「日と月と刀」(丸山健二)を読んだ。この作家は三冊目。
うーん、スケールが違う。やっぱり並みの作家ではない。
この人の本を読むと、最近の直木賞だの、芥川賞だのの受賞作家が
とてもお手軽で、小さくみえてしまう。
まず、小説の形が斬新。太字で二行ほどの小見出しを置き、
そのあとに、長い長い一文(10から20行ほどの)を書くというかたちで
全編を通している。
「貝の帆」は見開き2ページで一日分のはなしを、280日書いていて
おもしろいと思ったが、さらに独創的。
リズム感がいいし、波乱万丈の一生なので、大作だけど飽きずに読める。
主人公無名丸のいう「無碍(むげ)]とは著者の心そのものなのだな、と思った。
とってもかわいい藍柿(右衛門)が届きました。初めて見ます。
上品でなおかつ愛らしい。表もいいけど裏がまたいいのです。
もっと大きい画像だとわかりやすいんだけど、
この、ほわっとしたやわらかな感じ。わかりますかね。
今年は六寸皿を中心に買いたい。ケーキ皿にするので。
いまのところまだ一枚しかない(蛸唐草)。楽しみです。
今回のはちいさくて、なんかイチゴでものせたいようなかんじ。
「犯罪小説家」(雫井脩介)を読んだ。
小説家と脚本家、犯人はどっちだ、ということで、
最後までわからないようにうまく引っぱっています。
でもなぁ、映画化のモデルとなってる小説「凍て鶴」っていうのが陳腐な
ストーリーで、それが受賞したっていうのが説得力ないのよね。
あと、フリーライターの女性がお調子者すぎだし。誰だってワナだと気づく場所に
ノコノコでかけちゃう。
次回作に期待。
今週は本がいっぱいきちゃって、読むの大変そうです。
小説家と脚本家、犯人はどっちだ、ということで、
最後までわからないようにうまく引っぱっています。
でもなぁ、映画化のモデルとなってる小説「凍て鶴」っていうのが陳腐な
ストーリーで、それが受賞したっていうのが説得力ないのよね。
あと、フリーライターの女性がお調子者すぎだし。誰だってワナだと気づく場所に
ノコノコでかけちゃう。
次回作に期待。
今週は本がいっぱいきちゃって、読むの大変そうです。
テラゾーブロックです。あまりなじみがない名前でしょうか。
大理石の砕石をセメントで固めたものです。オーダー品です。
水に強いらしく、ウチでは玄関の敷居、風呂場の敷居、画像は風呂の窓の敷居、
に使ってます。
下に走っているのは半透明のプラスチックボード用の溝です。(目隠し用)
こんな変わった材料でできた家です。次回、また変わった建材を載せてみます。
大理石の砕石をセメントで固めたものです。オーダー品です。
水に強いらしく、ウチでは玄関の敷居、風呂場の敷居、画像は風呂の窓の敷居、
に使ってます。
下に走っているのは半透明のプラスチックボード用の溝です。(目隠し用)
こんな変わった材料でできた家です。次回、また変わった建材を載せてみます。
昨日インテリアのジャンルに投稿したら、たくさんの人に見てもらえたので、今日も。
ウチの床、風呂場(バスタブ除く)、トイレの腰板はヒノキの縁甲板です。
1.5センチ厚さです。普通、9割はフローリングでしょう。フローリングは
合板にごく薄い木材を貼ったものですが、こちらは無垢ですので、汚れたら
削れます(まだやったことはない)。しかも安価。台所など、水がかかるところは
コルクタイルを貼りましたが、そっちの方が高い。ま、節だらけですけど。
節は抜けるので、たしか1年目くらいに埋めに来ました。それでもまだ抜けます。
あと、板と板のすきまは多少幅の差があります。
そしてワックスがいらない。聞くところによると、大変らしいですね、ワックスがけ。
こちらは足の脂(!)か、木からにじみ出る油かわからないけど、なにもしなくても
「ツヤがありますねぇ」とお客さんに言われます。
でも水には弱く、すぐにふき取らないとシミになります。
ウチはラビのおしっこのシミだらけ。いい思い出ですけどね。
そうそう、固定資産税の計算をするのだと言って、税務署の人が、
「なんかヒノキを多く使ってるけど、風呂桶もヒノキなんですか?」と見にきたのだった。冗談じゃない。普通の樹脂製ですよ。なんでもこの家は材料が変わってるので
評価額を決めにくいらしい。いかに安い材料かを力説したおかげか、
そんなに高くはされなかった。よかった。