唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

たばこと塩の博物館

2008年02月18日 | 博物館・美術館・資料館
ここで今浮世絵のナンたらをやっていて、それでみてきた第3弾です。

着物の色がきれいで・・・うっとりです。
着物の模様がサとカで周りの丸をつくって真ん中に井が入ってサカ井とか、そういうのがおもしろかったです。これ使えそう!

常設展示のほうもおもしろくて・・写真撮影もいいって言うんで、ちょこっと撮りました。そのうちみせますけど・・妹尾河童さんの少年Hでゴールデンバットが敵性用語で金鵄になり・・・こうもりがずいぶん格上げされたもんだなんて書いてあった記憶があって、もしかしてあるかもと思ってみてみたらありましたありました。すごい!
ゴールデンバットだけでなく、チェリーが櫻に、カメリアが椿になったそうです。
あと、煙草入れとか、キセルとか、タバコ盆とか、落語では少ない知識で想像するしかない物も展示されていて・・でも、落語のしぐさが何をしているところなのか、まだ正確に把握できていません。

他に、水タバコ、パイプ、葉巻、紙タバコ。歌舞伎かなんかで使う道具とか・・・そうそう、オールウェイズ3丁目の夕日のようなタバコ屋さんのセットもありました。タバコが嫌いな人でもおもしろいところです。

あと、塩の展示も良かったです。これも写真でとったんですけど・・・それもあとで。塩の結晶とか、岩塩とか、そんなのがありました。

男はつらいよ 寅次郎夢枕

2008年02月17日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎夢枕

松竹

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これはきついです。寅さんからのプロポーズと勘違いして・・・受けたのに、お千代さんがわかいそうです。受けるのだってまじめに受けたのに・・・寅さんにはその真剣さにどうしていいかわからずと惑っちゃったんですね。お千代さんがその戸惑っている寅さんをかわいそうに思ったのでしょう。「やっぱり冗談よ」といいますが、なんか、寂しいせりふです。そのあとも一緒に帰れなかったお千代さんの後姿が本当に悲しい。

いきなり寅さんに呼び出されてわざわざお店閉めて着物も着てやってきたのに・・・
とらやの人たちに「私がふられたの」と言うお千代さんを見てさくらさんはなんか感じたようですが、お千代さんが気になったのもそうですが、結果的にふる事しかできなかったおにいちゃんを思ったのに違いありません。

このあたりの寅さんは完全撃墜のそれまでと違って、いい線いきますね。この辺、いい作品が多いと思います。(08.1.19)

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マカオの寅(だったかな?)のマクラ、寅さんのお嫁さんを探すところで大騒動、旅先で渡世人の寂しさが身にしみて・・・また家に帰ってみたら大学教授の米倉さん(役名は岡倉さんだったかな?)が寅の部屋にすでに住んでて・・・それでまたひと騒動でまた家を飛び出そうとした時にお千代さんとの再開!

美容院でさくらさんが髪をとかしてもらっているときに寅さんが入ってきて「ここは漬物屋か?らっきょが2つ並んでる」なんて2人に言うシーンがとてもほほえましいです。あの時の鏡越しにお千代さんを見てさくらさんがはっとした顔をしたけれど、あれは何だったのだろうか・・・意味ありげな表情でした。

寅さんはあがいている人を見ると、手を差し伸べたくなっちゃうんですね。

もう一言、もう一言・・・もう一歩がんばれば、お千代さんと結ばれたのに・・・

勘違いのプロポーズの時のお千代さんがあそこで粘っても良かったのに・・・でも、粘れなかったところがお千代さんの優しさだったのか、それとも、「寅さんはそれほど私を好きじゃなかったのか・・・勘違いしてたわ・・・」と言うことなのか・・・なんにしても、お千代さんの想いは自ら引いてしまったのでだめになっちゃいました。

寅さんも、動揺するのはいいけれど、そこで踏ん張って、がんばって、自分の気持ちを整理できればよかったけれど・・・あそこで思わぬ展開でがけっぷちに自分からなっちゃって、向こうが引いてくれたおかげで助かったって感じになっちゃいましたけど・・・結局、自分の想いとは正反対の態度をとってしまうおろかな寅さんでした。

