ。急坂が多いのには閉口したけど。しかしあのおじいさん(OBの父)
は免許もないのになぜあんなちまちました道路を熟知していたのか…。今となっては
解けぬ謎。

そんな思い出にひたりながら読みました。

主人公の亡くなった伯父の家がいい。
「この家にあるものは、紙、金属、陶器、木材、ガラス、岩石。
だが、俺の家はプラスチックと古着ばかりだ。」

人が住まなくなって、10年もすると違いが際立ってきます。
私が古いものに興味があるのもそういうことなんだなぁ。
パソコンやデジカメや新建材や化粧合板やブランドものの服なんて、
いずれはゴミです。ついでに言えば原発なんて捨てるに捨てられないゴミです。
でも手巻きの時計や太い梁や銀のスプーンやペルシャ絨毯(持ってないが)は
残そうと思えば残ります。
まあ、残そうとする人がいれば、ですが。ウチの子たちにヤフオクで
売られたらそれまでです。

とにかく面白い小説でしたよー。最後ができすぎの感はありますが。

家の周りにねじ花が咲いています。


大人になるまで知らなかった花。ピンクがかわいい。
ねじれ方もきついの、ゆるいの、いろいろみたいです。


「眠れ、悪しき子よ」

2011-08-01 12:02:26 | 読みモノ
今日はこの時間になっても肌寒いほどで、下着を1枚追加
しました。8月とは思えません。くつ下はいてるし…。

さて、「眠れ、悪しき子よ」(丸山健二)の下巻がやっと到着し、
一気に読み終えた。上巻の画像は一緒に撮れませんでしたー。

「ぶっぽうそうの夜」の焼き直しに見えるが、さにあらず。
あちらはスリリングでドキドキしながら読んだが、こちらは
大体の展開は読めるので、(ラストははずれた)落ち着いて
読める。いつも万能で純粋な悪の代表みたいな青年が出てくるのね。
善とは何か、悪とは何か、考えさせられました。

それにしても1ページがすべて2行、3行、5行、7行の段落で
構成されているという潔癖さ。上下巻とも301ページだし。
あの風貌と相まって、コワいです。でも好きな作家です。

もっともっとアウトサイドに突っ走ってほしい。


さて、最近とどいたチャームです。



かわいいです。テデさん、お座りするんです。そしてしっぽがある。
珍しい。もう一つは針と糸とシンブル(指ぬき)のセット。
とっても小さい。

小さい世界って、魅力あるー。イギリスのドールハウス用の
食器、家具にはホールマークつきのがあったりします。
す、すごい。どんなお金持ちのお嬢様が遊んでいたのでしょう。

ドールハウス。ハマりそうでこわい。小さいものの魔力に
負けそうなんで、避けております。これからも。