一昨日は休日。
少し遅めに起きだして散歩に出ると良い天気なんですが空気がちと冷たい。
でもこの分だとお昼ごろにはかなり暖かくなるだろうな…
そう思いながら家に戻ると、ミニーの様子がおかしいとのことなので
時間外でしたがあわてて病院へ。
扉を開けると先生が待ち構えていてくださったのでそのまま処置室へ。
症状としては、「手足をばたつかせもがく」 「何度も首をもたげ口をパクパクする」といった感じですと伝えると、
前回のように肺に水が溜まっている可能背もあるので即検査にと。
しばらく待ったあと病室に呼ばれ中に入ると、底には落ち着いた様子のミニーの姿が。
そして、診察の結果、幸い肺には水は溜まってはいなかったものの、
心臓に
不整脈が見られ、二拍ほど心臓の動きが停止してしまっている状態で、恐らくもがいていたのはそのためであろうとのこと。
また、おそらくお腹の腫瘍が脳にも転移してきてしまい、結果今回の発作の引き金になった可能性が高いとのこと。
そういうわけで、心臓の鼓動を強めるお薬と、脳の炎症を抑えるステロイド、
それと、万が一の発作時に使用ずる座薬を処方してもらいました。
なんか、先日逝ってしまったへちまの処方していた薬と一緒だな、
今ミニーにしている点滴もへちまの残して入った分だし。
そんなことを思いながら、待合室でミニーの顔を見ていると。
ムニュ!
あんた!鼻つぶれてるで!
「え?なにぃ?」
「じゃ、反対向いて寝る。」
という感じで、いつも通りのミニーちゃん。
ほっ、よかった~。
そう、固形物は食べられなくなったし、歩くことも起き上がることもできなくなったけれど、
こうして私たちのことをちゃんと認識し、そして愛想よく応えてくれているから、
多分これからもいろいろ大変だろうけれども、
まだまだミニーちゃんと一緒に頑張っていきたいなと、そう強く思いました。
そんなわけで、幸いすぐに容体が落ち着いたので、
新たに処方してもらったお薬をもらい岐路につき、
少しほっとしながら浴びた朝日はとても心地よかったので、
帰りには日当たりの良い道を選んで歩きました。
「ポカポカ~♪」
*追記*
さて、このようなミニーちゃんでありましたが、昨晩発作を起こし少し慌てました。
深夜の2時ごろ
「きゃん!」と軽く悲鳴を上げたので起きてみてみると、
手足をばたつかせて苦しそうな様子。
そこで体をさすりながら声をかけていたものの、ばたつきは次第に引きつりに変わり、
やがて前足後ろ足ともに突っぱねて三角形のまま固まってしまいました。
そこで大急ぎで鎮静剤の座薬を挿入し、しばらく様子を見たところ、
体は次第に力が抜け、だらんとした感じに戻ってくれほっと一安心。
ですが、痙攣は相変わらずで、呼吸するたび、息を吐くたびに小刻みに体を震わせ、
その都度
「きゃん!」と悲鳴を上げます。
ですがやれることといえば声をかけて体を撫ぜ続けることだけなので、
そのまま抱きかかえて、「大丈夫、大丈夫、ここにおるぞ。」と静かに言い続けると、
その言葉は届くのか、首をもたげこちらに向かい、そしてじっと顔を見るのです。
そうしているとやがて悲鳴は呼吸10回に1回となり、それが20回に1回と減ってゆき、
やれやれと思いながらそのまま見守ってましたが、1時間後再度痙攣が始まったので再び座薬を挿入。
先ほどの分の追加だったので効果がすぐに出たのか、
幸い痙攣は小さなものに変わり、悲鳴も20回に1回、30回に1回に。
そしてそのまま1時間ほど抱き続けると、やがて小刻みな痙攣も治まり、併せて悲鳴も上げなくなりました。
そこで、やれやれと思いながら、「もう大丈夫やからな。」と声をかけると、
長い体を折り曲げるようにして私の顔に向きなおり、
そして答えるように舌で、ペロペロと私の顔を舐めてくれました。
だから、「そんなに気を遣わんでもええで。」と言いながら頭をなでると、今度はその手をペロペロ。
ほんと、優しい良い子です。
そういうわけで、やれやれと一安心できたので、ミニーをそっと酸素室に戻したのですが、
「きゃん!」
すぐにまた鳴きだしたので慌てて覗くと、
「……」
首を起こしてじっとこちらを見ており、そしてしばらくするとまた
「きゃん!」。
これはどうもつらいとか苦しいとかそういうのではなく、
「心細いので一人にしないで欲しい」という意味なのだとそう思ったので、
再度抱きかかえ膝に乗せたまま落ち着くまで座って待ちました。
「安心、嬉しい~♪」
そんなわけで、私は寝るわけにもいかず、そのまましばらく本を読んでいたのですが、
この間今度は
ポコが悲鳴を上げはじめ、どれどれと見に行くと、
ウンチ~お水~オシッコのフルコースで、その後も落ち着きがないので、
ミニーとポコの2頭を抱えて座っていたりと…
そうこうしているといつのまにやら午前4時、
気づけばミニーは深い息をしてそのまま静かに寝てくれていたので、
今度は酸素室に入れず、私の枕元にそっと置き、私はも寝床に着くべく、
他のわんこたちの寝ている隙間に滑り込むように潜り込もうと、そっと布団をまくり上げると…
「スヤスヤスヤ~♪」
先ほどの騒動などお構いなしに絶好調で爆睡中の
すーさん(素甘)。
うん、この子らの寝息が何よりのご褒美や!
そう思いいそいそと寝床に入ったのです。
(*^人^*)
てなわけで、すったもんだのひと騒動があったのですが、
おかげさまで只今ミニーは落ち着いて静かに気持よさげに寝ております。
さて、今日また追加の座薬をもらいに行くか。