マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

「ベルリン国立美術館展」へ

2012-08-05 23:42:03 | お勧め
昨日、一昨日と動き回った割には、今日はまだ元気!
この2日、忙しくてできなかった洗濯を午前中にやり、他にもいろいろゴソゴソ…。
まだまだやっておきたいことはたくさんありますが、午後3時も過ぎてから出かけました。
上野公園にある、国立西洋美術館で9/17まで開催されている「ベルリン国立美術館展」を見に行きました。
前回東京に来た時行こうと予定していましたが、次男が体調を崩したこともあって行けず、今日。

目玉作品は、初来日だというフェルメールの「真珠の首飾りの少女」です。

フェルメールの絵は、光の使い方が特徴とのことで、この絵も、窓から差し込む光がうまく表現されているようです。
フェルメールの絵はすごい人気…らしいのですが、私には今一つ理解できないところですね。
この絵、初来日とのことですが、なんか見たことがあるような…と思ったら、以前のフェルメール展で見た「手紙を書く女」と同じ服を着ているではないですか!
この黄色い服…。
この服は、他にも使われているそうです。
知らなかった…。

元々あまり好きな時代の絵ではありませんが、WEBサイトでしっかり予習して行きましたから、わかりやすかったかな。
でも、展示の仕方が却ってわかりにくくしていたのか、ボッティチェッリの素描を、うっかり見落としそうになって、慌てて戻って見ました。
ボッティチェリが、西洋文学を代表するダンテの『神曲』写本のために制作した挿絵素描です。
他には、ヤン・ダヴィッドゾーン・デ・ヘームという人のの「果物、花、ワイングラスのある静物」が割に良かったかな。
ワイングラスの透明感や果物の写実性など…。

他の美術展でも似たような感じの絵がありましたから、絵の題材としてよく使われていたということなのでしょう。

同じ上野公園にある、東京都美術館では「マウリッツハイス美術館展」をやっていて、こちらにもフェルメールの絵が出品されています。
行けばいいかも…と思いましたが、これは巡回展があって、秋に神戸に来るので、そのとき見ようと、やめました。
美術展のはしごは疲れますから…。

そうそう、今日はまた人身事故の影響を受けてしまいました。
今回はJRでした。
新宿からJRで上野に行く予定をしていたのですが、小田急線に乗っている間にJR山手線が不通になってると聞き、急遽メトロで行くことに変更しました。
結果は大きくは変わりませんが、上野公園に行くにはJRの方が少し便利なので…。
帰りは開通していてヤレヤレでした。

新宿に寄ってお土産など買い物をしたので、さすがに夜は疲れを感じてゆっくり。
そろそろ疲れが出るころ…ですね。