ヒューガルデン・ホワイト

しばらく、ベルギービールの話題を書きたいと思います。
まず、８００種以上の銘柄を持つベルギービールですが大きく分けると、

①ホワイト・ビール
②トラピスト・ビール
③ゴールデン・エール
④スペシャルエール
⑤ランビック・ビール
⑥レッド・ビール
⑦アビィ・ビール

などに分類されます。

現在、日本での販売実績のＮｏ．１は、「ヒューガルデン・ホワイト」です。
このビールは、「ホワイト・ビール」に分類されます。

日本のビールは、雑菌を繁殖させないで大量生産するために、低温で下面発酵させたビールで、清涼感のあるあっさりしたタイプですが、この「ホワイト・ビール」が一番日本のビールに近い味わいかもしれません。

「ホワイト・ビール」は、大麦麦芽と小麦で造った上面発酵のビールで、白く霞がかった淡黄色をしています。この白い濁りは酵母や果実による澱です。
心地いい酸味が特徴でフルーティーな味わいです。
（余談ですが、日本のビールは、濾過することにより酵母等を取り除いてしまいますので、透き通ってます。これが、日本のビールがどれも似通って特徴が無い原因のひとつです。ビール酵母が体に良いことは公に知られてるのになぜ取り除いちゃうんでしょうね？？？）

それではこのホワイト・ビールに分類される「ヒューガルデン・ホワイト」を紹介したいと思います。

「ヒューガルデン・ホワイト」
大麦麦芽と小麦を使った、比較的アルコール度数の低い白ビールです。
爽やかなほのかに甘酸っぱい香りのするフルーティーな味わいです。これはオレンジピールやコリアンダー等のスパイスに由来する香りです。

　　容量　３３０ｍｌ
　　アルコール分　約４．９％
　　麦芽含有率　５４．２％
　　原材料　麦芽・小麦・ホップ・酵母・オレンジピール・コリアンダー
　　価格　３８８円（税込み）
　　飲み頃温度　５度前後　

オレンジピール・コリアンダー等のスパイスが入ってるため、日本の税法上は「ビール」でなく「発泡酒」扱いとなります。

ベルギービールをお客様が違和感なく受け入れていただくためには、この「ヒューガルデン・ホワイト」から飲んでいただくのが良いと思います。