良いことと、悪いこと…というか、辛かったことと、両方ありました。
良いこと、としては、
まず、思ったよりも多めの人から、
「寂しい」と言っていただけたこと。
といっても、10人程ですが…。
もう一つは、自分が辞めることが、
病院にとっては損失であると言っていただけたこと。
(まぁ、仕事の戦力として、という意味では無いですが。)
それらは、裏返せば、
私の存在は病院にとってプラスに働いていた、
ということだから。
この病院で、ひいては職場で、
自分の存在が初めて肯定された気がしました。
辛かったのは…
私と同じく、今月で職場を変える人から
「頑張れよ!頑張らなきゃダメだ」と、
なんども何度も繰り返し言われ続けたこと。
その人は、頑張って頑張って苦労して、
自分の次の職場…夢を、掴んだ人でした。
その人は、
頑張らなきゃダメだ、頑張ってこそ人生だ、
と、信じているようで、それを後進の者にも
引き継ぎたいと考えているようでした。
そういう生き方もある。
わかってはいたんだけど、私にとってその言葉は、
励まされるというより、ただただ辛かった。
今回の私の選択を否定されるようで。
また、「生きる」…「生き続ける」ことが、
まだ恐怖の対象である私には、
「生きるために頑張る」こともまた、怖かった。
あの人は私のそういう状態を知らないので、
純粋に、応援してくれたのだろうけど。
ごめんなさい。つらかったです。
それでも否定の言葉を吐くわけにはいかないので、
精一杯笑顔で、同意を示したつもりだけど、
うまく笑えてたかなぁ。
失敗だったのは、
あの人が一度トイレに立ち去ったとき、
糸が緩んで、泣いてしまったこと。
同席には、相談員の先輩もいて。
楽しい席なのに、よくなかったなぁ。
それに、トイレから戻ってきたあの人に、
「大丈夫、今がどん底と思ってるかもしれないけど、
僕はもっとどん底だった。
そこから頑張ってはい上がってきたんだから。
努力すれば大丈夫。」
等など、涙の意味を取り違えた言葉を投げかけられ…。
聞く人によっては、嬉しい言葉なのでしょう。
でも私には、辛かったのです。
ーー今がどん底なんて、思ってない。
仕事は決まってないけど、以前の方が数倍辛かった。
あなたの経験談は、聞きたくない。
「あなたの辛さなんてまだまだ」だと、
言われている気持ちになるから。
頑張らなきゃダメだという強迫観念から、
ようやく抜け出しかけてるのに、
またそこに引き戻そうとしないで。
…と。
耳を塞ぎたい気持ちをなんとか押し殺し、
笑顔を作ろうと必死でした。
人を励ますというのは、本当に難しいことですね。
今回のあの人の言葉は、
私以外の誰かには、とても力強く聞こえたのでしょう。
その一連の出来事が、歓送迎会の最後に起こったため、
下手すると「辛い歓送迎会だった」という記憶に
なってしまいそうだけど、
嬉しかったこともあった。
それを忘れないようにしたいと思います。
良いこと、としては、
まず、思ったよりも多めの人から、
「寂しい」と言っていただけたこと。
といっても、10人程ですが…。
もう一つは、自分が辞めることが、
病院にとっては損失であると言っていただけたこと。
(まぁ、仕事の戦力として、という意味では無いですが。)
それらは、裏返せば、
私の存在は病院にとってプラスに働いていた、
ということだから。
この病院で、ひいては職場で、
自分の存在が初めて肯定された気がしました。
辛かったのは…
私と同じく、今月で職場を変える人から
「頑張れよ!頑張らなきゃダメだ」と、
なんども何度も繰り返し言われ続けたこと。
その人は、頑張って頑張って苦労して、
自分の次の職場…夢を、掴んだ人でした。
その人は、
頑張らなきゃダメだ、頑張ってこそ人生だ、
と、信じているようで、それを後進の者にも
引き継ぎたいと考えているようでした。
そういう生き方もある。
わかってはいたんだけど、私にとってその言葉は、
励まされるというより、ただただ辛かった。
今回の私の選択を否定されるようで。
また、「生きる」…「生き続ける」ことが、
まだ恐怖の対象である私には、
「生きるために頑張る」こともまた、怖かった。
あの人は私のそういう状態を知らないので、
純粋に、応援してくれたのだろうけど。
ごめんなさい。つらかったです。
それでも否定の言葉を吐くわけにはいかないので、
精一杯笑顔で、同意を示したつもりだけど、
うまく笑えてたかなぁ。
失敗だったのは、
あの人が一度トイレに立ち去ったとき、
糸が緩んで、泣いてしまったこと。
同席には、相談員の先輩もいて。
楽しい席なのに、よくなかったなぁ。
それに、トイレから戻ってきたあの人に、
「大丈夫、今がどん底と思ってるかもしれないけど、
僕はもっとどん底だった。
そこから頑張ってはい上がってきたんだから。
努力すれば大丈夫。」
等など、涙の意味を取り違えた言葉を投げかけられ…。
聞く人によっては、嬉しい言葉なのでしょう。
でも私には、辛かったのです。
ーー今がどん底なんて、思ってない。
仕事は決まってないけど、以前の方が数倍辛かった。
あなたの経験談は、聞きたくない。
「あなたの辛さなんてまだまだ」だと、
言われている気持ちになるから。
頑張らなきゃダメだという強迫観念から、
ようやく抜け出しかけてるのに、
またそこに引き戻そうとしないで。
…と。
耳を塞ぎたい気持ちをなんとか押し殺し、
笑顔を作ろうと必死でした。
人を励ますというのは、本当に難しいことですね。
今回のあの人の言葉は、
私以外の誰かには、とても力強く聞こえたのでしょう。
その一連の出来事が、歓送迎会の最後に起こったため、
下手すると「辛い歓送迎会だった」という記憶に
なってしまいそうだけど、
嬉しかったこともあった。
それを忘れないようにしたいと思います。