12月のプロムナード・コンサートは、毎年何かしらのクリスマス関連の曲を弾いています。
いわゆるクリスマスソングではなく…です。
今回は、シューベルトのアヴェ・マリアをリストがピアノ曲に編曲したものを最初に演奏します。
リストは、オリジナルの作曲に加えて、交響曲やオペラ、歌曲などを編曲したものがたくさんあります。
大規模な会場ではなくサロンで手軽に聴けるように…ということもあったでしょう。
リストの編曲物は、私も良く演奏するのですが、実に上手く作られています。
原曲の雰囲気を損なわず、徐々にピアニスティックに盛り上がって行きますが、弾くたびにその素晴らしさを感じてしまい、つい酔って弾いてしまうのです。
さて、シューベルトのアヴェ・マリアの編曲は、「12の歌」の第12曲で、1837~38年に作られました。
1811年生まれのリスト、27、28歳ですね。
75歳まで生きたリストにとっては、まだまだ初期です。
楽譜は、メロディをわかりやすくするために3段譜になっていて、両手でかわるがわるメロディを取りますので、慣れるまでは非常にややこしかったですね。(11月4日の第44回プロムナード・コンサートのページに楽譜は掲載しています)
原曲の歌の方もいいですが、私的にはリスト編曲のこのピアノ曲の方が気に入っています。
前半は和音の展開型による伴奏、後半は分三和音で音域を広くして曲を盛り上げています。
いかにメロディをうまく歌わせて厳かな雰囲気も出せるか、苦労しているところです。
いわゆるクリスマスソングではなく…です。
今回は、シューベルトのアヴェ・マリアをリストがピアノ曲に編曲したものを最初に演奏します。
リストは、オリジナルの作曲に加えて、交響曲やオペラ、歌曲などを編曲したものがたくさんあります。
大規模な会場ではなくサロンで手軽に聴けるように…ということもあったでしょう。
リストの編曲物は、私も良く演奏するのですが、実に上手く作られています。
原曲の雰囲気を損なわず、徐々にピアニスティックに盛り上がって行きますが、弾くたびにその素晴らしさを感じてしまい、つい酔って弾いてしまうのです。
さて、シューベルトのアヴェ・マリアの編曲は、「12の歌」の第12曲で、1837~38年に作られました。
1811年生まれのリスト、27、28歳ですね。
75歳まで生きたリストにとっては、まだまだ初期です。
楽譜は、メロディをわかりやすくするために3段譜になっていて、両手でかわるがわるメロディを取りますので、慣れるまでは非常にややこしかったですね。(11月4日の第44回プロムナード・コンサートのページに楽譜は掲載しています)
原曲の歌の方もいいですが、私的にはリスト編曲のこのピアノ曲の方が気に入っています。
前半は和音の展開型による伴奏、後半は分三和音で音域を広くして曲を盛り上げています。
いかにメロディをうまく歌わせて厳かな雰囲気も出せるか、苦労しているところです。