お客様から思わぬことを教えていただきました
下記は車の運転にかかわる仕事をされているお客様の自分の体をつかっての検証です
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アルコールが翌日に残る場合の検証」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
※飲酒量は3合(540ml)で7時間睡眠で、起き抜けにアルコールチェッカーにて測定
まず前提として
現在の法律では、呼気中アルコール濃度が0.15mg/L以上だと酒気帯び運転になることを覚えておいてください
つまり、起きぬけで乗り物を運転して仕事に出た場合
不幸にして酒気帯びの検問に遭遇した時、
あるいは、事故を起こした時には
0.15mg/Lの数字がアルコールチェッカーで出ると
酒気帯び運転していたということになります。
いろんな酒を飲んで数値を測定していますが、
「きもと」造り以外の酒(糖類添加酒を除く本醸造・純米・吟醸・大吟醸など)なら、
どの酒も飲酒量3合(540ml)で7時間睡眠という条件で0.1mg/L以下です
ただ「きもと」の純米酒を呑んだ時の、朝の数値は0.17~0.19mg/Lで、突出して残ります
酒気帯び運転になるレベルです
「アル添した本醸造」でも0.1mg/Lを超えることはありません。
きもと造りの酒は大好きですが、
翌日の抜けが悪い点は考慮しないといけないなと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・
このお客様の人体実験では
図らずも自分の大好きな「きもと純米酒」を呑むと
突出して翌日に残りやすい・・・
という結果がでたそうです
二日酔いの原因のひとつは
「エタノール」が酸化されてできる「アセトアルデヒド」であり、
日本人は相対的にこれを肝臓で分解しにくい体質の人の割合が多いというのは広く知られています
しかし、この「アセトアルデヒド」を分解する酵素をもった人であっても二日酔いになるのは
「メタノール」や「高級アルコール(フーゼル油等の香味成分)」などが原因となるようです。
これらは、「高級」と呼ばれるだけあって、
分子構造が複雑であり、その分、肝臓での分解に時間がかかるようです
・・・・・・・・・・・・・・・
このお客様に紹介していただいた
新政の佐藤祐輔氏のブログの中でも、
「エタノールという単純なアルコール成分が多くを占める「アル添酒」のほうが、ビミョーに酔いにくいのでは?」
というような推論をされています
佐藤祐輔氏のブログ
↓
http://ameblo.jp/yama-u-suke/entry-10535083375.html
・・・・・・・・・・・・・・・
また東京学芸大学が行なった日本酒の分析結果も紹介していただきました。
↓
http://ir.u-gakugei.ac.jp/bitstream/2309/107952/1/18804330_62_04.pdf
エタノールは酸化されると
「エタノール」→「アセトアルデヒド」→「酢酸エチル」
と変化するそうです
同じ蔵の
「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「古酒」
を比べると
「アセトアルデヒド」は「本醸造酒」「純米酒」に多い
醸造用アルコール添加に由来すると予測できる「メタノール」は、「本醸造酒」に多い
低温長期発酵させる「吟醸酒」や長期熟成させる「古酒」は
その長期の発酵・熟成の過程で
「アセトアルデヒド」が酸化されて「酢酸エチル」が多くなっている
だが香り成分でもあり、肝臓で分解されにくい高級アルコールの
「フーゼル油(n-プロパノール・i-アミルアルコール・i-ブチルアルコール)」は
大吟醸酒に多い
これらのデータでわかったことは
二日酔い成分については、
それぞれが一長一短をもっている
でも「古酒」は、総じて少ない?
ということでしょうか
ただ、一つの蔵の数種のお酒の分析値であり
純米?アル添?・速醸?きもと?酵母の種類は?エキス量など
比較検討する時の基本的な部分が相違する検体であるので
比べようがないとも言えそうです
おそらく酵母の違いにより生み出される成分値は、もっと決定的な差を生み出すのではないでしょうかね?
ここで最初のお客様の分析結果である
「きもとのお酒は、二日酔いになりやすい」
という仮説の裏付けのデータを誰かもっていらっしゃらないでしょうかね
「きもと純米酒」は、複雑で緻密な微生物たちの芸術作品であり
人の想像を超えた色々な物質を生み出していることは間違いないと思うのですが・・・
実際に「二日酔い」になる成分量が多いのか????
