英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

コロッケ・・・

2008-05-11 | 日常
5月11日は母の日・・・・
数日前から妻と娘が内緒話をしています。
で、決まったことというのが・・・・
「日曜日の夜はパパが料理を作る!コロッケを作る!」
とほほ・・よりによって何でコロッケなの?作ったことないよ!
「だって食べたいんだもん!」と娘。
手巻き寿司とか、カレーじゃだめなの?
「だめー!ぜったいにだめー!」
ということで当日はコロッケを作ることに・・・・。

午前中に娘と2人で買出しです。
肝心のジャガイモは・・・、あらら新ジャガしか置いてません。
コロッケには水分の少ない古芋が良いとレシピには書いてあったはずですが・・。
まあいいでしょう。ひき肉、たまねぎ、パン粉も調達して買い物完了!
食卓に飾るお花も買いました。
(娘は花を夕食まで隠しておくと言って、玄関外のメーターボックスに仕舞います。)
夕方5時になり・・・
重い腰を上げて支度に取り掛かります。
まずは皮むき・・・。小さい新ジャガですから、思ったより時間がかかります。それといくつ剥いたらいいのか加減が分かりません。
気付くと隣の部屋で娘と妻がもめています。どうも作っているところを妻に見せたくないため、部屋に閉じ込めているようです。「お花も見ちゃダメだからね!」なんてバレバレなことも叫んでいます。
皮が剥けたら、ひと口大に切って鍋に入れ、水をひたひたに入れて火にかけます。
軟らかくなったら、お湯を捨て、再び鍋で水分を飛ばすと・・・、粉吹芋のようになったらOKかな?そのまま熱いうちにお玉で潰していきます。あんまり潰しすぎない、ちょっと塊が残るぐらいが家庭的で好きなのですが・・・。
続いて、玉ねぎと合びき肉を炒めて・・塩胡椒して、さっきのジャガイモに合わせます。これでタネが完成!味見するととりあえずコロッケの中身の味がします。(ひとまず安心・・、でもかなり量が多いぞ!)
さあ、丸めよう!手伝って!  で、娘は・・、というと・・・、ちびまる子ちゃんを観ています・・・。(オイオイ)
じゃあ、この間にサラダとお味噌汁でも作りましょうかね。味噌汁の具は・・・冷蔵庫に残っていた油揚げとキャベツにします。おっと!炊飯器のスイッチを入れてませんでした。
サザエさんが終わり、ようやく娘が顔を出します。
「出来た?」
「まだじゃ、丸めてよ!」
何か巨大な塊がいくつも出来ました。
これを・・
小麦粉にまぶし、
溶き卵につけて、(ここだけは娘の担当)
パン粉を押し付けて、
(みるみるうちにキッチンは粉だらけに・・・・・)

いよいよ最後の油で揚げる工程です。
さあ、ここからは更なる未知なる世界です。
いったい、どういう状態が最適な油の温度か分かりません。
適当に「エイヤー!」で投入します。
恐れていたパンクもなく、コロッケくんたちは徐々に狐色になっていきます。

最後になってようやくスイッチの入った娘が、テーブルを無理やりセッティングしています。邪魔な物を下に落とし、ソファーの陰に隠し・・ランチョンマットを引っ張り出し・・・ メーターボックスからお花を出して・・
午後8時、ようやく「できたー!”」(なんと3時間のクッキング)

ようやく監禁状態が解かれた妻が席に着き、
「実食!」です。
お味は・・・
妻「美味しい!」
娘「おいしいね。」
私「意外に上手く出来たね。衣がサクサクだ。」
「ママよりパパが上手!」
妻「・・・・・・」
私「(ワチャ・・・)」

正直、上手く出来すぎました。形は悪いけど揚げるタイミングは完璧・・
でも、作りすぎです!
明日も、あさっても我家はコロッケです。