もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

りりぃの現状 ~じいちゃんとりりぃ~ 

2025-01-26 09:38:22 | りりぃ
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「きゅ~ん、きゅ~んきゅ~ん…」


数日前、夜にうずくまり辛そうな声を上げ続けたりりぃばあさん当年19歳。
その声は一晩中続くほどであったため、翌朝一番に病院へ。

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「で、どうでしたか?」

血液検査の結果、異常は何処にも見られず、むしろ数値的には優秀ですら。
だから後ろ足や腰のあたりに異常があり痛みがあるのかと更に検査。
ですが、特に異常が見られないため、痛み止めの注射をしてもらい、内服のお薬を処方してもらい帰宅。

そしてその後帰宅してからも相変わらずの感じで、食欲も無くすほど。

とはいえ、これ以上何ができるだろうかと考えつつ、抱き上げてオシッコをさせていた時m

「あれ?抱き上げるのは痛がらないし嫌がらないぞ?」


足腰に痛みがあれば、以前の以蔵たちのように比9名を上げたり激しく抵抗するはず…

それどころか、試しに立たすと機嫌よさそうだし、うろうろと徘徊したがるように見える。
これはもしかしたら…

じつはこの子は年明け以来足腰がガクンと弱り、自力で立つのがかなり難しい状態。
だから横になっていて、立ちたいとか、寝返りを打ちたいとか思っても自由が利かない。
その状態がつらくもどかしくて悲鳴を上げているのではないか?

そう思ったので試しに以前獣医さんからいただいたU字型の枕を顔にはめてみると…

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「すや~♪」 「めちゃくちゃよく寝てる~!」

嘘のように落ち着いて、その後は微動だにせず安眠!

そうか!
そうやったんか!

というわけで、その後はこの枕を利用して、定期的に体位を入れ替え過ごさせております。
おかげで、例の悲鳴を上げることがほぼなくなり、機嫌よく過ごしております。

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「ごはんもちゃんと食べれてますよ♪」


とはいえ、動けないのは相変わらず。
だから、おトイレは抱きかかえ腹部を圧迫するか、タオルを用い補助ししゃがませさせております。

ですが、まだ寝たきりではないので、補助しつつ歩けますし、食事も自力でとれております。


で、今朝じいさん宅に行った際、このような話と、動画などを見せたところ、

「リリィちゃんも頑張ってますね。
ぼくもまけないようにがんばららなあきませんな~。」


と。

またこうして会わせてあげたいと切に思います。

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カートに乗って里帰り♪ ~じいちゃんとりりぃ~ 

2024-12-23 08:16:24 | りりぃ
「リリィは、あんたんとこに行ってからすぐに死んでしたんやったかな?」

先日じいちゃんがそうことを言いだしたので…

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「どこへ行くのですか?」


あんたの大好きなおじいちゃんの所やで♪

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「やった~♪」

というわけで、カートに乗っていざ里帰り!


そしてお家につくと、早速ベッドでじいちゃんと一緒に♪

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「しあわせ~♪」

じいちゃんも、大いに喜び強くリリィを抱きよせるもんだから…

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「むぎゅ~!」


だけども、そんなのは全く気にならないくらい幸せいっぱいのりりぃさん。

わが家にいるときとは明らかに感じが違い、全身から喜びオーラがあふれ出ている。
なんせ自分を保健所から引き出してくれた命の恩人。
世界中の誰よりも大好きな大好きなおじいちゃんだから!
(詳しくはこちらの話を。)

そんなわけだから、この時もすっかりと体を預け切り…

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「ずっと、こうしていたいのです…」

とはいえ、近ごろはすっかり足が弱り、ほぼ一日寝たままのような毎日。
まあ、来年はもう19歳になる身でありますから、それもやむなし。

でもだからこそ、高齢のじいちゃんとの二人暮らしはとてもとても…

そういうわけで、今はこうして少しだけ里帰りして抱っこしてもらうのが精いっぱい。


また来週もお天気が良ければ会いに行こうね♪


というわけで…

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「それまでお爺ちゃんをお願いね♪」

と、その間じいちゃんを身代わりのぬいぐるみ(お尻尾ちゃん)に託すリリィなのでありました。
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りりぃをぎゅっ!(おじいちゃんとわたし⑭)

2024-11-18 08:18:04 | りりぃ
「さ、今日は目医者さんやから、さっさと歯を磨いてや。」
「はい、わかりました。」


返事は毎回良いものの、椅子にどっかり腰を下ろしたまま、上機嫌で手を叩ききテレビを見ているこのじいさん。
毎度のこととは思いながらも、診察時間が迫っているため再度促す。
「はよ歯を磨いてや!」
「はい分かりました。で、今日はどこかへ行くんでしたかな?」
「目医者さん。目医者さんに行くんや。」
「ああそうでしたな。」

このやり取りにも慣れているから、別にそうは気にせず、
「お医者さんから帰ってきたらすぐ寝てまうやろ?その前に磨きをしとかな。」
「はいはいはい…」

とはいうものの、相変わらず坐ったままで視線はテレビ。
そこでふと思い出したことがあったのでこう言ってみた。

「帰りに、うちに寄ってリリィに会うんやろ?」

すると…

「ああ、そうでしたな!」

勢い良く立ち上がりさっさと洗面台に移動して歯磨きを始めたではないですか。
やればできるやん…

で、その後車いすに乗せ表に出ると…

「今からどこに行くんでしたかな?」
「目医者さん。」
「あれ?リリィちゃんのところは?」


そこはちゃんと覚えてるんかい~!


