ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

香水探しの旅 22

2023-02-22 16:08:50 | 香水探しの旅

2年ちょっと前にフランシス・クルジャンの「ア・ラ・ローズ」と出会ったぽてち。

それなりに気に入ってはいる。けど…。やっぱり次の香水が待ってる気もする。

 

ということで、また旅を再開いたしました!

 

今回気になったのは、

ゲランの「アクアアレゴリアテアズーラ」です。

「テ」って、ティーのことだよね。でも緑茶そのままではなく、フローラルも感じられ、

ゲランらしさも底にあり、「いいかも!」だったのですが、

現在発売されていないようです。残念至極。

アクアアレゴリアシリーズって、毎年どんどん出てきて、どんどんなくなっていくようで、

ちょっと使い捨て感が…。ゲランの中では使いやすいのにねぇ。

ま、次の機会にまた試そう。

 

そして今回のお気に入りは、

「クリーン」の、「リザーブウォームコットン」です。

ぽてちもついにアメリカ製香水を手にするようになりました。

 

一言で言うと、清潔感あるフローラル、かなー。

フローラルアルデヒド、とあります。よく聞くこのアルデヒドというのがわかりませんな。

ジャスミンに近いとか、脂肪系とか、せっけんとか。

どうもジャスミンって好きみたい。キーワードのように好きな香水に登場する気がする。

 

リザーブの付かない「ウォームコットン」のほうは、ラストノートがフリージアっぽくて好みではなかった。

こちらは最初、お花の甘い香りで、そのあとに洗濯してアイロンかけた服の匂いがして、それが続く。

キツい匂いではあるけど、イヤなキツさではなく、清潔感もある印象。

男性もつけるらしいです。

クリーンは環境にも配慮しているそうで、まぁ、持続可能な香水なんですかね。

寝る前にもつけられます。お気に入り。

 

 


香水探しの旅 21

2020-09-07 10:30:09 | 香水探しの旅

ホワイトラム(バカルディ)のキレートレモン割にハマっているぽてちです。体にいいんだか悪いんだか…。

 

さて香水探しも復活していて、すでに新しい定番が決定しているのですが、忘備録のためにお試ししたものをあげておくことにする。

そもそもまた探し始めたわけは、ゲランのローザロッサにちょっと飽きてきたから。(長年同じ香水を使い続けている人を尊敬いたします)

 

まずは上の画像の香水たち

ゲラン 「ラ プティットローブ ノワール ブラックパーフェクト」 かわいい絵のついたラ プティットとの違いがよくわからず。

サンタマリアノヴェッラ 「ラーナ」ウールやレザーの香りらしい。男女問わず使えそう。花の香りではない。

サンタマリアノヴェッラ 「ザクロ」女優のエヴァ・グリーンが好きだそうです。ぽてちにはちょっと古くさいコロンに感じられる。

サンタマリアノヴェッラ 「フリージア」うん、まさしくフリージア。好きな人にはピッタリくると思う。

  とここまで初めてサンタマリアノヴェッラをお試ししました。印象としては正統派、というか、クラシックな香り。上品だし。

  かの、レクター博士が好むのも分かる気がする。知的だしねー。

  お次も初めてのブランド。

ペンハリガン 「サボイスチーム」 女性用のターキッシュバスのイメージだそう。こんな香りのお風呂なら入りたい。ボトルのネックに

       青いしましまのタオル巻いていて、お風呂っぽくてかわいい。

ペンハリガン 「ザ フェイバリット」 最近発売された香水です。「女王陛下のお気に入り」と呼ばれたサラ・チャーチルをモデルにした香りだそうです。

ペンハリガン 「ザ コヴェテッド デュシェスローズ」ペンハリガンには「ポートレートコレクション」という、物語仕立てのシリーズがあり、その一つ、

       「誰からも愛されるローズ侯爵夫人」という名の香水です。複雑なローズ系ですが、素敵な香り。

  ペンハリガンの「ポートレートコレクション」は上流階級の秘密を表現したらしいです。おもしろい。

サンタマリアノヴェッラも、ペンハリガンも老舗というか、古き良き香りがするように感じます。トニック系が苦手なぽてちにはあまり向いてないかも。

 

