唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

幸福な食卓

2008年03月04日 | 映画 か行
幸福な食卓 プレミアム・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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なんか危険なところをのほほんとすごしてる家族です。
一人一人がいつがけから落ちるかわからない・・・でも、その現実から逃げることで解決をしようとしたようですが・・・やっぱり現実に向かう・・・というよりは・・・現実があることを認識することから逃げることはできないわけで・・

・・・そんな話か?

いよいよクリスマス。かなり楽しみにしていたし、だらだら引っ張っていたので何かあるなと思ってはいたけど、まさかこんな安易な結末がまっていようとは・・・
まさか、そこまでして、悲しみを引き出したいとは!!

女の子はかわいかったけどね。そのおかげで最後まで何とか見ることができました。最後の歩くところは最後まで見ないでトイレに行ってしまいましたが・・・

なんか薄っぺらなのは、生活をしているようで生活していないところだと思います。金金金の世の中で、金の心配をしている人が全然いないところが物語を浅いものにしちゃうんだろうなあ・・・
カネの心配は要らない。勉強だってそんなにがんばらなくたって、合格しちゃった!恋愛だって何の障害もない。・・・あ、最後に絶対的な障害がありましたが・・・
すごいらしいお兄さんにも、そういった知性も感じないし。

お母さんの責任放棄も、終わりまでそうだし・・・

弟にマフラーを譲るところも、譲ってもいいという意思を確認したと思えなかったし・・・
せりふがなんかありきたりで、つまらなかったし・・・

いいところは、けっきょく女の子だけということでしょうかね。

退屈な映画に退屈な音楽。