唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

2008年02月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

松竹

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1983年 第32作
竹下景子さんがすごく魅力的で・・・
寅さんとの最後の別れはとても切ないです。
さくらさんは知らん振りして見送りますが、本当は東京駅まで送る間にちがう可能性をねがっていたのではないのかなあ・・・竹下さんが断ったからそれは実現しなかったけど・・

寅さんが彼女と一緒になるためにお坊さんの修行をやりますが、それぐらい、寅さん自身もあそこに居心地のよさを感じていたわけで・・・

3日坊主になったとはいえ、寅さんが積極的に、落ち着こうとしたというのはあまりなかったのではないでしょうか。・・・といいながら、また後で訂正しなければいけなかったりしてね。

ずっと、旅先で寅さんとさくらさんが出会うというのないかなあ・・・と思っていたんですが、さくらさんが柴又以外にいるというのはなんか新鮮です。

このころの満男は本当にかわいい。

雷のエピソードもやっぱり落語ですね。(2007/12/13)

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2度目ですがすごいおもしろいですね。やっぱり寅さんが恋をするだけじゃなくて、向こうも寅さんを好きになるやつはいいです。女性のほうも応援しちゃいたくなるから。

竹下景子さんがいい役で、弟に「そんなこというたらいけん!」とかいうところが好きです。この寅さんもみんなと波調が合ってぐんぐん盛り上がるからいいですね。

満男といとこのやり取りも、なんかこんなときあったなあ・・・って感じで。

寅さんの愛嬌が度を過ぎないとおもしろいって事なんでしょう。なんかぶちこわしってときがあるからね。また、そのぶち壊しが寅さんらしいわけだけど、ぶち壊し画で着なくなったと言うのは、やっぱりそれだけ年齢を重ねて落ち着いたということなのでしょう。

もう一度みたい 男はつらいよ

2008年02月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよを一応全部見たみたいです。
そこで、総括するわけじゃないけれど、心に残った、もう一度みてみたい「男はつらいよ」ということでいくつかあげてみます。

自分にとっていちばん残ってるのは「寅次郎あじさいの恋」(29作いしだあゆみ)です。やっぱりいしださんとのやり取りが切なくて・・・もう一度みてみたいと言うのもそうだけど、いしださんのその後もみてみたい。幸せになってほしい女性ですなあ・・・

あとはやっぱりリリーさんとの話です。4回もやるだけのことはある。忘れな草、相合傘、ハイビスカスの花、紅の花(浅丘るり子)。男はつらいよのシリーズの中でも位置づけが違ってる気がしますよね。他のマドンナと違って、寅さんはリリーさんに対しては普通にしていられたような気がします。

あとは、口笛を吹く寅次郎(竹下景子)。こうやって考えると、自分も男だからか、いい線いったやつが心に残っているわけですね。

あとは、歌子さんの「寅次郎恋やつれ」(吉永小百合)、田中裕子さんがかわいい「花も嵐も寅次郎」(田中裕子)、勘違いのプロポーズのシーンが切ない「夢枕」、「浪花の恋・・」(松坂慶子さん)、寅次郎の告白(吉田日出子)なんていうのも良かったなあ・・・

それと・・・

そんなこんなで、またもう一回通しでみても飽きないんじゃないのかな?寅さんととらやの人たちのやり取りをもう一回見たくなります。