そしてそんな自分に落ち込んだのでしょう。2階でのさくらとのやり取りがまた悲しいのですが・・・さくらに打ち明けようとそこまでで出かかった言葉を、結局うやむやにしてしまった寅さん。あそこで一言、さくらに打ち明けていたら、さくらの適切なアドバイスによってまた話が展開したかもしれないのに・・・それをしなかった寅さんに哀愁・・・

最後のお千代さんのお正月のシーン、「私ふられちゃったから」というお千代さんにまじめにとらやの人たちが捉えてくれたならば、また違う展開もあったでしょう。あれはお千代さん、ちょっとかわいそう。でも、あそでみんな笑っている時に「どうして?寅さんならお嫁さんになってもいいのに・・・」とまじめに抵抗したお千代さん。自分の恥を表に出して立派な女性ですなあ・・・いい女の人だよ。

寅さんからのプロポーズを期待して、お店を閉めて和服まで着て4時間もはぐらかされて、来た!と思ったら勘違い。あそこでお千代さんは寅さんを怒っちゃえば良かったのに。「あんた!他人のことより自分の心配をしろ!」とか、「私は本気なのに、私の心をもてあそぶ気?」とか何とか・・・まあ、そういう人じゃないから、いい人なんだけど。

うわー今日は長々と書いてしまいました。
お千代さんに惚れたね。



男はつらいよの名場面

2008年02月17日 | 男はつらいよ・山田洋次
総括するわけじゃないけど第2弾

思い出す場面は・・・

歌子さんと寅さんが隣り合わせで反対のほうを向いて星を眺めるシーン・・・歌子さんの希望と寅さんの悲しさ・・・2人は隣り合わせでも一緒になることはできませんでした・・・という感じが良かったです。

泉ちゃんの乗る新幹線に、満男が飛び乗った時の泉ちゃんの表情。あわてたようなうれしいような・・・言葉にならない表情が良かったですね。
泉ちゃんといえば、最後の浜辺で満男の真意を聞こうと迫るところも良かったです。一人で旅に出て豆腐を買って帰るところで寅さんにあるシーンも良かったですね。

浜辺で満男と泉ちゃんがわいわいやっている姿を見て風吹さんと寅さんが歌うところも良かったなあ・・・

いしだあゆみさんのやつで、寅さんが寝たふりをしているところでいしださんがすぐに出て行かないところなんかもどきどきしましたね。

あとはやっぱり田中裕子さんが迎えに来た寅さんの腕にぎゅっとしがみつくところ。もう、抱きしめたくなっちゃう!って感じで・・・そのあとの白菜の漬物のやり取りが自然でよかった。殿山泰司さんのお坊さんも良かったなあ・・・

昨日みた寅さんの財布にさくらがお金を入れるシーンも良かったです。
その前の日にみた駅のホームで竹下さんが寅さんの袖を引っ張るところも良かったし・・・

国鉄労働者も出ましたが、力強く走る汽車の風景とか、古い宿とか、旅芸人とか、空の風景とか、いろいろ目に焼きつくものがありました。20年以上(?)にわたって日本の移り変わる風景をとってきたんですね。

