昨日は間をあけて済みませんでした。
さて今日は本題に入りますよ!
昨日参加したのは記事の題名の通り、
「脳卒中クリニ(ティ)カルパス情報交換会」というものでした。
本当はうちの病院の脳神経外科のDrが委員なんですが、「俺は行かん」と言われてしまい(笑)
相談員だけ(というか私だけ)が参加することになりました。
さて…
会での講演意外にも資料があるので、ぼちぼち更新していくことにしますよ。
今回は講演内容について触れることにしましょう。
今回の会では、【一般公演】と【パネルディスカッション】が行われました。
講演内容を逐一文章にすると分かりづらくなるので、
いつものごとく、要点だけまとめることにします。
【一般公演】
■演題
病院前救急診療
■要点
・脳卒中は緊急性が高く、どれだけ早い段階から診療が始められるかが鍵である。
・早期の診療を開始する手段:Drヘリ、Drカー、防災ヘリ 等。
※Drヘリは救助用なので対応が早い。
防災ヘリは搬送を目的とするので対応が遅くなりがち。
・Drヘリを用いることで、Drが現地へ赴くことが可能となり、
また周辺の病院と連携することにより、早期の診療・治療が可能である。
【パネルディスカッション】
■全体演題(テーマ)
医療と介護の連携
①看護師の視点から
◆要点
・退院調整には「退院調整用紙」を利用。カンファレンス等で情報交換を行っている。
・今後は急性期医療においても、在宅復帰へ向けた支援が必要よされる。
②リハビリスタッフの視点から
◆要点
・リハビリを行う際に作成される「総合実施計画書」、
在宅におけるサービス計画である「ケアプラン」は、
ともにICF(国際機能分類)の考え方をもとにしている。
⇒総合実施計画書の内容を、ケアプランに応用することが可能である。
・現状、まだリハビリ分野と介護分野の連携が十分とは言えず、
患者(利用者)に対して目指すものが違う物になることが多々ある。
⇒地域包括ケアシステム研修会などを実施し、情報交換を行っている。
③MSW(回復期病棟担当)の視点から
◆要点
・地域支援者との連携;カンファレンス、連携パスの利用、サマリーでの情報提供 等。
・今までのカンファレンスでは、「リハビリの継続」を主題とすることが多かった。
⇒今後は、再発予防やかかりつけ医との連携にも焦点を当てる必要がある。
介護分野との情報共有が不十分であったり、退院後の状況を把握しきれない部分もある。
④ケアマネージャーの視点から
◆要点
・現在の課題:地区により、利用できるサービスに限界がある。
医療分野との連携不足、家族&患者との「認識のずれ」 等
※「認識のずれ」…介護認定が軽度になることに対して、
「動けるようになったから区分が軽度になった」ことをプラスとして捉えず、
「使えるサービスが減ってしまう」とマイナスに捉え、不満を零す。
・現在、「代替ケア」としてサービス計画を立てることが多かったが、
今後は「自立支援」を中核としたプラン立案が大切。
(例:『風呂に入れない』という事象に対し、
「代替ケア」…入浴介護を利用するようにする
「自立支援」…なぜ風呂に入れないのか?アセスメントする
という風に介入する
・今後は、チームの「動き」が見える関係づくりを検討したい。
⑤Drの視点から
■要点
・現状の課題:医療分野と介護分野では専門用語が共通しておらず、「情報ツール」が不確定。
かかりつけ医との連携が不足している。
⇒「地域連携ケアシステムのモデル図手引書」を作成した。
結果、ケアマネージャーが多くカンファレンスに参加するようになった。
………。
さて。講演内容はこんなもんか。
あとは、資料をもとに更新していこうかね。
じゃ、お休みー(゜∀゜)ノシ
さて今日は本題に入りますよ!
昨日参加したのは記事の題名の通り、
「脳卒中クリニ(ティ)カルパス情報交換会」というものでした。
本当はうちの病院の脳神経外科のDrが委員なんですが、「俺は行かん」と言われてしまい(笑)
相談員だけ(というか私だけ)が参加することになりました。
さて…
会での講演意外にも資料があるので、ぼちぼち更新していくことにしますよ。
今回は講演内容について触れることにしましょう。
今回の会では、【一般公演】と【パネルディスカッション】が行われました。
講演内容を逐一文章にすると分かりづらくなるので、
いつものごとく、要点だけまとめることにします。
【一般公演】
■演題
病院前救急診療
■要点
・脳卒中は緊急性が高く、どれだけ早い段階から診療が始められるかが鍵である。
・早期の診療を開始する手段:Drヘリ、Drカー、防災ヘリ 等。
※Drヘリは救助用なので対応が早い。
防災ヘリは搬送を目的とするので対応が遅くなりがち。
・Drヘリを用いることで、Drが現地へ赴くことが可能となり、
また周辺の病院と連携することにより、早期の診療・治療が可能である。
【パネルディスカッション】
■全体演題(テーマ)
医療と介護の連携
①看護師の視点から
◆要点
・退院調整には「退院調整用紙」を利用。カンファレンス等で情報交換を行っている。
・今後は急性期医療においても、在宅復帰へ向けた支援が必要よされる。
②リハビリスタッフの視点から
◆要点
・リハビリを行う際に作成される「総合実施計画書」、
在宅におけるサービス計画である「ケアプラン」は、
ともにICF(国際機能分類)の考え方をもとにしている。
⇒総合実施計画書の内容を、ケアプランに応用することが可能である。
・現状、まだリハビリ分野と介護分野の連携が十分とは言えず、
患者(利用者)に対して目指すものが違う物になることが多々ある。
⇒地域包括ケアシステム研修会などを実施し、情報交換を行っている。
③MSW(回復期病棟担当)の視点から
◆要点
・地域支援者との連携;カンファレンス、連携パスの利用、サマリーでの情報提供 等。
・今までのカンファレンスでは、「リハビリの継続」を主題とすることが多かった。
⇒今後は、再発予防やかかりつけ医との連携にも焦点を当てる必要がある。
介護分野との情報共有が不十分であったり、退院後の状況を把握しきれない部分もある。
④ケアマネージャーの視点から
◆要点
・現在の課題:地区により、利用できるサービスに限界がある。
医療分野との連携不足、家族&患者との「認識のずれ」 等
※「認識のずれ」…介護認定が軽度になることに対して、
「動けるようになったから区分が軽度になった」ことをプラスとして捉えず、
「使えるサービスが減ってしまう」とマイナスに捉え、不満を零す。
・現在、「代替ケア」としてサービス計画を立てることが多かったが、
今後は「自立支援」を中核としたプラン立案が大切。
(例:『風呂に入れない』という事象に対し、
「代替ケア」…入浴介護を利用するようにする
「自立支援」…なぜ風呂に入れないのか?アセスメントする
という風に介入する
・今後は、チームの「動き」が見える関係づくりを検討したい。
⑤Drの視点から
■要点
・現状の課題:医療分野と介護分野では専門用語が共通しておらず、「情報ツール」が不確定。
かかりつけ医との連携が不足している。
⇒「地域連携ケアシステムのモデル図手引書」を作成した。
結果、ケアマネージャーが多くカンファレンスに参加するようになった。
………。
さて。講演内容はこんなもんか。
あとは、資料をもとに更新していこうかね。
じゃ、お休みー(゜∀゜)ノシ