純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

睡龍(久保本家酒造・奈良)、龍勢(藤井酒造・広島)・・・新たな仲間!

2014年11月09日 | 純米酒
本日は朝から雨

なのに・・・

消防団の中継放水訓練

と来たもんだ


ザーザーと本降りの雨のなか

ホースの総延長距離1km程度か?

延ばしたり

撤収したり・・・

50を過ぎたオジサンには

結構きつい!


寒いし・・・

おまけに・・・

赤い鼻水を垂らしながら・・・(大笑)


ここ1週間余り鼻血が癖になっているのだ


チョー恥かしい・・・どこかへ逃げたかった

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?


幸い気付かれてないと思うのだが・・・

分団での最年長者への突っ込みを躊躇っていただけかもね(笑)



さて

そんなことはさて置き

新しい純米酒の仲間が加わった


奈良県宇陀市の久保本家酒造様が醸す「睡龍」(すいりゅう)



地酒のDONホームページの「睡龍」のページ


10月21日に蔵へ伺わせていただいたのだが

26BYの造りが始まったところだった

久保順平蔵元に蔵を案内していただき

加藤杜氏にも挨拶させていただいた

が・・・

一度当店へお越し頂いてお会いしているとは言え

もともと強面で体もゴッツい加藤杜氏・・・さらに

造りの最中の殺気をはらんだ形相・・・

正直ビビった(笑)


とにかく「生もと造り」の技が冴える加藤杜氏がつくる

「睡龍 生もとのどぶ」

「睡龍 生もと純米21BY」

・・・等々入荷!





広島県竹原市の藤井酒造様が醸す「龍勢」(りゅうせい)



地酒のDONホームページの「龍勢」のページ


10月28日に竹原市の「町並み保存地区」にある蔵へお邪魔した

こちらも造りはすでに始まっており

26BY初めての「留添え」の日であった

藤井善文蔵元と色々とお話させていただいたのだが

昨年度は酒米が不足して思い通りの量を仕込むことができなかったそうだ

その影響でお酒の在庫の残量が残り僅かとなっているそうだ

しばらくは取扱銘柄が限られてしまいそうだ


驚いたのは観光客の多さだ


この「町並み保存地区」にはあの「まっさん」の生家として有名になってしまった

竹鶴酒造様があるからだ

竹鶴酒造様の前は

写真を撮るために大変な人だかり・・・

そんな状況だから

竹鶴酒造様もお酒の在庫が無くなってしまいそうな勢いだとか・・・(T_T)


ちょうどお昼時で

近くのお好み焼き屋さんは

火曜日という平日であるにもかかわらず

店外に10名以上並んでいる

土曜日曜になると100人以上並ぶそうだ


そして

藤井酒造様の蔵も多くの観光客で盛況だった

「まっさん」効果・・・恐るべし!


そんな訳で

蔵元様の弟である藤井雅夫杜氏の性格を映し出すような

優しく繊細で且つ気骨ある純米酒

「龍勢 生もと備前雄町25BY」
「龍勢 生もと純米大吟醸 山田錦23BY」

の2銘柄が入荷!


新しい仲間をよろしくお願いします。

地酒のDON新入荷情報はこちら


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2 コメント

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睡龍でしたか~☆ 龍勢でしたか~★ (久田)
2014-11-11 21:41:07
赤松さん お疲れさまです。こんばんは。生もとのどぶは、ずっと飲んでみたいなぁ…と思っていて、この夏に2回 大阪の日本橋の 初霞がやっている居酒屋で、初めて飲んだ所でした。粗く濾していて、米が残っていて、やっぱり辛口で、でも旨みがあって、飲みやすくて、熱燗がぴったりでした。そこ おでんや串焼きがおいしくて、安くて、当然お酒も安くて、気に入りました。加藤杜氏は、日置桜でかつて 生もと強力を造っていて、その年の生もとが一番おいしかったと、山根社長に話したから、奈良なんだから 初霞 飲んだらいいのに、と言われ、まあ 言われなくても 飲んでたんですが、やっぱりなんか蔵癖か?少し飲みにくい木香みたいなのがあり、好きではなかったけど、最近の 生もとのどぶ と生もとの睡龍 は、旨かったです! 奈良や大阪で、飲めるところは、知っていても、買えるところを、知らなかったので、重宝します。龍勢も、広島の優しい辛口で 美味しいですよね。昔の 生もとは、酸味だけ強く出過ぎていたけど、でも 梅津の21BYおいしかったです。酸味は強くても、飲みやすくかったです。玉櫻の23BY五百万石が  苦く渋くて、自分好みでした。加藤杜氏のは 自分が好きな苦味や渋みと 酸味と旨みが バランス良く 美味しいと感じました。今の日置桜の生もとが、一番好きですよ。まとまりのない文章で、すいません。 
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さすが久田さん (ドンファン)
2014-11-12 11:44:26
流石です。
酒屋顔負けの商品知識です。
そして酒質の捉え方も同感です。
最近、日置桜の純米酒の回転が速すぎて、なかなか充分に熟成した純米酒を市場に出す余裕がないので、呑み手は自分で熟成させる方法を取るような状況になってきました。
睡龍の生もとは、ある程度熟成した(今なら21BYや22BYなど)をお持ちですので、開けたてから「生もとの熟成感」を満喫できるのが魅力です。確かに麹室でついたのかなぁという「木香」を僅かに感じることがありますが、流石に加藤杜氏のお酒は、造りが強く淀みが無いなぁと、思います。
また、玉櫻の生もとも王道を行ってますよね。
龍勢の生もとも、タイプが少し違いますが、優しい旨味で、良いですよ。
ぜひ、睡龍・龍勢もよろしくお願いします。
大阪の初霞の呑み屋さんもぜひ行きたいなぁ、と常々思っているのですが・・・なかなか機会がなくて残念です。
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