いろいろな香水をお試ししたぽてちが、「これだ!」と思えたのは、メゾン フランシスクルジャンの、「ア ラ ローズ」です。

「薔薇を持つマリー・アントワネット王妃(仏名:ア・ラ・ローズ)」(1783年)のポートレートからイマジネーションをふくらませ、クルジャンが

日本女性のために作り上げた香水なのです。最初は日本限定発売だったとか。なんかくすぐられるものがあります。

70mlのボトルに、250個のグラース産ローズと150個のダマスクローズが使われているそうな。

 

これは半分くらいのサイズです。シンプルな外観。

香りはやっぱりぽてちごのみのローズ、そしてローズ。とっても柔らかで、ちょっとはかなげ。天然香料だからかな。

お上品すぎてぽてちのイメージではないのですが、でもこの香りは最高で、買わないという選択肢はなかった。

 

その他、

ナルシソロドリゲスフォーハー 「ピュアムスク」

クリーン 「ウォームコットン」

メゾンフランシスクルジャン 「アクアユニヴェルサリス」などもお試しとかサンプルでいただきました。

どれも個性的で素敵でしたよ。

 

 

 


香水探しの旅 20

2019-02-12 13:21:49 | 香水探しの旅

正月に「ジュール・ドゥ・エルメス・アブソリュ」を娘にあげてしまったぽてち。

中盤以降がどうしても気に入らなくなっちゃって…。

あぁ、またジプシー生活か…。と気が重くなっていた矢先、

「そういえば、ゲランのアクアアレゴリアシリーズ、買ったことないけど、試してみようか」

と何気なく買った量り売り香水。これが大当たりー!ドンピシャ。

 

今までアクアアレゴリアって、みんなおんなじ形のボトルだし、ゲランの割にお安いし、どうかな、と失礼なことを考えていたぽてちですが、

去年発売になった、「ローザロッサ」をお試しして、「ピーン!」と来ましたよー。

ぽてちの理想の香りがここにはある。

まず、ちょっとキツめのフルーティフローラルが来ます。すでにバラの香りもありつつ甘酸っぱいフルーツも。

ぽてちの鼻にはちょっとツン!とするのですが、でも思いっきり吸い込みたくなる。

香りの説明はニガ手なので、ゲランのサイトから。

 

「ローザ ロッサ」はライチ、カシス、マンダリンがもたらす、みずみずしくもフルーティな香りで幕を開けます。続いてローズとプラムがハートを奏で、サンダルウッド、ホワイトムスクの深みのあるハーモニーへ。

 

だそうです。「ハートを奏でる」って何?中心的な香りのことかな。

ぽてちがかろうじてわかるのは、マンダリン、ローズ、ホワイトムスクくらいですが、ほのかな甘さもずっと続く感じ。

嫌みがなく、万人受けしそうだけど、今まで感じたことのない香りです。

ほぼ決定したんだけど、その他のアクアアレゴリアやらアニック・グタールやらも試して、

やっぱりローザロッサに決定。

 

唯一、欠点を挙げるとしたら、保ちが悪いこと。もうちょっと値段が高くてもいいから(ちなみにこの間まで税抜きで8,200円だったのに、

ぽてち購入後税込み9,612円に値上げされました)、オードトワレじゃなく、濃い目のを作ってくれないものか。

 

75mlも入っているので、隣のイディールのパルファムがちっちゃく見える。

それにしてもいい香り。天然香料のせいか、ちょっと頭が痛い時でも平気です。

ぽてちのジプシー生活もこれで終わりますように。

 

 


香水探しの旅 ちょっとより道

2018-11-29 19:01:08 | 香水探しの旅

「苦渋の決断でした」とか、「素直にうれしいです」とか、自分に対して使うことに違和感を覚えるぽてちです。

 

さて、またまた香水が気になるぽてち。

ダントツNo.1はJOY、これは不動。でもよそ行き。普段使いはイディール、と決めたのにもかかわらず、最近、イディールの「トニック」臭(ツンとした香り)が

鼻についてしまい、あまり使えなくなってしまった。

そこでまたさまよってしまったワケです。普段の香りを決めるのに…。

 