というわけで、無時目医者さんには間に合ってその帰り道。


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リリィとじいさん、久々の再会♪


近ごろめっきり弱ってしまたリリィですが、じいさんい抱っこしてもらいながら一生懸命匂い嗅ぎ。

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「おじいちゃんの匂いです♪」


じいさんも嬉しくてうれしくて、りりぃを抱きしめたままなかなか放しません。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

帰り道、

「リリィちゃんは、他の子と仲良くしてますか?」
「まあ、仲良くというか、それなりに、お互い我関せずに過ごしてるで。」
「そうですか…」
「でもまあ、よく食べて、良く寝て…、まるでおじいちゃんといっしょやわ。」
「そうですな~。あんたんとこ連れて行ってもらって良かった、よかった。」
「また来週も会いに行こうな。」
「はい、そうしましょう、そうしましょう。」

こんな会話を、3回ほど繰り返し上機嫌で手を叩くじいさんを押しながら家に向かいました。




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ハロウインの奇跡?(おじいちゃんとわたし⑬)

2024-10-28 09:34:41 | りりぃ
昨日はハロウイン。
うちの商店街でも朝からイベントでコスプレの子供たちが押し寄せてきていました。
「あれま~!これほど多くの子供がおったんか~!」
と、思わずそう思うほど。

で、子供たちのお目当ては、
もちろんイタズラをちらつかせカツアゲして回るお菓子の数々と…

たくさんの出店!

そう、ハロウインにあわせ、「まつり」を開催。
だから屋台や出店がたくさん出展してたので、大人も子供も大喜び!

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だから、もう物凄い人出~!

で、本来はこういう人混みが苦手な私は、家にこもってやり過ごすのですが、
じいちゃんは正反対で、昔からこういうお祭り騒ぎが大好き!
ですので、

「今日はお祭りがあって一杯人が来てるからちょっと覗きに行く?」
「はい♪」

二つ返事でいそいそと出かける準備。

そういうわけで、車いすを押して、その祭りの中に飛び込んでいったわけですが…

まあほんと!あまりの人出で動けない!

それもそのはず、先ほどの写真の様な人込みで、皆がそれぞれお店の前でたむろしているうえに、
こちらは何かと機動性の悪い車いす。
おまけに、人や物にぶつからぬよう、気を付けながら進むからもう大変!

それでもじいちゃんは嬉しそうに、コスプレ姿の子供たちやあちこちのお店を眺めにこにこ♪
とはいえ、押し歩く私はさすがにしんどい!

そこで、
「一旦うちの家により、久々にリリィにでも会うか?」
「そうしましょうか。」

というわけで…

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「抱っこしてもらえてうっとり~♪」

リリィはうっとり♪じいさんはニコニコ♪

こうしてしばしの再会を堪能したのち再度表に出てみると、
いきなり、缶ビールとソーセージを両手に持ってしゃがみ込む複数の若い夫婦とその子供たち。
しかもその足元には、放り捨てたごみの数々。

「あ~、これさえなきゃええまつりのにな…」
そういうことを話し合いながらしばし進みましたが、
さすがに、どんどんどんどん増え続ける人の波に圧倒されてしまい、
「もうそろそろ帰ろうか?」
「そうですな~。」
と、家の方へと向きを変えたその瞬間!
「あぁ~!!よかった~!」

声の方を振りむけば、そこに見見知ったおばあさん。

実はその方、昭和の40年代(1970年代)ごろからうちの販売員を務めてくれていたEさん!

共に家が近所とはいえ、この人ごみの中、
そしてまさに今帰ろうとしたこのタイミングで出会えるのはなんという偶然!
これはもう奇跡といってもいいのでは?
そう、さしずめハロウインの奇跡♪

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というわけで、本当に久々の再会で双方大いに喜び、見ていることらも嬉しい限り。

で、一通り喜んで話をした挙句に、じいちゃんがニコニコしながら言った一言が…

「ところで、あなたは誰でしたかな?」

「何言うてんねん!Eやがな!」
「ああ、そうでしたな~♪」


ほんま、とぼけてるんか、ぼけてるんか…

昔からこういうところのある人なんで、本気なんか冗談なんか分かりづらい!