男はつらいよ完全制覇とはいきませんが・・・

2008年02月17日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ     (第1作) 冬子
続・男はつらいよ   (第2作) 夏子
フーテンの寅     (第3作) お志津
新・男はつらいよ   (第4作)
望郷篇        (第5作) 節子
純情篇        (第6作) 夕子
奮闘篇        (第7作) 花子
寅次郎恋歌      (第8作) 貴子
柴又慕情       (第9作) 歌子
寅次郎夢枕      (第10作)千代
寅次郎忘れな草    (第11作) リリー
私の寅さん      (第12作) りつ子
寅次郎恋やつれ    (第13作) 歌子
寅次郎子守唄     (第14作) 京子
寅次郎相合い傘    (第15作) リリー
葛飾立志篇      (第16作) 礼子
寅次郎夕焼け小焼け  (第17作) ぼたん
寅次郎純情詩集    (第18作) 綾
寅次郎と殿様     (第19作) 鞠子
寅次郎頑張れ     (第20作) 藤子
寅次郎わが道をゆく  (第21作) 奈々子
噂の寅次郎      (第22作) 早苗
翔んでる寅次郎    (第23作) ひとみ
寅次郎春の夢     (第24作) 圭子
寅次郎ハイビスカスの花(第25作) リリー
寅次郎かもめ歌    (第26作) すみれ
浪花の恋の寅次郎   (第27作) ふみ
寅次郎紙風船     (第28作) 光枝
寅次郎あじさいの恋  (第29作) かがり
花も嵐も寅次郎    (第30作) 蛍子
旅と女と寅次郎    (第31作) はるみ
口笛を吹く寅次郎   (第32作) 朋子
夜霧にむせぶ寅次郎  (第33作) 風子
寅次郎真実一路    (第34作) ふじ子
寅次郎恋愛塾     (第35作) 若菜
柴又より愛をこめて  (第36作) 真知子
幸福の青い鳥     (第37作) 美保
知床慕情       (第38作) りん子
寅次郎物語      (第39作) 隆子
寅次郎サラダ記念日  (第40作) 真知子
寅次郎心の旅路    (第41作) 久美子
ぼくの伯父さん    (第42作) 
寅次郎の休日     (第43作) 
寅次郎の告白     (第44作) 雪子
寅次郎の青春     (第45作) 蝶子
寅次郎の縁談     (第46作) 葉子
拝啓 車寅次郎様   (第47作) 典子
寅次郎紅の花     (第48作) リリー

男はつらいよ 寅次郎忘れな草

2008年02月17日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎忘れな草

松竹

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第11作 1973年作品

リリーさんです。
酔っ払って夜中にとらやに来たときのリリーさんと寅さんのやり取りが悲しい。おたがい、ひとつのところに根を張ることにあこがれていても、それができないと思ってる2人だから・・・

家に気を使う寅さん、そんなことをお構いなしに騒ぐリリーさん。リリーさんが騒げば騒ぐほど寅さんはそれを止めて寅さんに止められればそれだけ面白くないのです。

寅さんのリリーさんへの心配りは恋した女性へというよりは、同じ境遇の人間だからという気持ちがつようみたいで。寅さんにとって一番気軽に付き合える女性なのかもしれません。

ラーメン屋で寅さんのお財布にお金を入れるさくらさんに泣けてきます。

満男くんは吉岡君だけじゃないんだ・・・へえ・・・(07/12/29)


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やっぱりリリーさんだよ。知り合いにリリーさんに似てる人います。見た目に派手で、まつげもとんがってます。人懐っこくて・・・気軽にぽんぽん話ができるような感じの人です。

明るい分、つらいものを背負い込んでる感じも似てるなあ・・・

まあ、それはともかく、りりーさん、つらかったんだろうねぇ。寂しかったんだろうねぇ・・・でも、それをうめるための結婚だったんだろうねぇ・・・ただの代理でしかなかったのかなあ・・・結局・・・毒蝮がかわいそうではありますが・・・

リリーさんの本名は松岡清子さんと言うのかな?

最後のさくらさんのお財布のシーンはやっぱりいいシーンです。



Live From Austin Texas/スティーヴィー・レイ・ヴォーン

2008年02月15日 | 音楽
Live From Austin Texas

Sony/Columbia

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曲目リスト
1. Pride And Joy
2. Texas Flood
3. Voodoo Chile
4. House Is Rockin', The
5. Tightrope
6. Leave My Girl Alone
7. Cold Shot
8. Crossfire
9. Riviera Paradise
10. Tick Tock

テレビ番組の録画で、82年と89年の2回の演奏が入ってます。(たぶん)
相変わらずギターをひきまくってますし、しかも、聞こえるか聞こえないかぐらいの微妙な小さい音もつかって、相変わらず自分のペースで演奏しています。

89年と言えば、亡くなるちょっと前の映像なのでしょうか・・・そう考えるとちょっと悲しいです。

なんか、あっという間に終わってしまいました。
ほんと、嵐のようにかき回すだけかき回して、パタッと去っていってしまいました。

・・・とおもいきや、最後にリトルウイングが入っていました。これってプロモーションビデオなのかな?

