仕事のあと、上野の国立西洋美術館の「カラヴァッジョ展」に行ってきました。
月曜日なので本来は休館日ですが、NHKの特別鑑賞会に当選したのです。
ラッキー(#^_^#)
招待者だけの観覧なので、ゆったり鑑賞できてました。
こういうのって、いいですよね。
(常設展を見れなかったのは、ちょっと残念でしたが。)
さて、昨日の「日曜美術館」で「カラヴァッジョ展」を紹介していました。
予習のためにちゃんと見ていたのですが、画面の絵の具の質感など、やっぱり実物を見なければ分からないものですね。
無心に絵の前に立つのもいいのですが、今回は、予習のおかげて、じっくり楽しむことができたように思います。
徹底的に写実を追究した絵は、独特の力強さで迫ってきました。
心がぞわぞわしてくる感覚です。
「自然以外の何者も師としない」という、カラヴァッジョや彼の影響を受けたカラヴァジェスキたちの絵画は、ルネサンスの絵画よように、美しくはないけど、美しい。
不思議な魅力に満ちていました。
今回、カラバッチョ展にやってきたカラヴァッジョの絵画は、11点。
少ない気がしますが、カラヴァッジョの真筆は60点あまりで、しかもその作品の多くは教会の壁を飾る宗教画で、移動不可能なものだから、今回の展覧会は世界有数の規模なのだそうです。
「バッカス」の手に持つワイングラスの硝子の質感や、「果物を持つ少年」の匂いまで伝わってきそうな果物は、本当にすごいなあと思いました。
世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」のうっすらと閉じられた目や、口元に浮かんだ不思議な微笑も、なんともいえません。
そして、暗い闇と、そこに射す光。
不思議な美しさと魅力にあふれた展覧でした。
月曜日なので本来は休館日ですが、NHKの特別鑑賞会に当選したのです。
ラッキー(#^_^#)
招待者だけの観覧なので、ゆったり鑑賞できてました。
こういうのって、いいですよね。
(常設展を見れなかったのは、ちょっと残念でしたが。)
さて、昨日の「日曜美術館」で「カラヴァッジョ展」を紹介していました。
予習のためにちゃんと見ていたのですが、画面の絵の具の質感など、やっぱり実物を見なければ分からないものですね。
無心に絵の前に立つのもいいのですが、今回は、予習のおかげて、じっくり楽しむことができたように思います。
徹底的に写実を追究した絵は、独特の力強さで迫ってきました。
心がぞわぞわしてくる感覚です。
「自然以外の何者も師としない」という、カラヴァッジョや彼の影響を受けたカラヴァジェスキたちの絵画は、ルネサンスの絵画よように、美しくはないけど、美しい。
不思議な魅力に満ちていました。
今回、カラバッチョ展にやってきたカラヴァッジョの絵画は、11点。
少ない気がしますが、カラヴァッジョの真筆は60点あまりで、しかもその作品の多くは教会の壁を飾る宗教画で、移動不可能なものだから、今回の展覧会は世界有数の規模なのだそうです。
「バッカス」の手に持つワイングラスの硝子の質感や、「果物を持つ少年」の匂いまで伝わってきそうな果物は、本当にすごいなあと思いました。
世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」のうっすらと閉じられた目や、口元に浮かんだ不思議な微笑も、なんともいえません。
そして、暗い闇と、そこに射す光。
不思議な美しさと魅力にあふれた展覧でした。