こういう感じで、この後は始終ご機嫌で、
道々の景色のあれこれを眺めては、その昔話を交えつつ家路に向かいました。

たまにはこういうのもええよね♪
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Wの再会! (おじいちゃんとわたし⑫)

2024-10-14 08:41:19 | りりぃ
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「お!久しぶり!」「ひさしぶり~!」


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「ん~♪」 「エヘヘへ♪」

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「しあわせ~♪」


というわけで、只今離れ離れで暮らしているおじいちゃんとリリィが久々の御対面となりました。
幸いリリィの体調は以前に比べかなり良くなり、
今では家の中を自由に歩き回り、適当な場所で横になって眠るような感じ。
また食事の方も、口元に器を持っていけば自分で食べられるほどにも。

ですが、それでもやはりいろいろと問題があるので、常に目の届く範囲に置かねばならないため、
やはり、高齢のじいちゃんとの二人暮らしは無理な状態。

じいちゃんもそのことは十分承知はしているものの、さみしい気持ちは抑えきれず、
「リリィちゃんは元気でしていますか?」
この言葉が、近ごろは毎朝のあいさつ代わりになっております。

そういうわけで、できるだけ会わせてあげようと、こうして家に連れてきてはりりぃを抱っこ。


そんなわけで、この日も満足し自宅へ戻ったじいさん。
準備した夕飯を前に、あれこれ上機嫌でお話。
で、それはいいのだけれども、一向に食べ出す気配がないので、

「おじいちゃんそろそろ食べ始めてくれんと困るな~。」
「え~、でもまだ食べたくないしな~。」
「リリィちゃんも今丁度ご飯食べてる時間やで。」
「りりぃちゃんもですか?」
「そうそう、だから、りりぃちゃんと丁度おそろいやで。」
「リリィちゃんと、お揃いということはゃ…
じゃ、このご飯はドッグフードですな?
「なんでやねん!」


てなやり取りの後、機嫌よく完食してくれました。

どっちも元気なら、どっちもまた会えるからね♪


というわけで、無時リリィとの再会を果たしたじいちゃんでしたが、その翌日…


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「久しぶり~!元気か?」「ああ、よう来てくれたな~!」

なんと、小学校~高校まで一緒であった幼馴染がわざわざこうして尋ねてきてくださいました。

これにはじいちゃんも大喜び!

とはいえ、私が大急ぎでじいちゃん宅まで走って連れ出そうとした時はもう本格的に寝る体勢。

「おじいちゃん起きや!」
「いやや、もう寝る…」
「同級生の〇〇さんが、今店に来てくれてはるんやで!」
「え?!〇〇君が?!」

その後は一気にシャキッとし起き出したので、大急ぎで車いすに乗せ店まで。

というわけで、めでたく再会を果たし、あれこれ懐かしそうに話しをしておりました。

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手をがっちりつなぎタッグを組んだ93歳コンビ♪

じいちゃんは本当に嬉しかった様子で、別れ際も消えていく後ろ姿をずっと目で追いながら、
「〇〇君、よう来てくれたなぁ…」
と、何度も何度も口にしておりました。

それは一夜明けた翌朝も同様。
だから…

「次また会えるときもちゃんと話ができるように元気でおらんとあかんね。」
とそう言うと、
「ほんまやねぇ…」
とニコニコしながら答えてくれました。
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犬メロな休日

2024-10-03 08:22:54 | りりぃ
昨日一昨日は月に一度の連休でした。
ですので、お墓の掃除や役所周りなど時間のかかる用事を済ませるのに大忙し。

とはいえ、その移動はもっぱらバイクなので…

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あ~、秋の風は気持ちい~!


と、木陰でコーヒーを淹れて楽しむ余裕も♪

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とはいえ、この私実はこういう身の上なのですよ…
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そう!犬メロ!

ですので、用事を終えるとまっすぐ家に戻り…


「ただいま~!待たせてごめんよ~!」

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「いいのいいの♪なでなでしてくれればそれでいいの♪」


と、このような感じでわんこ三昧。

やがて動き回った疲れもあり、わんこを抱いたままうとうとし始めると…、

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「私も眠くなってきました…」


というわけで、皆さんももおねむタイムに突入!


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「ペロリ♪すーすー♪」

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「すや~♪」

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「ぺろんちょ♪ぐーぐー♪」


ああ、とても平和な時間でした♪


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「ところで、わたしらは?!」

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「ぼくらは~!?」


あ~、ごめんごめん。
もちろんネコさんチームにもおやつとおもちゃ遊びでご奉仕させていただきましたよ。

(*^人^*)



**おまけの話**

そういうわけで、先ほどの恰好のままアチコチ買い物にも出たわけですが、
そのときの、とあるスーパーのレジにて…

「~~円に、なります。」
「あ、はい。」
「ところで、犬お好きなんですか?」
「え?!あ、!は。はい!」


そりゃ、あんなTシャツを着てたらまるわかりだわね!

