午後、戦争についての講座の2回目で出かけました。
前回はロジェ・カイヨワの戦争論とかいう話と、今後の予定などで、ちょっと難しいかなぁ…と思っていましたが、今日はそうでもなく、具体的な話になったので、わりと興味深く聞きました。
732年のトゥール・ポワティエ間の戦いがメインの話でした。
この戦いで、フランク人歩兵軍がイスラーム騎兵軍に勝ったということで、宗教戦争とは言えないものの、ヨーロッパがキリスト教にとどまった重要な戦いだったのかも…と。
ヨーロッパがイスラム世界になっていたら、キリスト教音楽から発展した今のいわゆるクラシック音楽はなかったかも…と。
などということを考えながら話を聞いていました。
実際にはイスラム教は寛大なので、キリスト教は生き残っていたかもということらしい。
まあ実際には起こらなかった話なので、もしもの話をしても仕方ないのですが、想像するとちょっとおもしろいな…と。
ほかには、ヨーロッパ人という概念が登場したということで、ヨーロッパとは何ぞやと考えてしまいました。
ちょっとネットで調べてみると、ちょっとでは理解できない話がたくさんあって、とりあえずボチボチ調べよう…ということに。
アラブ人とは違うということらしいですけど。
高校生のころ、世界史は好きではなかったので、適当に流してたなぁ…という感じですが、今になって知るといろいろ面白いかも。
西洋音楽をやってるわけで、やはりヨーロッパの歴史については知っておいたほうがいいですね。