日本のハッピみたいの着てるのは、向こうの民族衣装かなんかだろうと言い聞かせましたけど、どうなんですかね。温泉場のお祭りみたい。

客が座っているのは、80年代前半はそうだったのかもしれないと言い聞かせましたが・・・

男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

2008年02月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

松竹

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1983年 第32作
竹下景子さんがすごく魅力的で・・・
寅さんとの最後の別れはとても切ないです。
さくらさんは知らん振りして見送りますが、本当は東京駅まで送る間にちがう可能性をねがっていたのではないのかなあ・・・竹下さんが断ったからそれは実現しなかったけど・・

寅さんが彼女と一緒になるためにお坊さんの修行をやりますが、それぐらい、寅さん自身もあそこに居心地のよさを感じていたわけで・・・

3日坊主になったとはいえ、寅さんが積極的に、落ち着こうとしたというのはあまりなかったのではないでしょうか。・・・といいながら、また後で訂正しなければいけなかったりしてね。

ずっと、旅先で寅さんとさくらさんが出会うというのないかなあ・・・と思っていたんですが、さくらさんが柴又以外にいるというのはなんか新鮮です。

このころの満男は本当にかわいい。

雷のエピソードもやっぱり落語ですね。(2007/12/13)

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2度目ですがすごいおもしろいですね。やっぱり寅さんが恋をするだけじゃなくて、向こうも寅さんを好きになるやつはいいです。女性のほうも応援しちゃいたくなるから。

竹下景子さんがいい役で、弟に「そんなこというたらいけん!」とかいうところが好きです。この寅さんもみんなと波調が合ってぐんぐん盛り上がるからいいですね。

満男といとこのやり取りも、なんかこんなときあったなあ・・・って感じで。

寅さんの愛嬌が度を過ぎないとおもしろいって事なんでしょう。なんかぶちこわしってときがあるからね。また、そのぶち壊しが寅さんらしいわけだけど、ぶち壊し画で着なくなったと言うのは、やっぱりそれだけ年齢を重ねて落ち着いたということなのでしょう。

もう一度みたい 男はつらいよ

2008年02月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよを一応全部見たみたいです。
そこで、総括するわけじゃないけれど、心に残った、もう一度みてみたい「男はつらいよ」ということでいくつかあげてみます。

自分にとっていちばん残ってるのは「寅次郎あじさいの恋」(29作いしだあゆみ)です。やっぱりいしださんとのやり取りが切なくて・・・もう一度みてみたいと言うのもそうだけど、いしださんのその後もみてみたい。幸せになってほしい女性ですなあ・・・

あとはやっぱりリリーさんとの話です。4回もやるだけのことはある。忘れな草、相合傘、ハイビスカスの花、紅の花(浅丘るり子)。男はつらいよのシリーズの中でも位置づけが違ってる気がしますよね。他のマドンナと違って、寅さんはリリーさんに対しては普通にしていられたような気がします。

あとは、口笛を吹く寅次郎(竹下景子)。こうやって考えると、自分も男だからか、いい線いったやつが心に残っているわけですね。

あとは、歌子さんの「寅次郎恋やつれ」(吉永小百合)、田中裕子さんがかわいい「花も嵐も寅次郎」(田中裕子)、勘違いのプロポーズのシーンが切ない「夢枕」、「浪花の恋・・」(松坂慶子さん)、寅次郎の告白(吉田日出子)なんていうのも良かったなあ・・・

それと・・・

そんなこんなで、またもう一回通しでみても飽きないんじゃないのかな?寅さんととらやの人たちのやり取りをもう一回見たくなります。

東京庭園美術館

2008年02月13日 | 博物館・美術館・資料館
友達と行った第2弾!続いた数字が2つ!ということで、寄生虫館から歩いて目黒駅をとおって、庭園美術館につきました。
チケットを買っていきなりミュージアムショップへ。守衛さんに「そこじゃないですよ!会場はこっちですよ」と言われましたけど・・・かまわずに店に入りました。

店においてあるものが結構おもしろかったです。
まあ、それが主目的ではないのですが・・・

建物がちょっぴり古くて良かったです。(すいませんね。何の知識もないし、調べていったということでもないので・・・ほんと、風まかせでした。)

説明をななめにいいかげんに読んでみると、建物は動かない芸術だからもってこれないので写真を展示したようです。そんなじゃなかったかな?