(=^^=)ゞ

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「バレちゃってますね!テヘペロ♪」
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再会! (おじいちゃんとりりぃ⑪)

2024-09-29 08:12:23 | りりぃ
1週間ほど前、足腰が立たなくなってしまったため、義父宅からわが家へ引っ越ししたりりぃさん
人見知り&犬見知りな子ゆえ、うちの子たちがいる中でリラックスして過ごせるだろうか?
そういう心配をよそに、当日から結構自由に動き回り、それをうちの子たちもあまり気にしていない様子。
おかげでこのようにのびのびと過ごしております。

ですが、りりぃがいなくなった義父宅は、あの子がいないだけで結構がらんとして寂しい感じ。
ですから、じいさんも会うたびに、
「リリィは元気ですか?」
と。

18年間毎日お散歩してかわいがっていた子だけに、そりゃあ気になるし、寂しいし、会いたいだろうな…

でも、今リリィを連れ戻しても、じいさんには世話できないし、下手したら二人で共倒れ。

そこで…


この日は午後からじいさんを病院へ連れてゆく日。
ですから、私は車いすを押しながら病院へ向かう途中に我が家へちょっと寄り道。
じいさんに元気になったりりぃを会わせてあげようと思ったのです。

そして感動の御対面~!

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「リリィおいで~♪」

ですが、りりぃは車いすのまわりをうろうろ!
だからこうして正面に座らせてみると、クンクンクン…

な?あんたの大好きなじいちゃんの匂いやろ?

というわけで…

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必殺抱っこ地獄~!


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「あ!おじいちゃんの腕の中や!♪」

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「うれしい~!」

というわけで、じいさんもリリィもニコニコの大満足だったのありました。


そしてその翌朝いつものようにじいさん宅へ向かうと…

「リリィは元気ですかな?」
「ああ、元気やで。というか、昨日会ったやん?」
「え?僕がですか?」
「そうそう、抱っこしたやん!」
「あれ?そうでしたかな?覚えてません…。」
「じゃ、うちの家に来たのは?」
「さて…」
「扉の音が気になっ、て油をささなあかんとか言っていたんは?」
「ああ、それは覚えてます。」
「で、その後車いすで家の中に入って…」
「ああ、覚えてます。」
「で、その時りりぃを3階から連れ下ろして会わせたやん?」
「さて…?」
「覚えてない?」
「はい。」
「じゃあ、また会いに行くか?」
「はい♪」

う~ん、ホンマに忘れてしもたんやろうか?
それとも、もしかしたら…

とぼけて、もう一遍リリィに会おうという算段ではないやろか?

なんせ食えんとこのあるじいさんなので、そう勘ぐってしまうのですよ。

(=^^=)ゞ


一方、その頃リリィさんは…

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「むにゃむにゃ…おじいちゃん…」

皆と仲良く寝ながら夢の中でじいさんに会っていたようでした♪
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りりぃその後

2024-09-23 08:34:37 | りりぃ
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「ここは…どこ?」

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「ま、とりあえず寝ましょうか?」

昨日最後の方でお話ししましたように、この数日でリリィはガクッと体力を落としてしまい、
特に後ろ足の踏ん張りがほぼ聞かず、一度寐ると立つのにかなり苦労する状態。
おまけに、あの子の住む義父宅は床がすべてつるつるのフローリング!
だから踏ん張りがきかないため、一度寐てしまうと自力で起き上がれないような状態。

もちろん滑り止めのカーペットも随所に敷き詰めはしているものの、
ドアの可動部分などにはひっかって敷けないため、その所で倒れるともうずっと寝た切り。
そういうわけで、今までのように私が通って面倒を見るのも限界だなと感じたため、
先日我が家に引越しさせたのです。
やはり、常に目の届くところに置いておくのが一番安心。

幸い体力が少し戻ってきたのと、我が家の床はペット用のざらついたカーッペトを敷き詰めてあるため、
りりぃも、思いのほか自由に動く回ってくれております。

だから気が付けば、いつの間にか寝室へ移動して…

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「あら!ここはなかなかに居心地がいいですね♪」


みんなのお気に入りの船形クッションを陣取りご満悦。

で、そんなリリィさんを取り巻くのはうちの子たち。


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「知らんひとや…」「私知ってるで~!」「僕嬉しい~♪」

雪乃はたまにじいさん宅へ遊びに行っているためリリィとは顔見知り。
で、初対面はすあまさんとういろう君。
さて、どういう反応を示すかなと、少し気にしておりましたが、
すーさんは、しばらく花をヒクヒクさせたのちは、興味を無くし自分尾寝床へ向かいZZZ…。
一方ういろうは大喜びで大歓迎!

リリィの後を追いかけ、一生懸命遊びに誘います。

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「なぁなぁ、いつまでおれるん?」


心配せんでも、今後ずっと一緒におるで♪


さて、こうしてリリィが我が家に来たわけですが、それはつまり、じいさん宅からわんこがいなくなったということ。

だからそれは少し寂しかろうと、ベッドにわんこのぬいぐるみを置いてきたのです。

で、その後お昼の様子を見に向かってみると…

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あ!一緒に寝てる!


