先日、住宅改修をするという利用者さん宅に訪問指導に行きました。
メンバーはタイトルの面子です。
過去数回、「住宅改修が絡む訪問」は幾つか経験があります。
まあ、前職場(病院)での経験ですけども…
何するか、というのはおおかた同じかな。
「利用者さんの身体状況に合わせた工事(手すり設置など)を行うため、
各関係者&当事者で情報交換しつつ、工事の内容を決めて行く」
ってやつ。
あ、参加メンバーが変わることはあるかな。
大工(というか業者)が同席しないこともあるし。
いつでも目的は↑で変わらないんだけど、面子によって手順が変わる感じ。
MSWとして参加した時のそれは「住環境調査」って名前でしたね。
主導権を持つのは病院のPT,OT,時々Ns。
MSWは常に補佐で、荷物持ちとか写真撮影とか…あと運転手。
あ、ケアマネさんとの連絡調整等、セッティングはSWがしました。
(あれ?MSW良いように使われてるだけじゃね?w)
で、今回の名称は「訪問指導」。
(介護保険上で請求可能なもので、1回に付き550円。ただし最大月1回まで。)
主導権を持つのは、基本ケアマネさん…なんだけど、
やっぱり身体機能が関わることだから、発言力としてはPTが強め。
「身体機能に合わない設置の仕方だと、お金がかかるだけで意味をなさない」
「家族や本人が必要だと感じる部分にひたすら手すりを設置してしまうと、
利用者の身体能力を低下させる要因になってしまう場合がある。」
っていう視点があるからね。
…なんだけど。
今回の訪問指導はなんというか…その、大工がね、強烈だったのw
「家族が必要だと言っている場所に付けて何が悪い」
「今は良くても、今後必要になるかもしれないんだから付けとけばいいだろ」
をガンとして譲らず…
っていうか家族も必要とか言ってない場所にまで手をつけようとするし。
要約すると、
「俺が必要だと言っているんだから、付けとけば間違いないんだ」
っていう感じかな。
悪い人…ではないと思うんだけどね、
その人の大工としての誇りとか家への愛着とかなんかまあ、
そう言う物があの人を駆り立てたんだと思うんだよね。
ただまぁ、論点ずれてる上に回りが見えてなかったっていうか…アハハ;;
「自立支援」っていう、
まぁザックリ言えば「過度な援助を行わない」っていう国の方針と合ってない
…だけならまだいいんだけど
(国が100%正しいわけじゃないケースもあると思うし)
当の利用者、家族含め、その場の大工以外全員が「必要ない」と思ってるのに
強引に手摺つける意味ってどこに…っていうね(^_^;)
「必要ない場所にはつけない」を主軸とするデイケアサイド&ケアマネ
VS
「今後必要になる“ハズ”だからとにかくつける」を主軸とする大工
っていう、まあ対立に近い関係になっちゃって、
間に挟まったご家族が申し訳なさそうにするのが、こちらとしても申し訳なくて、
どうにか中間地点と言うか、妥協点を探したかったけど上手くいかず…
この時はケアマネさんが矢面に立って主導してくれたお陰で、
どーにか話はまとまりました…。
いやはや…強烈。
終始苦笑しっぱなし。
ちょ、コレご家族に後々フォロー入れないと申し訳ないな本当。
そしてケアマネさんにも改めて感謝を示さないと。
私ちょっと、大工さんの睨みと迫力に気おされちゃったもん;;
あれを撥ね退けられる知識も経験もないもん…。
私にできたのは、とにかく、家族や本人の気が少しでも楽になるよう、
笑顔で対応することだけ。
「(大工が強烈で)すみません」って謝る家族に、
「気にしなくていいんですよ」って、
「あの方も使命感が強いんでしょうね」って、
ひたすら笑顔でフォローすることだけ。
……フォローになってたのかどうか、怪しいけどさ…。
あー怖い怖い。
やっぱ勉強は続けなきゃ、対等に話すら出来ないなぁ。
でも、その勉強がうまくいかないんだよなー。
情報の統合がうまくいかない。
その人の持つ疾病、家族環境、生活歴、その他もろもろ。
そういった情報を、点じゃなくて線として捉えることが出来ない。
全体を把握しなきゃだめなのに、一面ずつしか捉えきれてない。
