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兵庫県の全量純米蔵である富久錦酒造の「梅酒専用純米原酒(20~21度)」です
日本酒の純米原酒で梅を漬けると
焼酎(ホワイトリカー35度)で漬けた梅酒よりも
トロットロ~で上品な甘味、そして旨味の濃い梅酒になります
今年は、日本酒で梅を漬けてみてはいかがでしょう?
美味しいですよ
詳細は・・・
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/d9/c545817c092c9d9b6e0f389803f67132_s.jpg)
【梅酒のぷち薀蓄】・・・(なぜ氷砂糖??)
なぜ、梅酒にはグラニュー糖ではなく、氷砂糖を使うのでしょうか?
これは、梅のエキスをしっかり抽出するために、ゆっくりと溶けていく氷砂糖が適しているからです。
梅を、アルコール(焼酎等)と氷砂糖で漬けると、最初に浸透圧の関係で、糖度が濃い梅の内部にアルコールが浸透して入り込みます。
ところが梅の外側の氷砂糖が時間をかけて溶けていくうちに、梅の内部の糖度よりも、外側のアルコールに溶け込む糖度のほうが高くなりはじめ、今度は梅の内部に入り込んだ「アルコール」と仲の良い「梅の香味成分」が、しっかりと手に手をとり、外に出てきて、内外の糖度を均等にしようとします。
このときに、梅の内部エキスや水分も外側に抽出されて、外のアルコールに溶け込み、氷砂糖の甘味とあいまって、美味しい梅酒になるのです。
もしも、グラニュー糖を使うと、「あっ」という間に外側のアルコールに溶け込んでしまい、梅の内部に「アルコール」が入る間もなく、梅の内部の糖度より外側の糖度が高くなるので、梅の「内部エキス」や「内部の水分」が、ある程度は抽出されますが、アルコールと仲の良い「梅の香味成分」が、ほとんど抽出されないままになり、コクのない梅酒になってしまうのです。
何事も腰を据えて、じっくりと・・・ですね。(笑)
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