しかも…

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手ぇ握ってる~♪

そりゃ、りりぃと一緒に18年。
その前の子たちを含めれば、50年ほどずっとわんことともに暮らしてきたじいちゃん。
だから、家にわんこがいない生活は、やっぱり寂しいんでしょうね。

リリィがまた元気になったら会わせに行くからな~!


**追記 今朝のりりぃ**

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ジャ~ン!

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ビシッ!

とまあ、このような感じで、結構しっかりと力強く立ち、思うままにうろうろと歩いております。

また、うちの子たちもすぐに慣れてくれたので、りりぃも怖がらずのんびりくつろげている様子。

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「もう仲良しやねん♪」

そんなわけで、まずは一安心あのですが、食欲が相変わらずなく普段の2割ほどしか食べません。
だから、りりぃにだけおいしそうなものをトッピングするものだから、他の子たちが大騒ぎ。

まあ、まだ来てすぐだから、もう少し時間がかかるかな?
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くるりん尻尾のリリィさん♪

2024-09-22 08:21:09 | りりぃ
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「ただいま~♪」


あ?え?どちらさん…??

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「いやですね~、りりぃですよ~♪」

え?でもりりぃさんといえば…

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いつでも、どこでも、もっさもさ~♪

なのに今のこの姿は!

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「スッキリ!シャキ~ン!」


そう、この日リリィさんは久しぶりにカットに出たのでした。
放っておくとボサボサの伸び放題になり顔も分からなくなるほどだし、
シモの方も汚れが落ちにくくなりますから。
そんなわけで、思いっきり短い「柴犬カット」でお願いしたわけ。

とはいえ、ここ数日ガクっと調子を崩し、歩くのがしんどそうになってきていたので、
「立ってカットができないかもしれないので、その場合は寝たまま適当で…」
と、そうお願いしたのですが、意外や意外!
「ちゃんとしっかり立ててましたよ!」
と嬉しいご報告。

おかげで身軽で動きやすくなったのか、帰り道は依然尾用にしっかり元気に歩きました。

そうそう、只今24時間オムツ着用のため、自慢のふさふさ尻尾も丸刈りに。

すると…

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くるり~ン♪

先端が豚のしっぽみたいに巻いていて可愛い!

以前から「なんか先っちょが丸まっているな?」とは思っていましたが、ここまで見事とは!

そんなわけで、、
「お家に戻ったら、この可愛い姿をじいちゃんい診てもらおうな~?」
とか言いながらお家まで。

そして帰宅後…

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「あれ?あれ?おじいちゃんがおらへん?!」


そう、この時間はまだおじいちゃんはデイサービスに出かけて御留守です。

だからお昼ご飯を食べてひと眠りしながら、おじいちゃんの帰りを待つリリィなのでありました♪



**追記**

実はこの翌日から、再度後ろ足が立たなくなったため、このままじいさん宅に置いておくことが無理に思えたため、
さきほど我が家へ引っ越しさせました。
これで、24時間いつでも面倒を見れるのでまずは一安心。

ですが…

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「なんかめっちゃ見られてますんやけど…」

やって来たリリィが目新しく嬉しいのか、皆さんが寄ってたかってクンクンクン…

さて、対犬恐怖症のビビりのりりぃさん御運命やいかに?!

詳しい話はまた明日にでも。
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じいちゃんが言うところのりりぃの話

2024-03-30 08:43:11 | りりぃ

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「せぇ~のっ!」  「りりぃばあちゃぁ~ん!」


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「はいはい!りりぃばぁですよ~!」


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「きゃぁ~!かわいい!かわいい~!」


というわけで、今年18歳になるリリィばあちゃんが、かわいくおしゃれにカットされて帰ってまいりました。

昨年夏に一度寝たきり状態になり、もはやこれまでかと思われたものの、その後見事に回復
そして多少首が傾いたままにはなったものの、その後は毎日元気に散歩に出れております。


さて、実はこのリリィさん、元は保健所に収容されていたわんこでありまして。
それを知ったうちのじいちゃんが引き取りに行き、家族として迎えた子。

そしてその際保健所でこういうやり取りがあったとか…

「この犬ですが噛み癖があるので気を付けてくださいね。」
「どれどれ…」
「あ、危ないですよ!いきなり手を出すと噛まれます。」
「いえいえほら。」
「あ!犬が手を舐めている!すごい!こんなことは初めてです。」


実際その後もリリィは基本じいちゃんにしかなつかず、わたしが家に行くと後をつきずっと吠えたて続ける。
そんな感じですから、うかつに顔や口元に手を出すと威嚇するような子。
これは歳をとった今でも変わらず、顔まわりの毛のカットや目やにの掃除は大暴れするので本当に大変!

