純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

平成30酒造年度に切り替わりました・・「辨天娘きもと玉栄純米H30BY20番娘」

2022年09月19日 | 純米酒
平成30酒造年度切り替え
「辨天娘きもと玉栄純米H30BY20番娘」

完全発酵の極みである辨天娘の「きもと玉栄」が、平成30酒造年度に切り替わりました。

乳酸系の爽やかな香りと栃餅様の熟成香をわずかに感じる。口当たりは、とても優しく、落ち着いた上品な旨味に静かに酸がキレる。静かな湖面にそよぐ優しい風の如く癒される。この包み込むような優しさとクールな佇まいこそ辨天娘たる由縁。理知的でありながら優しく微笑む貴婦人のようだ。余韻は爽快感と安寧に包まれる。
燗に付けると、メチャメチャまろやかで、酸もたち、まとまり、キレも秀逸で滋味深い。飽きがこずスルスル呑める。
 原材料: 米・米麹
 酒米:玉栄(鳥取県若桜町産)
 生産者: 法人糸白見
 精米歩合: 75%
 アルコール度: 15〜16度
 日本酒度: +13

【完全発酵純米酒とは??】
発酵途中(酵母の活動途中)で、醸造用アルコールや調味液(糖類など)添加をして、酵母の活動を止めるベトベト甘い日本酒が大手の日本酒だ。酵母が自ら作り出したアルコールにより死滅する寸前まで、米のデンプンを糖化させたブドウ糖などを酵母に食わせてアルコールを極限まで高めるような醸造法により純米酒を搾ると、余韻にベタベタした甘味が残らず、スッキリとした日本酒になる。完全発酵純米酒には日本酒度が「+20」前後までキレた純米酒も多い。搾りたては、余韻の渋味が強いが、これを1年、2年、10年と熟成させると旨味が凝縮しながらもキレのある日本酒になる。このように熟成に耐え、温度変化にも味の骨格が崩れない(「冷や」でも「燗」でも、「燗冷め」でも美味しい)強い酒質の純米酒を「完全発酵純米酒」と言いう。これこそが日本酒の原点だ。こんな完全発酵純米酒を極めるのが、この酒だ。

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辨天娘 きもと玉栄純米 H30BY20番娘1800ml | 地酒のDON BASE店 powered by BASE

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乳酸系の爽やかな香りと栃餅様の熟成香をわずかに感じる。口当たりは、とても優しく、落ち着いた上品な旨味に静かに酸がキレる。静かな湖面にそよぐ優しい風の如く癒される...

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店主 純米燗伝道師
  赤松儀和
〒679-5523
兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
fax 0790-86-1236

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