茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

神品です!(追記しました)

2014-06-28 15:24:33 | 美術館・博物館
國立故宮博物院展、行ってきましたよ!
目玉の「翠玉白菜」を見るのに1時間くらいかかりましたが、まだましだったようです。
私たちが帰る頃(12時過ぎ)には、なんと210分待ちとのことでした。
翠玉白菜は、キトラと同じく、本館の特別展示室に展示されています。
白菜以外は平成館で、「白菜はいいわ」、という方は、(今日は)ほとんど並ばずに入館できていました。

さて、翠玉白菜ですが、特別展示室の奥に、丸いブースが作られ、その真ん中のガラスケースに鎮座して展示されています。
照明の効果もあって、透き通るような白菜の葉っぱが本当に美しい。
緑と白の天然の翡翠の塊を、白菜ときりぎりすとイナゴに見立てたその眼力が神です。
葉脈の細かな彫りは、まさに神業。
たった20センチ足らずの白菜が「神品」だなんて、と思っていましたが、間違ってましたね。
一度は見ておきたいお宝です。
これだけでも、十分満足なのでした。

平成館の方は、書画や陶磁器、工芸の傑作が並んでいました。
書画の方は、あまり詳しくない私でも知っている「王義之」や「蔡じょう」などの書がズラッと並んでいました。
鉛筆でメモをとりながら鑑賞している人もちらほら。
みなさん、勉強熱心です。
(私はほとんどスルーさせてもらいました。書道には、大学時代の苦い思い出があります。)

私の心に残っているのは、犠尊や亞醜方尊なんかのユーモラスな動物の造形。
汝窯の青磁の水色の美しさ。
豪華絢爛な景徳鎮窯の艶やかさ。
二重構造の藍地描金粉彩遊魚文回転瓶。
金魚かわいかったなあ。
臙脂紅椀のピンク色。
透彫の細やかさ。
そうそう、熊と人間もかわいかったなあ。

さて、けっこうじっくり見たので、ちょっと疲れました。
そこで、東洋館のロビーでちょっと休憩。
東洋館は、訪れる人が少なくて、のんびりできます。
施設は新しいし、展示されているものも結構おもしろいと思うのですが、なぜか人気がない?
イケメン揃いのガンダーラ仏とか、私は結構気に入ってます。
ここの5階では、「翠玉白菜」と連動して瑪瑙の「柘榴」と「金魚」が展示されています。
こちらは写真OKなので、アップしておきますね。

博物館のHPで調べたら、柘榴の種?にはルビーが嵌め込まれているそうです。
色が赤っぽいところがそうかな?

金魚、かわいくないですか?

これから、いらっしゃる方は、ぜひ東洋館にもいらしてください!
コメント

並んでます!

2014-06-28 09:37:37 | お気楽生活
白菜、並んでます。
そろそろ、敷地からはみ出しそうな勢い。
本館の白菜だけの列がぐるっと。
白菜以外は平成館へ直に行けますが、平成館の後、また並ばなきゃならないみたいです。
9時過ぎに来たのですが、もうすでにすごい列でした。
いま、本館前までたどり着きました。
あと、どれくらいかな?
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