そんな一癖も二癖もあるこの子ですが、前述のようにじいちゃんとは心がズバリ通じ合っておりますから、
ふたりはもそう相思相愛。
だから今年の初めにデイサービス先でじいちゃんが書いてきた今年の目標が、
「リリーといつまでも」
であったのですよ。


さて、そんなりりぃさんなんですが、近ごろじいちゃんの話が微妙に変わってきておりまして、
この子を引き取ったいきさつが、今では以下のように語られることが多いのです。

この犬は、東の団地で大暴れしていて、
「噛む犬!怖い犬!はやく処分して!」
と、住民の人たちが困まらせていたんです。
そこへ僕が訪れ、この子の顔の前に手を差し出すと、すっとお手をし、
「信じられない!こんなことは初めてだ~!」
と、全員がびっくりし、
「これはもうそちらの子になるしかない。」
というわけで、うちに子になったんですよ。

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「なんか、北斗の拳みたい…」


まあ、多少脚色が加わっておりますが、大筋においては合っているような気もするのでOK!
何にせよ、今じいちゃんの頭の中ではすでにそういう話になっているのだから。

そういうわけで、この子はじいちゃんいとって、ものすごく特別でかけがえのない子。
それはまた同時に、この子にとっても同様。
だから私はこのふたりの邪魔をせぬように、毎日お世話に通わせてもらっている感じ。

だから、リリィちゃんくれぐれもこれから先も元気でいてね。

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「了解!でも顔を触ったら噛むからね♪」


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斜めのりりぃ ~本当の性格?~

2023-10-15 09:00:14 | りりぃ
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「あれ?なんか…?」


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「なんだか世の中斜めってません??」

それはね、リリィちゃんの頭が斜めに傾いているからだよ。

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「え?!そんな?!」


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「あはは!本当だ~!」


前回のお話さのように、寝たきりの状態から劇的な回復してくれたりりぃちゃん。
その後遺症でやや頭が傾いた状態のままではあるものの、毎日こうして元気にお散歩に出ております。
ありがたい!

そしてまた別の後遺症というか、りりぃにある変化が起きておりまして…

じつはリリィは当初から物凄く気難しい子で、保健所から引き出す際も、
「この子はすぐに噛みつきます。」
と、そういわれておりました。
じつは、こういう保健所からの引き出しの場合は
譲渡手続きの際に、新しい飼い主の手をかむかどうかがチェックされることが多く、
この子の場合もその時に先ほどのように言われておりました。
ですが義父が手を出すと噛まずにペロペロ舐めたので、
「こんなことは見たことない!」
と、職員の方々も非常に驚かれ、以来、そのことが義父の自慢の種の一つとなりました。

その後うちに来た後、噛みつくことはしませんが気に食わないこと、
例えば目やにを取るとか毛を切るとか、そういうときには噛みつくしぐさで威嚇して大暴れをする。
私が行くとずっと後をついてきては、いつまでも休むことなく吠えたて続ける。
そういう子であったのです。
それは歳を言ってから特に顕著になり、それまで通っていたお店でも顔まわりの毛はカットさせないほどに…

だからカットから戻ってきた姿も…

IMG_9644.jpg
こうであったのが…


RIMG6521.jpg
こういう感じに!

ですが発作で倒れて以降はそういうことが全くなくなったのです。
あまり抵抗もせずに、顔周りの毛を切らせるし、目やにも取らせる。
そして私に吠えることも全くない。

そして、「りりぃおりこうやな~♪」と声をかけ頭をなでると、すごく嬉しそうにはしゃいで喜ぶ。
以前なら、
「やめろや!」
と、そういう感じで首を大きく振り私の手を振りほどいていったのに。

だから「リリィがずいぶん変わったよ。」とそういう話を家でしていると、
私と奥さんがほぼ同時に、
「でももしかしたら、
それがあの子の本当の性格なんかも?」

と。


色々あって保健所に連れてこられた子だから、
きっとそれまでに色々な辛い目にも会っているはず。
そうなると、当然誰彼を素直に信用できず、常に身構えて生きていかねばならなかったはず。

でも、今は発作の後遺症でそういう意識が薄れてきたので、生来の性格の方が強く出ているのでは?

今顔を斜めにしたりりぃと一緒に歩いていると、明らかに、今までよりも楽しそうな顔をしている。
「しかたがないな~。」そういう義務感ではなく、
「楽しいな~♪」そういう感じでお散歩を楽しんでいる。

そういう風に私には見えるので、一層先ほどのような思いが強くなるのです。

そういうわけで、ぜひ皆さんにもあの子の歩く姿をご覧いただきたいのです。
私と同じように感じていただければ嬉しいのですが。


**動画**

斜めのりりぃ ~本当の性格?~

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りりぃの回復 ~歩きづらくなったわんこの介護~

2023-10-01 08:25:55 | りりぃ
この間いきなり倒れ、その後ほぼ寝たきりとなったりりぃ。

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ですが、幸いその後回復の兆しを見せ始め、今では以前ほどではないものの元気に散歩に出れるようになりました。

RIMG0061.jpg

ですが、その間はやはり足元がおぼつかなく、
自分で立ち上がろうとするもののすぐにふらつき倒れたり、
また上手く立てたとしても、数歩歩くと腰砕けになったりこけてしまうこともしばしば。