本当に疑問で、夜も寝れません
誰か教えてください m(__)m
下記は車の運転にかかわる仕事をされているお客様の自分の体をつかっての検証です
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「アルコールが翌日に残る場合の検証」
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※飲酒量は3合(540ml)で7時間睡眠で、起き抜けにアルコールチェッカーにて測定
まず前提として
現在の法律では、呼気中アルコール濃度が0.15mg/L以上だと酒気帯び運転になることを覚えておいてください
つまり、起きぬけで乗り物を運転して仕事に出た場合
不幸にして酒気帯びの検問に遭遇した時、
あるいは、事故を起こした時には
0.15mg/Lの数字がアルコールチェッカーで出ると
酒気帯び運転していたということになります。
いろんな酒を飲んで数値を測定していますが、
「きもと」造り以外の酒(糖類添加酒を除く本醸造・純米・吟醸・大吟醸など)なら、
どの酒も飲酒量3合(540ml)で7時間睡眠という条件で0.1mg/L以下です
ただ「きもと」の純米酒を呑んだ時の、朝の数値は0.17~0.19mg/Lで、突出して残ります
酒気帯び運転になるレベルです
「アル添した本醸造」でも0.1mg/Lを超えることはありません。
きもと造りの酒は大好きですが、
翌日の抜けが悪い点は考慮しないといけないなと思っています。
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このお客様の人体実験では
図らずも自分の大好きな「きもと純米酒」を呑むと
突出して翌日に残りやすい・・・
という結果がでたそうです
二日酔いの原因のひとつは
「エタノール」が酸化されてできる「アセトアルデヒド」であり、
日本人は相対的にこれを肝臓で分解しにくい体質の人の割合が多いというのは広く知られています
しかし、この「アセトアルデヒド」を分解する酵素をもった人であっても二日酔いになるのは
「メタノール」や「高級アルコール(フーゼル油等の香味成分)」などが原因となるようです。
これらは、「高級」と呼ばれるだけあって、
分子構造が複雑であり、その分、肝臓での分解に時間がかかるようです
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このお客様に紹介していただいた
新政の佐藤祐輔氏のブログの中でも、
「エタノールという単純なアルコール成分が多くを占める「アル添酒」のほうが、ビミョーに酔いにくいのでは?」
というような推論をされています
佐藤祐輔氏のブログ
↓
http://ameblo.jp/yama-u-suke/entry-10535083375.html
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また東京学芸大学が行なった日本酒の分析結果も紹介していただきました。
↓
http://ir.u-gakugei.ac.jp/bitstream/2309/107952/1/18804330_62_04.pdf
エタノールは酸化されると
「エタノール」→「アセトアルデヒド」→「酢酸エチル」
と変化するそうです
同じ蔵の
「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「古酒」
を比べると
「アセトアルデヒド」は「本醸造酒」「純米酒」に多い
醸造用アルコール添加に由来すると予測できる「メタノール」は、「本醸造酒」に多い
低温長期発酵させる「吟醸酒」や長期熟成させる「古酒」は
その長期の発酵・熟成の過程で
「アセトアルデヒド」が酸化されて「酢酸エチル」が多くなっている
だが香り成分でもあり、肝臓で分解されにくい高級アルコールの
「フーゼル油(n-プロパノール・i-アミルアルコール・i-ブチルアルコール)」は
大吟醸酒に多い
これらのデータでわかったことは
二日酔い成分については、
それぞれが一長一短をもっている
でも「古酒」は、総じて少ない?
ということでしょうか
ただ、一つの蔵の数種のお酒の分析値であり
純米?アル添?・速醸?きもと?酵母の種類は?エキス量など
比較検討する時の基本的な部分が相違する検体であるので
比べようがないとも言えそうです
おそらく酵母の違いにより生み出される成分値は、もっと決定的な差を生み出すのではないでしょうかね?
ここで最初のお客様の分析結果である
「きもとのお酒は、二日酔いになりやすい」
という仮説の裏付けのデータを誰かもっていらっしゃらないでしょうかね
「きもと純米酒」は、複雑で緻密な微生物たちの芸術作品であり
人の想像を超えた色々な物質を生み出していることは間違いないと思うのですが・・・
実際に「二日酔い」になる成分量が多いのか????
本当に疑問で、夜も寝れません
誰か教えてください m(__)m
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