唐茄子はカボチャ

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男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎

2008年02月02日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎

松竹

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病気になった風子を引き取るまでは良かったんだけどなあ・・・
そのあとが・・・

トニーと寅とのやり取りのところと、熊が出るシーンはなんとなく覚えてます。テレビでやってたときのを見たのかな?

最初は田中裕子さんのときみたいに寅さんに会うことを心から喜んでいるところなんかがいいかんじでしたが、心配する寅さんにあんな怒りかたしなくても・・・なら、寅さんを頼るなよ!ってぶっ飛ばしたくなりました。都合がいいときだけ頼りやがってよ!なんてね。そこが自分の心の狭さでしょうな。

寅さんはあんな出て行き方をされても、ちゃんと結婚式には出て祝ってあげようと思うんだからえらいよ。

トニーは、あのままいやな男の役で終わっちゃうの?って感じだったけど、終わっちゃいましたね。

そう!私がしっかりしていれば!なんていっておいて、結局違う男かよ!ってかんじだし・・・

結局何事も中途半端だったってことですよね。どこか足が地に付いていないというか・・・あこがれというか、なにかうわっついたものにひっぱられていって・・・男への依存度も高いのかな?

若さゆえの過ちは認めたくないものだが・・・たしかに、女性が人生を間違ったときのリスクって大きいかもしれない。立ち直れないような傷を負わされることだってあるのでしょう。昔はバカだった・・・って笑って振り返れるようなことばかりじゃないでしょうからね。

あけみちゃんの嫁入りは泣けましたね。