昨日は、眠くて中途半端だったので、感想の続き。
ゲイブって、本名?は「ガブリエル」だったんですね。
大天使ガブリエル。
神の言葉を伝える天使。
ゲイブは悪魔的ですが、天使なんだと思うと、また違った見方ができそうです。
ゲイブが最後に父親の耳元で「僕の名前は?」って聞くところが、なんかもやもやしています。
母親を死へ誘い込むゲイブって、小西君がやると、ものすごく色っぽい。
やっぱり悪魔なんだと思うけど、心を病むダイアナにとっては、天使なのかもしれないと思ったり。
それに、母親にとって息子は、天使であり悪魔です。
ところで、心を病むって、どういうことなんだろう。
子どもを亡くした喪失感が4ヶ月以上続いたら、病気なの?
悲しんだり、落ち込んだり、はしゃいだり、そんな感情の起伏は誰にでもある。
それを誰が病的と判断するの?
しかも、何も感じられなくなったら、治療効果あり、なんて、おかしいよね。
「I miss the mountain」
この歌の意味が、舞台をみてやっとわかりました。
恋する娘の姿を見て、無くした自分の心を山に例えていたのですね。
泣いたり、叫んだり、怒ったり、喜んだり。
愛したり、憎んだり。
私たちは、そういう厄介な感情をコントロールしながら生きているけど、それって本当にノーマルなのかな?
そんなことも考えたり。
さて、吐き出そう。
今回、歌が不満でした。
もっと力強くねじ伏せて欲しかった。
これはこれで、すごく繊細な舞台でよかったけど、歌で圧倒する舞台が見たかった。
何度となく書きましたが
、あっきーにゲイブをやって欲しかった。
これにつきるかな?