秋の夜長に純米燗
「日置桜 本懐の盃 きもと純米玉栄 無農薬自然栽培米R2BY」
純米燗金太郎です。
日置桜の山根酒造場(鳥取)から、新たなお酒が入荷しました。
元山根酒造場の蔵人をしていた依田さんが、兵庫の朝来市において無農薬自然栽培した酒米「玉栄」で醸された「きもと純米」です。
お米の素晴らしさに見合う、滋味深く、落ち着きのあるお酒になっています。
秋な夜長に、外せない1本ですよ。
めっちゃお薦め!
😊
「日置桜 本懐の盃 きもと純米玉栄 無農薬自然栽培米R2BY」
(冷やで、酸のインパクトあり! 燗で、落ち着き,滋味深し!)
バニラにも似た芳香がある。口に含むと、ナッツ、栃餅の様な香ばしさがあり、味噌様の旨味はギュッと引き締まり、同時に太めの柑橘系の酸が存在感を発揮してキレも良い。余韻の渋味と苦味は、レモネードの余韻に似ている。
燗につけると、旨味の立体感が膨らみ、酸とのバランスがよくなり、落ち着きがでる。滋味深く癒される酒質だ。
*「燗酒の功罪」
朝晩が寒くなってきて、燗酒が美味しい時節になってきました。
さて、今日は「燗酒」の一長一短を考察してみます。
まだまだ燗酒にネガティブなイメージを持たれている方が多いと思います。
まず、
○日本酒を温めると、ツーーンとくるアルコール臭がつよくなり、呑み辛くなる。
○燗酒はオジンくさい呑みかたというイメージ。
○温めるのが面倒くさい。
○酒燗器やチロリ、徳利など持ってないので、燗は無理。
○温めるとベタつき、甘ったるい。冷やして呑む方がスッキリと美味しい。
○価格が高いエエ日本酒は冷やして呑むもので燗につけるのは勿体ない。燗酒には安酒を、というイメージがある。
こんなところが燗酒イメージの「罪」の部分だと思います。
それでは燗酒の「功」の部分は・・・というと・・
まず、冷酒の場合、呑み口は良いのですが、胃腸のアルコールの吸収が始まるのは人肌に温まってからになるので、時間をおいて、一気に胃腸がアルコールを吸収し、酔いも一気に回ります。燗酒は、その点では、最初から温かいので、アルコールの吸収も穏やかで、酔い心地も良く、体に優しいとも言えます。量を飲み過ぎると、もちろん駄目ですがね。(笑)
また、純米酒の旨味・甘味を感応的に舌が一番感じる温度帯が40~50度ですので、その温度帯で純米酒が本来のポテンシャルを発揮して一番美味しく味わえるから・・ということもあります。
また燗酒だと料理との合わせ方にも幅が広がりますからね。
まとめると・・
1.体に優しく、
2.純米酒の本来の旨味・甘味のポテンシャルを味わえ、
3.穏やかな酔いを愉しめ、
4.料理と相性が良くなり、
5.温度を上げて、いじめることで、本来の味が開いてくる。
こんなところですね。
冷酒ばかりでなく、目先を変えて、身体に優しい燗酒を呑んでみる選択肢も持って頂くとありがたいです。
難しく考えず"レンジでチン"して温めても良いし、醸造用アルコールを添加してない純米酒なら、ツーーンとくるアルコール臭も少ないので、当店がお薦めする燗酒を呑むと随分印象が変わりますよ。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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当店webショップ3店舗の紹介
○純米酒のDON Yahoo店
○地酒のDON 本店
○地酒のDON BASE店
(3本以上お求めなら他店より配送料がお得。アマゾンペイの決済もOK)
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播州佐用の酒屋
赤松酒店(地酒のDON)
マスコット 純米燗金太郎
店主 純米燗伝道師 赤松儀和
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兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
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