さてさて、昨日は今年最後のツーリング。
久しぶりにドリーム50で出動しようと思い、前夜にオイル交換を済ませました。

天気予報でも曇りながら降水確率は低くまずまず♪
で、帰宅後、いつものようにわんこを侍らせ床に就き、
翌日走るコースに思いをはせつつ夢の中へ。
で・す・が
翌朝はなぜかこういうコースをカートを押して歩いている?!
というのも、さかのぼること数時間、まだ暗い明け方のこと…
「キョウン…!」
弱々しくも何とも言えないつらそうな悲鳴で目を覚ましたので、
慌てて確認してみると、悲鳴の主は以蔵君。
いつもの
体のひきつらせの発作かと思いみてみたのですが、どうも違う。
もがくようにじたばたと足をばたつかせたと思ったら、
やがて起き上がり、今度はそのままの姿勢で頭を尾を下げたまま数分間じっとしたまま動かない。
こんなことは初めてなので、とりあえず体をさすり声をかけ続けておりました。
幸いこれはその後数分で収まり、その後は体をブルンブルンと勢いよく震わせ、
大きなあくびをした後は、落ち着いた様子で丸くなって横になりました。
ですがその後、異様に私のそばに寄り添ってぴったりと体を密着させたがるので、
寝返りどころか身動きも取れないほど。
まあ、それほどにつらく、怖かったんでしょうね。
そんなわけで、再度眠りについたのですがその数時間後また同様の発作を!
そこで、以蔵の状態が落ち着くのを待って、大慌てで獣医さんへ!
「しんどいの…」
そして色々診ていただいたのですが、
痛がり方や、現状の落ち着き方、また触診、聴診などから、心臓、内臓の異常ではない。
発作直後に立ち上がったり、体をブルンブルンしていることから、脳神経の異常もない。
歩行の状態や、足をあげてのおしっこの仕方(病院でしました)から、脊椎の異常もない。
前回の血液検査の結果や、昨日の食事の様子から腎臓、脾臓、膵臓などの異常でもない。
つまり、結論から言うと原因不明。
そこで考えられるのは、こむら返りではないけれど、
そういう筋肉のこわばりなどが起き、その痛みなどでパニックになったのではないかとのこと。
そういうわけで、現状では、MRIなどでの精密検査でも原因は断定できないでしょうから、
とりあえず、この日一日そばにつき、同じような発作を起こさないかをチェックし、
もし発作が起きたら、その様子を動画で撮影し、その状態を参考に考えてみることとなりました。
そんなわけですから、当然この日のツーリングはキャンセルし、
私は一日以蔵のそばで様子を見ることになったのです。
「やった~!今日は一日一緒や♪」
あれ?ずいぶん元気が出てきたやん。
行き道は力なく横になって寝ていたのに、帰り道はしっかりと首を上げお座りのまま。
「今は痛くないないねん。」
いやはや、ちょいと安心できました。
そんなわけで、その後は寝室にこもりきりで以蔵の様子を見ておりましたが、
幸い発作を起こすこともなくいつも通り。
いや、いつもよりはかなり甘えた状態で、
私のそばから離れようとしないし、少し離れると大慌てで探し始める。
やはり、前夜の発作のせいでかなり心細くなっているんでしょうね。
そんなこんなでお昼過ぎまでだらだら過ごしていると、
ジリリリ~ン!
(うちはいまだに
ダイアル式の黒電話が現役なのです。)
電話の主は獣医さんからで、内容は先ほど病院内でしたおしっこの検査結果。
で、その結果
「尿に結石が混じってました。」とのこと!
そうか!じゃあ、前夜の発作はそのせいなんですね?
「いえ、そうは思えません。というのも…」
実は今回見つかった結石は、遠心分離して初めてわかる程度の微細なものなので、
それが痛みの原因となるとは思えないし、
また万が一石の痛みであったなら、あのように軽度なものでもないし、数分で収まるようなものでもない。
(たしかに!同様に
石持ちの私の場合も数時間もがき苦しむのが常であります。)
ですが、尿にたんぱくもおりてきていることから、
今後これらの微細な石が固まって大きな石になることもありうるし、
そうなったら今度こそもがき苦しむ大きな痛みが!
(こんなところまで私に似る必要はないぞ~!)
そういうわけで、先の発作に対する注意はもちろんのこと、
この結石にも注意すべく、今後は食事にも気を付け、水分をたくさん摂らせねばならなくなりました。
とはいえ、人間の場合だと意識してお茶やビールを飲めるけれども、
わんこの場合はどうしたもんか…
とりあえず、ひき肉などでお肉スープを作って、
それでフードをお茶漬け状態で与えることにしました。
(一応昨晩、今朝と、機嫌よくお肉スープを堪能してくれております)
そういうわけで、その後はずいぶん落ち着いてくれた以蔵君。
午後にはいつものようにみんなと一緒に散歩に出れるほどになりました。
嬉しく楽しいトリコロール(3色)!
ま、正直ツーリングに行けなかったのは残念で、
正直な話、「今から行けば間に合うかも…」とも思ったりもしましたが、
少しでもこの子たちに関して不安があれば、出て行っても楽しめるはずもなく、
やはり、こういう時はこうして家にいるのが正解だろうなと、
わんこたちに囲まれながらそう思っておりました。
(=^^=)ゞ