マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

シンプルに

2017-10-22 23:57:46 | 日記
今日も朝からずっと雨。
これから夜中にかけて台風がどうなるか…。
すでに、町内でもちょっと丘の方には避難準備情報とか出ていますけど、大雨にならないことを願うばかりですけど。

買っておいた方がいいかと、買い物に出ようと思うのですが、こう雨だと億劫になって結局今日も出かけず。
まぁストック品なので急ぐわけではないため、またにしよう…と。

さて、毎日野菜中心の食事にしていますが、中でもこのところ好んで食べているのは、万願寺唐辛子です。
毎年、夏のある時期にしか出回らないのですが、今年はけっこう長く売っていて、しかも安いのです。

これで税込み214円。

安いのもいいのですが、調理も楽!!
そのままトースターに入れて、5分ほど焼くだけ。
それに出汁しょうゆをかけて食べるのです。
柔らかく、甘みもあるので、おいしいです。


映画「セザンヌと過ごした時間」

2017-10-22 00:10:55 | お勧め
午前中、思い立って、映画「セザンヌと過ごした時間」を観に行きました。
だいぶん前に上映中映画を調べたときに、この映画のことは知っていましたが、その後すっかり忘れて…。
たまたまBunkamuraのサイトを見たら、上映日が延長されたとあって、見るなら今しかない…と。
朝10時半しかやっていなかったので、9時過ぎには家を出ました。
あいにくの雨でしたが、そういうことは言っていられない…。

結果、行って良かったです。
セザンヌと言えば、サント=ヴィクトワール山の絵と静物という印象ですが、実に様々な絵を描いています。
映画からは、自分の個性や主張とまわりとの違いに苦労した様子がわかりました。
歴史上に名を残す人は、やはりそれだけ強い個性と主張を持っているわけですね。
この映画、フランス語のタイトルは「Cézanne et moi」で「セザンヌと私」です。
その私とは、エミール・ゾラのこと。
つまりこの映画は主人公はエミール・ゾラだったのでした。
何となくセザンヌという名前に気を取られ、ゾラのことは頭になかったのです。
でも、フランス語を勉強していると言っても、文学まではなかなか手を出せなくて読んだことはなかったのですが、ゾラのフランス語はなんか流れがあって美しいな…と。
さっそくアマゾンで探して、翻訳ではなくフランス語の作品の方をダウンロードしてしまいました。
無料のものがけっこうあったので。

映画の中で、エクス・アン・プロヴァンスの景色がたくさん出てきたのですが、セザンヌの絵に描かれた風景を見ることができて良かったですね。
エクス・アン・プロヴァンスは、近くまでは行ったことがあるのですが、サント=ヴィクトワール山も間近で見たことがないので。
美しい景色は心が洗われるようでした。
それと良かったのが音楽です。
エリック・カルメンの「オール・バイ・マイ・セルフ」のようで、内容にふさわしく涙が出てくるような音楽で印象に残りました。
音楽は、エリック・ヌヴーという人のようです。
久しぶりにいい映画でしたし、フランス語シャワーをあびました。