これ、なんだぁ~?
実はこれ、けっこう昔のアメリカ製のアルコールストーブ。
帽子をとるとこういう感じ。
数年前に買ったまま忘れていたのですが、先日このストーブをいじっていた際に、
「そういや、別に古いのがいくつかあったな…」
と思い出し引っ張り出してみました。
で、なぜ放ったらかしにしていたのかといいますと、
パッと見て仕組みがいまいちよく分からなかったから。
普通アルコールストーブといえば、シンプルな造りであるのに、
こいつはやたらへんな配管(?)があって意味不明。
一応ハンドルで火力調整できるみたいなので、
そこに挿さってるスピンドルの根元が燃料通路なのは間違いなかろうが、
どういう仕組みかわからない。
で、分解しよにもすべてキッチリ溶接されているのでそれもできない。
試しに一度アルコールを入れてバーナー部を火をつけてみたけど反応なし。
(一応ヘッド部分を炙ったんですけどね。)
せめて、ブランドさえわかればなんとかなるかと思いあちこち見てみても…
あるのはタンク底面の「PAT PANDING(特許出願中)」の刻印だけ。
でも、特許出願というからには、結構斬新な機能があるはず。
そこであちこちいじってみると…
ん?
動くぞここ!
そしてその動きが、手ごたえ無く上下することから、
基本下に落とした形で、使用する際上下運動させるに違いない。
あ! もしかしたら…
というわけで、無事点火♪
じつは燃料を入れたのち先ほどのチョボを上下に動かしてみると、
ヘッド周辺に燃料があふれ出てきたんです。
そう、あれはタンク内を加圧して上部に燃料を噴出させるいわゆるティクラーだったんですね。
(昔のキャブレターなんかについてるアレ)
で、そいつに点火してからバルブを開くと、先ほどのようにきれいに燃焼してくれました。
だから仕組みとしては、燃焼熱でタンク内を加圧し、
気化した燃料をバルブで調整しつつ燃焼させるタイプのストーブですから、
一般的といえば一般的ですが、最初のティクラーの部分が革新的で特許出願中なわけなんでしょうね。
確かにこれは便利だ!
さて、ここまでは何とか分かったのですが、
いかんせんこれの正体が全く持ってわからない。
確か売主は、「第一次大戦時のもの」と言っていた気はするんですが…
というわけで、どなたかこいつの正体や何かヒントになるような情報がございましたらば、
どうぞコメント欄までご一報を♪
(*^人^*)
この顔にピン!ときたらコメントで。
からの…
正体判明 ヽ(^∀^)ノ
その後、少し調べると無事こいつの正体が判明しました。
アメリカ1900年初頭からストーブ製造を始めたLanders Frary & Clark社のものだということです。
そしてこれもおそらくは1900~20年代のもの?
そして主に、病院での煮沸消毒や、ビュッフェの保温などに用いられたとのkと。
なるほど、そういうことなら野戦病院で使用されたこともあるだろうから、
「第一次大戦時のもの」というのもまんざら嘘ではないでしょうね。
あ~、これで一つ謎が解けてすっとした!
(=^^=)ゞ
ちなみに帽子のようなケースはこのようにそのまま火にかけることができます。
でもね、
切り欠きのせいで量はちょびっと!
*動画*
Landers Frary & Clark アルコールストーブ
実はこれ、けっこう昔のアメリカ製のアルコールストーブ。
帽子をとるとこういう感じ。
数年前に買ったまま忘れていたのですが、先日このストーブをいじっていた際に、
「そういや、別に古いのがいくつかあったな…」
と思い出し引っ張り出してみました。
で、なぜ放ったらかしにしていたのかといいますと、
パッと見て仕組みがいまいちよく分からなかったから。
普通アルコールストーブといえば、シンプルな造りであるのに、
こいつはやたらへんな配管(?)があって意味不明。
一応ハンドルで火力調整できるみたいなので、
そこに挿さってるスピンドルの根元が燃料通路なのは間違いなかろうが、
どういう仕組みかわからない。
で、分解しよにもすべてキッチリ溶接されているのでそれもできない。
試しに一度アルコールを入れてバーナー部を火をつけてみたけど反応なし。
(一応ヘッド部分を炙ったんですけどね。)
せめて、ブランドさえわかればなんとかなるかと思いあちこち見てみても…
あるのはタンク底面の「PAT PANDING(特許出願中)」の刻印だけ。
でも、特許出願というからには、結構斬新な機能があるはず。
そこであちこちいじってみると…
ん?
動くぞここ!
そしてその動きが、手ごたえ無く上下することから、
基本下に落とした形で、使用する際上下運動させるに違いない。
あ! もしかしたら…
というわけで、無事点火♪
じつは燃料を入れたのち先ほどのチョボを上下に動かしてみると、
ヘッド周辺に燃料があふれ出てきたんです。
そう、あれはタンク内を加圧して上部に燃料を噴出させるいわゆるティクラーだったんですね。
(昔のキャブレターなんかについてるアレ)
で、そいつに点火してからバルブを開くと、先ほどのようにきれいに燃焼してくれました。
だから仕組みとしては、燃焼熱でタンク内を加圧し、
気化した燃料をバルブで調整しつつ燃焼させるタイプのストーブですから、
一般的といえば一般的ですが、最初のティクラーの部分が革新的で特許出願中なわけなんでしょうね。
確かにこれは便利だ!
さて、ここまでは何とか分かったのですが、
いかんせんこれの正体が全く持ってわからない。
確か売主は、「第一次大戦時のもの」と言っていた気はするんですが…
というわけで、どなたかこいつの正体や何かヒントになるような情報がございましたらば、
どうぞコメント欄までご一報を♪
(*^人^*)
この顔にピン!ときたらコメントで。
からの…
正体判明 ヽ(^∀^)ノ
その後、少し調べると無事こいつの正体が判明しました。
アメリカ1900年初頭からストーブ製造を始めたLanders Frary & Clark社のものだということです。
そしてこれもおそらくは1900~20年代のもの?
そして主に、病院での煮沸消毒や、ビュッフェの保温などに用いられたとのkと。
なるほど、そういうことなら野戦病院で使用されたこともあるだろうから、
「第一次大戦時のもの」というのもまんざら嘘ではないでしょうね。
あ~、これで一つ謎が解けてすっとした!
(=^^=)ゞ
ちなみに帽子のようなケースはこのようにそのまま火にかけることができます。
でもね、
切り欠きのせいで量はちょびっと!
*動画*
Landers Frary & Clark アルコールストーブ