熊本城の写真がいきなりちょっと興味をそそりまして・・・
特に、民家みたいのがあるところから熊本城を写したのは自分もそこにいる事を想像しながら見ていたらなんとも楽しくて・・・
木造であることがなんか親しみがもてたし、屋根になんか変な板が乗っかってたりして、CGやなんかでは感じられない、年月を重ねた「そのもの」がそこにありました。

あと、広島の平和記念公園の設計のやつとか、なんたらかんたら。

紫禁城を詳しく写真に収めたものとか、模様とかを絵で写し取ったのとか、興味深かったです。

現代に近くなってくると、どんどん興味も薄れ、眠くて意識も薄れ・・・でも、展示物に興味がなくなってきた分、上の階にあがるにしたがって、建物に興味が出てきました。書斎とか、風呂とトイレとか、狭くなる階段とか、最上階の部屋とか、とてもおもしろかったです。





男はつらいよ フーテンの寅

2008年02月13日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ フーテンの寅

松竹

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第3作 1970年

1970年・・・自分が生まれた年です。1月15日公開だったみたいなので、その2日後に自分が生まれたわけです。まあ、そんなことはどうでもいいわけですが、自分が生まれた時は、汽車も普通に走っていたという事ですね。

これでとりあえず寅さんシリーズを全部見ました。長い年月を一気に見ました。4作目でガクッとテンションが下がっていたのでなかなか見る気になりませんでした。少し持ち直しました。

おしずさんの「こまるわあ」って言うのがちょっとムカッときました。でも、最後のすれ違うシーンは結構良かったかも。

女性に対してきついなあ・・・と思っちゃうせりふは、当時を反映しているのかな?

もう38年前のことです。
人生って、いつまでも、無我夢中で過ごしていられないんですね。そろそろまとめの時期に入らなければならないですね。何のことやらですが、まだまだ腹の据わらない状況と言うのは、精神的には寅さん的といいましょうか・・・自分の事なんかどうでもいいですね。





目黒寄生虫館

2008年02月11日 | 博物館・美術館・資料館
昨日、秋田から上京してきている友達と色々いきました。

その中のひとつがこの目黒寄生虫館です。
休みだったからか、結構人でにぎわっていました。若い人がいっぱいいました。

昔一度来たことあるんだけど、日曜・祭日やっているという記憶はなかったです。

まあ、そんなに寄生虫について学ぶことができたわけではないけれど、写真も撮っちゃって、まあ、良かったのではないでしょうか。

みなさん、生物を食べる時は気をつけてください。・・・というか、気をつけてもだめな時はだめなのかもしれません。写真はいるかの胃袋に規制したなんたらだそうです。
他にも、ウミガメの目に寄生してるのとか、ムササビの胃かなんかを突き破っちゃったやつとか、すごい干物にしたらうまそうななんだか条虫とか、いろんなのがあります。目を凝らしてみないとわからなかったりもしますが、そういう大きさだから仕方がありません。
写真とか、寄生虫の研究史みたいのもありました。

昔の職場の同期の仲間

2008年02月11日 | ほか
昔の職場で一緒に入社した人が泊まりにきてまして・・・

18歳の時に東京に出てきた時に一緒に秋田から来た人で、会社の寮の6畳間の同じ部屋で一緒に何年か暮らしたわけです。

一緒に寝泊りしているのがいやだったりしたこともあったけど、離れてみるとなんか、いつの間にか絆みたいのができてしまっていたようで・・・ずっとあっていなくても、あの時のように戻れてしまいます。不思議です。
泊めてやるのもこれで2度目ですけど、自然に受け入れることができます。不思議なもんです。
その人は、会社を7年ぐらいで辞めたのかな?もっと勉強したいと言うことで、そういう秋田の芸術系の学校に行ってしまったわけです。その学校をでてからは色々転々としたようですが、今回の状況も、就職試験を受けに来たわけです。

そのあと何年かしてその会社は俺も辞めてしまいました。

同じ時期に入社した人はもう一人いて、その人とも連絡を取り合い、3人で10年ぶりぐらいに飲んだわけです。そのもう一人の人は、マンションを買い、結婚もして、子どもも3人もいて、会社での地位も築いて・・・給料を聞いたらびっくりしました。堅実な人生を歩んでいます。まあ、自分にはわからない苦労もあるのだろうけど・・・
うらやましいのと、3人一緒に入ったのに、その人を一人にしてしまったことをちょっと申し訳なく思いました。

