捕獲し、避妊手術を施して、昨日でちょうど5日目でした。
幸い薬の投与も上手くいったので、そろそろ表に放すことにしました。
最後の薬入りご飯を与えた後、ケージの入り口を開放し放置。
しばらく様子を伺っていましたが、ゆっくりと抜け出して、屋根伝いでどこかに去ってゆきました。
今回、改めて野良猫の難しさを知りました。
可愛いからすぐに飼えるとかいうものではなくて、小型でも立派な猛獣です。
その鋭い牙と器用な爪!
うっかり引っかかれると「猫引っかき病」という厄介な病気になりかねないとのこと。
そう思うと、いざというときの迫力は恐ろしいものがありました。
そしてノミなどの問題。
あの子達の生きる環境は厳しいもので、考えればそういう病気や寄生虫とは切っても切れない関係にあるのです。
それがゆえに寿命も短く、平均5~8年とも聞きました。
人間に飼われていれば、20年近く生きるのだから、やはりその生活環境の厳しさは想像以上なんでしょう。
(加えて、今では交通事故や虐待などもありますから…)
そう思うと、うかつに野良猫にエサやりをする危険性と無責任さが見えてきますね。
「猫が餌を食べる→猫集まる→繁殖する→子猫増える→猫増える→生存競争激化」
それゆえに、かわいそうだと思うのならば、最後まで背負い込むくらいの心構えを持って餌やりをするべき。
でもそれには大きな労力と費用がかかります。
(ちなみに今回は、獣医さんが安くしてくださったのですが2万7千円ほどかかりました)
これは、そうそう耐えれるものではありません。
ではどうしたらいいのか?
獣医さんは「見て見ぬふりをしなさい。」とおっしゃいました。
確かに、冷静に、合理的に考えればその通り。
でも、それができないから困るのですよ。
今目の前に、お腹をすかせたガリガリの猫がいたらどうする?
やはり見捨ててはおれずに餌をやってしまいそう…
でもそうなると、前述のような悪循環に陥ってしまうので、
捕獲して避妊…
でも、猫の数は多分減らない、次から次へと新手の猫が…
そう考えると、軽い無力感。
それでも、だからと言って目の前の一匹を捨てれるかというと、そうでもない。
今回黒かりんを前にして悶々と考え込んでしまいました。
幸い薬の投与も上手くいったので、そろそろ表に放すことにしました。
最後の薬入りご飯を与えた後、ケージの入り口を開放し放置。
しばらく様子を伺っていましたが、ゆっくりと抜け出して、屋根伝いでどこかに去ってゆきました。
今回、改めて野良猫の難しさを知りました。
可愛いからすぐに飼えるとかいうものではなくて、小型でも立派な猛獣です。
その鋭い牙と器用な爪!
うっかり引っかかれると「猫引っかき病」という厄介な病気になりかねないとのこと。
そう思うと、いざというときの迫力は恐ろしいものがありました。
そしてノミなどの問題。
あの子達の生きる環境は厳しいもので、考えればそういう病気や寄生虫とは切っても切れない関係にあるのです。
それがゆえに寿命も短く、平均5~8年とも聞きました。
人間に飼われていれば、20年近く生きるのだから、やはりその生活環境の厳しさは想像以上なんでしょう。
(加えて、今では交通事故や虐待などもありますから…)
そう思うと、うかつに野良猫にエサやりをする危険性と無責任さが見えてきますね。
「猫が餌を食べる→猫集まる→繁殖する→子猫増える→猫増える→生存競争激化」
それゆえに、かわいそうだと思うのならば、最後まで背負い込むくらいの心構えを持って餌やりをするべき。
でもそれには大きな労力と費用がかかります。
(ちなみに今回は、獣医さんが安くしてくださったのですが2万7千円ほどかかりました)
これは、そうそう耐えれるものではありません。
ではどうしたらいいのか?
獣医さんは「見て見ぬふりをしなさい。」とおっしゃいました。
確かに、冷静に、合理的に考えればその通り。
でも、それができないから困るのですよ。
今目の前に、お腹をすかせたガリガリの猫がいたらどうする?
やはり見捨ててはおれずに餌をやってしまいそう…
でもそうなると、前述のような悪循環に陥ってしまうので、
捕獲して避妊…
でも、猫の数は多分減らない、次から次へと新手の猫が…
そう考えると、軽い無力感。
それでも、だからと言って目の前の一匹を捨てれるかというと、そうでもない。
今回黒かりんを前にして悶々と考え込んでしまいました。