唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

目黒寄生虫館

2008年02月11日 | 博物館・美術館・資料館
昨日、秋田から上京してきている友達と色々いきました。

その中のひとつがこの目黒寄生虫館です。
休みだったからか、結構人でにぎわっていました。若い人がいっぱいいました。

昔一度来たことあるんだけど、日曜・祭日やっているという記憶はなかったです。

まあ、そんなに寄生虫について学ぶことができたわけではないけれど、写真も撮っちゃって、まあ、良かったのではないでしょうか。

みなさん、生物を食べる時は気をつけてください。・・・というか、気をつけてもだめな時はだめなのかもしれません。写真はいるかの胃袋に規制したなんたらだそうです。
他にも、ウミガメの目に寄生してるのとか、ムササビの胃かなんかを突き破っちゃったやつとか、すごい干物にしたらうまそうななんだか条虫とか、いろんなのがあります。目を凝らしてみないとわからなかったりもしますが、そういう大きさだから仕方がありません。
写真とか、寄生虫の研究史みたいのもありました。

昔の職場の同期の仲間

2008年02月11日 | ほか
昔の職場で一緒に入社した人が泊まりにきてまして・・・

18歳の時に東京に出てきた時に一緒に秋田から来た人で、会社の寮の6畳間の同じ部屋で一緒に何年か暮らしたわけです。

一緒に寝泊りしているのがいやだったりしたこともあったけど、離れてみるとなんか、いつの間にか絆みたいのができてしまっていたようで・・・ずっとあっていなくても、あの時のように戻れてしまいます。不思議です。
泊めてやるのもこれで2度目ですけど、自然に受け入れることができます。不思議なもんです。
その人は、会社を7年ぐらいで辞めたのかな?もっと勉強したいと言うことで、そういう秋田の芸術系の学校に行ってしまったわけです。その学校をでてからは色々転々としたようですが、今回の状況も、就職試験を受けに来たわけです。

そのあと何年かしてその会社は俺も辞めてしまいました。

同じ時期に入社した人はもう一人いて、その人とも連絡を取り合い、3人で10年ぶりぐらいに飲んだわけです。そのもう一人の人は、マンションを買い、結婚もして、子どもも3人もいて、会社での地位も築いて・・・給料を聞いたらびっくりしました。堅実な人生を歩んでいます。まあ、自分にはわからない苦労もあるのだろうけど・・・
うらやましいのと、3人一緒に入ったのに、その人を一人にしてしまったことをちょっと申し訳なく思いました。

完全に別の道を歩き始めてしまった3人です。なんか、ちょっと寂しい気持ちもあります。

うーん、人生は自分の選択によって、色々変わっていってしまうけれど、それでもその中で生きていくしかないんですねえ・・・・

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋

2008年02月11日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋

松竹

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1982年 第29作(たぶん)
 
いしださんがいいです。好きだなあ・・・・髪をかき上げるとことかさ。とらやで2人緊張してるとことかさ。電気消したあと、すぐに部屋から出なかったところとかさ。

いやあ、苦しいですね。胸のところがぎゅっとなって・・・こういうのダメです。お互い好き合っているからって結びつくとはかぎらないのです。寅さんを一緒にさせてあげたいというよりは、いしださんをいっしょにさせてあげたかったなあ・・・オレだったらもう・・・(またこんなこといってますけど)

ぶざまな恋ですね。だからこそ美しい・・・
寅さんもいしださんもぶざまです。でもそこが好き。

こんなに人を熱く想うことができるなんてなんてなんてすばらしいのでしょう。

それでさくらさんですよ。やっぱり。お兄ちゃんを思っているさくらさんがさみしげできれいなんだよなあ・・・

そして、満男!かわいいなあ・・・知り合いの子どもに似ていてほんとにかわいい!

今まで見た中では一番好きになりました。

抜け雀なオープニングもありましたし、恋わずらいも落語のやつみたいだし、寅さんは落語なんだね。

ん?なんで抜け雀なんだ?・・・ああ、そうか。本編も抜け雀ですね。あのエピソードはマクラだったんだ。きっと。

とらさんは、なんでそうしちゃうのかな・・・・まったく。そうにしかできない寅さんの不器用さをみんな愛してるんだろうな。(07.12.9)


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またみてしまいました。寅さんの中で一番に好きですね。
寅さんだけでなく、かがりさんも応援してしまいます。かがりさんは想いが強いあまりに、いろんなところで「無様」な行動をしてしまいます。それは、いつも寅さんがしていることなんですけど、だけど、もう一歩踏み込みたいところで、かがりさん自身も引いてしまいます。に強引にお誘いした自分を冷静に見つめてしまう自分もいるのかもしれません。突っ走っては後悔をし・・・というのをやってしまうんですね。

そんなかがりさんは惚れてた男が他の女と結婚してしまうことになっても、何もできずに相手に迷惑がかからないようにと身を引くわけです。

そのかがりさんの突っ走る姿と身の引き方は対立するかというと、そうではなくて、そういう人はそうするだろうと妙に納得いくわけです。

愛されたい自分というのが、相手に良く思われたい行動にもなり、相手にも気を使ってしまうのかもしれません。
傷のつらさの体験が、傷つきたくない思いになり、そんな思いを他人にさせたくないと言う思いやりもあり、自分は傷をつきながら身を引く・・・と言うことなのかなあ・・・

なんにしても、石田さんは色っぽいよ。甘えるような表情、誘うような表情。いいですねえ・・・

丹後の朝のぎこちないちょっと怒っているのかも・・・という態度とか、アジサイのところで寅さんを見つけてはちきれんばかりの笑顔、そのあと、満男の紹介を受けたあとのちょっと顔がこわばったところもまたよくて・・・

無器用な2人の恋は紫陽花の季節とともに去っていきました。

なんか、悲しいですね。話であれで終わっちゃうけど、本当だったら、最初の別れであれだけ恋わずらいをした寅さんがそのあと平気になってしまうということは本当はありえませんね。それでかがりさんを忘れてしまえるほど寅さんは薄情じゃないだろうし・・・でも、そうなっていったら、お話し続きませんからね。