こういう場合本人のやる気があるうちは手助けをして立ったり歩いたりできるようにしてあげると、
上手くいくと回復に向かい、寝たきりにならずに済みます。

そこでぜひ次のような方法で手助けしてあげてください。

RIMG0052.jpg
まずタオルを輪っか状に縫い合わせたものを用意します

これはその子その子の体格に合わせた大きさで輪っかにしてあげてください。
そしてそれを8の字に捻り、各々の穴に左右の後ろ脚を通します。
そして左右の輪っかをひとまとめにして掴むと…

RIMG0062.jpg
この様に下半身が安定します

この場合、輪っかにもう一本タオルを通しと高さ的にもよりつかみやすく、支持しやすくなります。


わんこの場合、立ち上がりにくくなっても大抵前足はしっかりしているものですから、
こうして下半身を補助してあげれば、意外としっかり歩けるようになるものです。
また、おトイレの最中に腰から砕け落ちたおれるといったことも防止できます。
規則正しい排便は内蔵の働きそのものを良くしてくれますのでこの効果は大です。
ですので是非一度お試しください。


そしてまた家の中での話になると、
立ち上がろうと力んだり、よろけてこけた拍子に尿漏れを起こすこともよくあります。

ですので、普段からオムツを食ませておくと、その状態になれるので、
その後のことも考えると良いと思います。

IMG_3873.jpg
どう?可愛いオムツ姿でしょ?


こんな感じで、りりぃも毎日励んでおりましたら、おおよそ1週間で補助なしで立ち上がり歩けるまでに回復。
今では大きく傾いていた首もかなりましになってきて、機嫌が良い毎日です。

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「ウヘヘヘ♪」

わんことともに暮らすと、どうしても老いや病は避けて通れぬこと。
だからこそ、その時にうろたえてしまわぬよう、心の準備だけはしっかりしておきたいものですね。


さて、そういうわけで、くだんのりりぃさんはただいまこのような感じ。

RIMG0166.jpg
首もかなり真っ直ぐになりました♪

当初は思いもしなかった嬉しい回復!

今では距離は減ったものの、以前のよう自力でお散歩に出ておトイレできるようになりました。
これからも、どうか、こうして共に仲良くお散歩できますよに。


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りりぃの回復と私の発熱

2023-09-20 10:29:01 | りりぃ
先日来寝たきりとなったままのリリィでしたが、昨日は何度か立ち上がりうろうろと。
今朝も様子を見に行くと、自分で部屋の中を歩き回り、定位置の水飲み場で自分で水を飲んでおりました。
これは嬉しい!
ついこの間は思いもできなかったこと!

ですがこれは良いことばかりでなく困ったことも…

というのも、相変わらず脳の障害からの眼振(絶え間ない眼球の振動運動)があるために、
立ち上がり、そして歩いたりすると、すぐにめまいを起こします。
そうなると、せっかく食べさせたものもすべて吐き戻してしまうので、一からやり直し。

ですから、食後最低1時間は横にさせ、そのまま安静にさせるために付き添わねばなろいません。
これがなかなか…

昨日も数回、「いやや!わし立ち上がるねん!」
と言いながら立ち上がり、数歩歩いたのちゲロゲロ…

そんな中、行きつけの獣医さんから大型の床擦れ防止マットや介護道具一式をいただきまして…

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「あれ?これは大きくて寝心地よさそうですね♪」



また同時にいただいた、傾いた首を安定させる特殊な形状のクッションもいい感じで…

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「うんうん、これはなかなか…」


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「快適です♪」


と、居心地が良いのか大人しく寝てくれております。

そんなわけで、昨日の休日も、ほぼ一日リリィのお世話。

そして帰宅後、「なんかちょっとしんどい?」
体にだるさを感じ、軽い咳とクシャミが出始めたので、葛根湯を飲んで早めに就寝。
そして夜中に熱っぽさを感じたので計ってみると37度。

そういうわけで、今朝もリリィの世話を終えたのち、まずは病院まで。
高熱ではなかったのですが念のため、コロナとインフルの検査も受けてみました。
その結果は両方ともに隠棲。

先生曰く、
「たぶん、体の疲れが一気に出たのでしょう。
くれぐれも無理なさらずに、ゆっくりしておいてください。」


とはいえね~、やらねばならないことが多すぎる!