まず、前に買ってあったシャネルの「ココ・マドモアゼル」

いつ買ったか(もちろんお試しですよ。以下、全部1.5mlくらいのお試しサイズ)、ケースにしまわれていた。どれどれ、「お、なかなかいい匂い…ん?これは!」

ヨーロッパ各国の、街なか、ホテルのエレベーターでよく出くわす匂いじゃないか!向こうの人はシャネルが好きだったのね。

と、いつも嗅いでいた匂いの元を発見したぽてちでした。悪くはないんだけど、なんか人工的に感じます。

 

エルメスの、「ローズイケバナ」

いい香り。でも天然香料のせいか、保ちが悪い。この後、

「ナイルの庭」「屋根の上の庭」「李氏の庭」もお試ししましたが、すべてはかなげで、頼りない。

「ヴォヤージュ・ドゥ・エルメス」

「ギャロップ・ドゥ・エルメス」

「ヴァンキャトル・フォーブル」この3つはぽてちには難しすぎる香り。上級者向けだと思う。

「カレーシュ」往年の名香です。悪くはないけど、中盤以降の抹香くささというか、古くささが好みに合わず。

「ケリーカレーシュ」あ、これ好きです。お花の香りが一面に広がる感じ。パウダリーにもならないし。

でも、中盤以降が以前持っていたイヴサンローランのパリジェンヌに似てるー。似てると思うと買う気が無くなるー。

「ジュール・ドゥ・エルメス」お、これも好きだ。甘さと花の香りのミックス。でもやっぱ保ちがねぇ。淡いのですよ。

 

で、なぜか今回、エルメスばかりですが、その中では

「ジュール・ドゥ・エルメス・アブソリュ」がぽてちのNo1なのでしたー。

アブソリュはジュール・ドゥ・エルメスにフルーツと蜜を足したようなコクのある香りです。

保ちもいい。ただ、中盤以降に、ちょっとえぐみというか、あまり好きじゃない香りが入ってきて、それが欠点。

でもこれ以上は望めないみたいなんで、7.5ml入りのオードパルファムを購入。

1,980円でした。ビンが素敵。ビン代だけでもいいくらい。

小さいので携帯にも良さそう。でも、すっごい上げ底なので、結構重い。

裏文字だ。

 

反対側からガラスを通して読むらしい。

 

エルメスって、香水もお高いのね(っていうか、何でこれだけこんなに安いのか)。これを使ってみて、良ければ大きいサイズを買ってもいいかな。


香水探しの旅 番外編

2017-05-04 13:51:03 | 香水探しの旅

(テンプレート変えたらプロフィールのアンティークロレックスの画像が茶色くなってます…なぜ?)

 

やっぱり「JOY」のパルファムが欲しい、海外旅行に行っても免税店に置いてないし…。

ということで、例のごとくヤフオクで探しました。

5,000円で落札。まずまずか。

どれくらい古いのかはわからないが、新品です。セロファンで包まれてます。

 

お、なんだか粉吹いてますよ。目減りしてるし。

密閉されているとはいえ、長い間に、少しずつ中で蒸発したのでしょうね。

慎重に糸を切り、紙をはがし、蓋を…開かない。

想像できたことですが、びくともせず。

うーん、どうしようか。

栓とボトルの間に香水の結晶みたいのがはさまっているのでしょうか。

とりあえずふたをこねくり回すイメージでいろんな方向にひねってみる。

でも開かない。

 

ここは衝撃に頼ってみるべきでは?

プラスチックハンマーで、いろいろな方向から軽く叩いてみる。(ここまですでに数時間)

すると…ついにやりました。くるっとふたが回ったのです。成功。

 

おそるおそる手首につけてみましたよ。

おぉ、これが本物のJOYなのか!

 

実はオードトワレ版が最近、ツンツンした感じになってきてしまい、キツくてあまり着ける気にならなかったのでした。

これはいいです。劣化はぽてちには感じられません。とってもまろやかで、上品で、喜びに包まれました。

まさにJOY。ひれ伏したいほどいい香り。

 

これからはちょっとしたお出かけの時は、JOYのパルファムのみを着けることにします。もちろん。

あと普段遣いと、気分を変えたいときはイディールのパルファム。

ぽてちの結論です。