こまったね、こりゃ…。
メンバーはタイトルの面子です。
過去数回、「住宅改修が絡む訪問」は幾つか経験があります。
まあ、前職場(病院)での経験ですけども…
何するか、というのはおおかた同じかな。
「利用者さんの身体状況に合わせた工事(手すり設置など)を行うため、
各関係者&当事者で情報交換しつつ、工事の内容を決めて行く」
ってやつ。
あ、参加メンバーが変わることはあるかな。
大工(というか業者)が同席しないこともあるし。
いつでも目的は↑で変わらないんだけど、面子によって手順が変わる感じ。
MSWとして参加した時のそれは「住環境調査」って名前でしたね。
主導権を持つのは病院のPT,OT,時々Ns。
MSWは常に補佐で、荷物持ちとか写真撮影とか…あと運転手。
あ、ケアマネさんとの連絡調整等、セッティングはSWがしました。
(あれ?MSW良いように使われてるだけじゃね?w)
で、今回の名称は「訪問指導」。
(介護保険上で請求可能なもので、1回に付き550円。ただし最大月1回まで。)
主導権を持つのは、基本ケアマネさん…なんだけど、
やっぱり身体機能が関わることだから、発言力としてはPTが強め。
「身体機能に合わない設置の仕方だと、お金がかかるだけで意味をなさない」
「家族や本人が必要だと感じる部分にひたすら手すりを設置してしまうと、
利用者の身体能力を低下させる要因になってしまう場合がある。」
っていう視点があるからね。
…なんだけど。
今回の訪問指導はなんというか…その、大工がね、強烈だったのw
「家族が必要だと言っている場所に付けて何が悪い」
「今は良くても、今後必要になるかもしれないんだから付けとけばいいだろ」
をガンとして譲らず…
っていうか家族も必要とか言ってない場所にまで手をつけようとするし。
要約すると、
「俺が必要だと言っているんだから、付けとけば間違いないんだ」
っていう感じかな。
悪い人…ではないと思うんだけどね、
その人の大工としての誇りとか家への愛着とかなんかまあ、
そう言う物があの人を駆り立てたんだと思うんだよね。
ただまぁ、論点ずれてる上に回りが見えてなかったっていうか…アハハ;;
「自立支援」っていう、
まぁザックリ言えば「過度な援助を行わない」っていう国の方針と合ってない
…だけならまだいいんだけど
(国が100%正しいわけじゃないケースもあると思うし)
当の利用者、家族含め、その場の大工以外全員が「必要ない」と思ってるのに
強引に手摺つける意味ってどこに…っていうね(^_^;)
「必要ない場所にはつけない」を主軸とするデイケアサイド&ケアマネ
VS
「今後必要になる“ハズ”だからとにかくつける」を主軸とする大工
っていう、まあ対立に近い関係になっちゃって、
間に挟まったご家族が申し訳なさそうにするのが、こちらとしても申し訳なくて、
どうにか中間地点と言うか、妥協点を探したかったけど上手くいかず…
この時はケアマネさんが矢面に立って主導してくれたお陰で、
どーにか話はまとまりました…。
いやはや…強烈。
終始苦笑しっぱなし。
ちょ、コレご家族に後々フォロー入れないと申し訳ないな本当。
そしてケアマネさんにも改めて感謝を示さないと。
私ちょっと、大工さんの睨みと迫力に気おされちゃったもん;;
あれを撥ね退けられる知識も経験もないもん…。
私にできたのは、とにかく、家族や本人の気が少しでも楽になるよう、
笑顔で対応することだけ。
「(大工が強烈で)すみません」って謝る家族に、
「気にしなくていいんですよ」って、
「あの方も使命感が強いんでしょうね」って、
ひたすら笑顔でフォローすることだけ。
……フォローになってたのかどうか、怪しいけどさ…。
あー怖い怖い。
やっぱ勉強は続けなきゃ、対等に話すら出来ないなぁ。
でも、その勉強がうまくいかないんだよなー。
情報の統合がうまくいかない。
その人の持つ疾病、家族環境、生活歴、その他もろもろ。
そういった情報を、点じゃなくて線として捉えることが出来ない。
全体を把握しなきゃだめなのに、一面ずつしか捉えきれてない。
こまったね、こりゃ…。