そんあわけで、ただ今薬を飲んで、お店を開けました。
さ、ぼちぼちがんばろう~。
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寝たきりドッグセット  ~りりぃその後~

2023-09-18 09:02:13 | りりぃ
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「リリィちゃんお加減いかが??」

カラフルな尻尾でお出迎えしてくれたのは、病院の看板犬のロイ君
一昨日昨日今日、世間ではシルバーウイークの連休。
ですので当然病院も連休なのですが、ただ今先生はりりぃのため毎日点滴を打ってくれております。

おかげで当初よりかなり状態はよくなり、昨日の朝は一時自分で立ち上がりむんちを!
しかしさすがに経てたのはその時だけ。
とはいえ、当初は左を下に横たわるしかできなかったのに、今はこの様に半身を起こせるほどに。

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とはいえ、やはり神経のダメージが大きいため頭大きく傾いたまま。

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眼球が激しく振動するいわゆる「眼振」も見られるため、常にめまいなどにも苦しんでいるはず。

ですから、次第に姿勢を崩しこのように横になった状態へ。

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さて、そんな感じで、何とかここまで回復してきてくれましたが、上記のような感じで、今は基本寝たきり状態。
とはいえ、当初と違い、口に水など入れれば飲み込んでくれるので、まずは一安心。
ですから、今後はこちらの対応もその状態を想定したものにしなければなりません。

そこで取り出したのがこの寝たきりセット

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給餌道具と体重分散マット

寝たきりになったとき最初に気をつけねばならないのは床擦れ
ですから、理想的には数時間おきに体の向きを変えるなどし、、体重が一か所にかかり過ぎないようすべきなのですが、
加圧を分散できる特殊なマットを敷くことである程度緩和できます。
特に、この子の様に、左や右など決まった方向しか下にさせない場合は特に有効。

また、ねたきりになると顔を上げることが難しくなり水を飲んだり食べたりが自分ではできなくなりますの。
そのような場合は次のような道具がとても有効です。

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ドレッシングボトルとシリンジ

水や液状のものはドレッシングボトルに、粘り気のある流動食はシリンジを利用。
どちらも次のように、口のわきに差し込み少しずつ送り込むようにしてた与えます。

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差し込む場所は唇(パッキン部分)と歯茎の間。
適量なら自分で舌を使いきちんと飲み込みます。
のど(口中)に直接送ると、気管に入る可能性があり大変危険ですから、絶対せぬように。


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流動食も同様ですが、一気に入れるとあふれ出ますから、少しずつ。

またこのような食生活になるとうんちが緩くなりますから、
オムツをしていても、その下にペットシーツを敷いておく方が無難です。


そういうわけで、ただ今りりぃはこういう生活。
でも、先ほどの様に少しの時間ならば身を起こすこともできるようになってきたので、ほっと一安心。

これからぼちぼち、無理せず過ごさせていこうと思います。



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阪神優勝とオムツ交換

2023-09-15 09:47:30 | りりぃ
昨日は我が阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めてくれました。
ほぼその瞬間、
私はリリィのオムツ交換に四苦八苦しておりました。

といいますのも、リリィの看病のため義父宅に行き、
そして寝る前のオムツ交換と思いながらテレビを見ていると、
「やや!もう8回終盤!しかも阪神2点リード!」
これはもうほぼ確実やね♪

思えば、初めて阪神の優勝をこの目で見た日も、私は夏風邪で熱を出し布団の中。
だから一層はっきりと記憶に残っていたりします。

だから、「さて今回は同かいな?」
と、そう思いながらしばらく眺めていると…
え?二塁打?
え?タイムリー?!
というわけで、あれよあれよという間に1点差!

だからオムツ交換そっちのけで見いっていると…
あ!りりぃが暴れてる!

ふいに激しく身もだえしたかと思うと、お尻からコロコロ丸いうんこさんが三つ。
そして、下に敷いたペットシーツにもおしっこが広がって!
ああ、こりゃすぐに交換してやらねば!
と、思いはするもののテレビの中の甲子園ではツーアウト3塁であと一人コール!
つまり、一打同点か、はたまた優勝決定の瞬間!

でも、早急にリリィの方も対処しないと、悲惨なことに。

そういうわけで、リリぃの体をきれいにし、オムツを交換にかかったsまさにその瞬間ゲームセットで優勝決定!

とても嬉しいけど、思い切りせわしない!

でもたぶん、以前同様これも一生記憶に残る優勝決定の瞬間なんだろうな。
そう思いながら、りりぃのオムツをきちんと交換しておりました。

RIMG9975.jpg


**リリィの容体**

・体の左側を下にしたままずっと寝た状態。
右下に体位を入れ替えると激しく暴れすぐ又左を下に。
・水分も食事も全くとらず、口に入れると激しく抵抗する。
・寝ている間は静かで穏やか。

今朝もまたりりぃを連れて獣医さんへ行き、輸液と注射。
先生の見立ては次のようなもの。

神経症が出ているので、おそらく脳腫瘍が原因では?
ただ、検査も、処置も(高齢ゆえ)意味がないと思われる。
だからできるのは輸液などの対処療法のみ。
なお特にどこかが痛むという感じではなさそうで、
体位変換時に暴れるのは、体が自由にならずパニックに陥っているから。


そういうわけで、痛みに耐えて苦しんでいるというわけではなさそうであったので、少しほっとしました。
とはいえ、食事をとらない限り体力は落ちてゆくばかりなので、
今後流動食を含め、あれこれ試してみようと思います。
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