下町の太陽松竹このアイテムの詳細を見る |
女の幸せってなんだろう・・・
仕事をやめてサラリーマンと結婚して、団地に住んで、男の帰りを待つ・・そんなことが、理想的な女の幸せと一般的に言われていたのでしょう。
そういう当時の風潮(たぶん)に疑問を投げかけた作品です。
「黙っておれについてくればいいんだ」という男の言葉に反発します。
今ではあたりまえになりつつあるテーマですが、こんな時代にそんな問いかけをする山田洋次さんは、このころから社会に目が向いていたんですね。
花やしきのシーンとかで、2人で会話をしてどんどん惹かれていくところがとてもよかったです。
で、最後の、「おれは真剣だ」という言葉。そこでなぜか泣けてきました。
しかし・・・時代だなあ・・・