完全に別の道を歩き始めてしまった3人です。なんか、ちょっと寂しい気持ちもあります。

うーん、人生は自分の選択によって、色々変わっていってしまうけれど、それでもその中で生きていくしかないんですねえ・・・・

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋

2008年02月11日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋

松竹

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1982年 第29作(たぶん)
 
いしださんがいいです。好きだなあ・・・・髪をかき上げるとことかさ。とらやで2人緊張してるとことかさ。電気消したあと、すぐに部屋から出なかったところとかさ。

いやあ、苦しいですね。胸のところがぎゅっとなって・・・こういうのダメです。お互い好き合っているからって結びつくとはかぎらないのです。寅さんを一緒にさせてあげたいというよりは、いしださんをいっしょにさせてあげたかったなあ・・・オレだったらもう・・・(またこんなこといってますけど)

ぶざまな恋ですね。だからこそ美しい・・・
寅さんもいしださんもぶざまです。でもそこが好き。

こんなに人を熱く想うことができるなんてなんてなんてすばらしいのでしょう。

それでさくらさんですよ。やっぱり。お兄ちゃんを思っているさくらさんがさみしげできれいなんだよなあ・・・

そして、満男!かわいいなあ・・・知り合いの子どもに似ていてほんとにかわいい!

今まで見た中では一番好きになりました。

抜け雀なオープニングもありましたし、恋わずらいも落語のやつみたいだし、寅さんは落語なんだね。

ん?なんで抜け雀なんだ?・・・ああ、そうか。本編も抜け雀ですね。あのエピソードはマクラだったんだ。きっと。

とらさんは、なんでそうしちゃうのかな・・・・まったく。そうにしかできない寅さんの不器用さをみんな愛してるんだろうな。(07.12.9)


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またみてしまいました。寅さんの中で一番に好きですね。
寅さんだけでなく、かがりさんも応援してしまいます。かがりさんは想いが強いあまりに、いろんなところで「無様」な行動をしてしまいます。それは、いつも寅さんがしていることなんですけど、だけど、もう一歩踏み込みたいところで、かがりさん自身も引いてしまいます。に強引にお誘いした自分を冷静に見つめてしまう自分もいるのかもしれません。突っ走っては後悔をし・・・というのをやってしまうんですね。

そんなかがりさんは惚れてた男が他の女と結婚してしまうことになっても、何もできずに相手に迷惑がかからないようにと身を引くわけです。

そのかがりさんの突っ走る姿と身の引き方は対立するかというと、そうではなくて、そういう人はそうするだろうと妙に納得いくわけです。

愛されたい自分というのが、相手に良く思われたい行動にもなり、相手にも気を使ってしまうのかもしれません。
傷のつらさの体験が、傷つきたくない思いになり、そんな思いを他人にさせたくないと言う思いやりもあり、自分は傷をつきながら身を引く・・・と言うことなのかなあ・・・

なんにしても、石田さんは色っぽいよ。甘えるような表情、誘うような表情。いいですねえ・・・

丹後の朝のぎこちないちょっと怒っているのかも・・・という態度とか、アジサイのところで寅さんを見つけてはちきれんばかりの笑顔、そのあと、満男の紹介を受けたあとのちょっと顔がこわばったところもまたよくて・・・

無器用な2人の恋は紫陽花の季節とともに去っていきました。

なんか、悲しいですね。話であれで終わっちゃうけど、本当だったら、最初の別れであれだけ恋わずらいをした寅さんがそのあと平気になってしまうということは本当はありえませんね。それでかがりさんを忘れてしまえるほど寅さんは薄情じゃないだろうし・・・でも、そうなっていったら、お話し続きませんからね。

男はつらいよ 新・男はつらいよ

2008年02月10日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 新・男はつらいよ〈シリーズ第4作〉

松竹ホームビデオ

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すいません。おもしろいと思えなくて、途中で早送りしてしまいました。
なんか、競馬→とらやへの凱旋→ハワイ旅行→泥棒とみたところで「なんか違うなあ・・」と思ってしまって、マドンナが出てくるまで持ちませんでした。すいません。本当にすいません。ごめんなさい。本当にごめんなさい。

なんか、誰も魅力ねえ・・・って感じでした。なんでだろう。