「ここは…どこ?」
「ま、とりあえず寝ましょうか?」
昨日最後の方でお話ししましたように、この数日でリリィはガクッと体力を落としてしまい、
特に後ろ足の踏ん張りがほぼ聞かず、一度寐ると立つのにかなり苦労する状態。
おまけに、あの子の住む義父宅は床がすべてつるつるのフローリング!
だから踏ん張りがきかないため、一度寐てしまうと自力で起き上がれないような状態。
もちろん滑り止めのカーペットも随所に敷き詰めはしているものの、
ドアの可動部分などにはひっかって敷けないため、その所で倒れるともうずっと寝た切り。
そういうわけで、今までのように私が通って面倒を見るのも限界だなと感じたため、
先日我が家に引越しさせたのです。
やはり、常に目の届くところに置いておくのが一番安心。
幸い体力が少し戻ってきたのと、我が家の床はペット用のざらついたカーッペトを敷き詰めてあるため、
りりぃも、思いのほか自由に動く回ってくれております。
だから気が付けば、いつの間にか寝室へ移動して…
「あら!ここはなかなかに居心地がいいですね♪」
みんなのお気に入りの船形クッションを陣取りご満悦。
で、そんなリリィさんを取り巻くのはうちの子たち。
「知らんひとや…」「私知ってるで~!」「僕嬉しい~♪」
雪乃はたまにじいさん宅へ遊びに行っているためリリィとは顔見知り。
で、初対面はすあまさんとういろう君。
さて、どういう反応を示すかなと、少し気にしておりましたが、
すーさんは、しばらく花をヒクヒクさせたのちは、興味を無くし自分尾寝床へ向かいZZZ…。
一方ういろうは大喜びで大歓迎!
リリィの後を追いかけ、一生懸命遊びに誘います。
「なぁなぁ、いつまでおれるん?」
心配せんでも、今後ずっと一緒におるで♪
さて、こうしてリリィが我が家に来たわけですが、それはつまり、じいさん宅からわんこがいなくなったということ。
だからそれは少し寂しかろうと、ベッドにわんこのぬいぐるみを置いてきたのです。
で、その後お昼の様子を見に向かってみると…
あ!一緒に寝てる!
しかも…
手ぇ握ってる~♪
そりゃ、りりぃと一緒に18年。
その前の子たちを含めれば、50年ほどずっとわんことともに暮らしてきたじいちゃん。
だから、家にわんこがいない生活は、やっぱり寂しいんでしょうね。
リリィがまた元気になったら会わせに行くからな~!
**追記 今朝のりりぃ**
ジャ~ン!
ビシッ!
とまあ、このような感じで、結構しっかりと力強く立ち、思うままにうろうろと歩いております。
また、うちの子たちもすぐに慣れてくれたので、りりぃも怖がらずのんびりくつろげている様子。
「もう仲良しやねん♪」
そんなわけで、まずは一安心あのですが、食欲が相変わらずなく普段の2割ほどしか食べません。
だから、りりぃにだけおいしそうなものをトッピングするものだから、他の子たちが大騒ぎ。
まあ、まだ来てすぐだから、もう少し時間がかかるかな?