つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

患者対応、迷走中。

2011-11-19 | MSW(医療相談員)日記
今、MSWとして関わっている患者さんの話。
80代男性の、事故って脊髄損傷で全介助の人なんだけど。

精神が、とてもとても不安定になってるんです。

家族(の一部)に凄くよりかかるタイプの人で、
今後を見てもらう家族(キーパーソン)には不信感を抱いてて。
(キーパーソンもね…不信感を抱くのも仕方が無いような人でね。)
「死にたい」発言もあって。
とにかく、すぐに家族を呼んで欲しいっていうのね。
でも毎日は家族も来れないし。
結果、さらに鬱に…。

病院スタッフの声かけでは、どうしようも無い状態。
どうしたらいいんだろう。

…と、看護師長に相談してみたら、
とにかく、キーパーソンだけでは対応できないのなら、
他の家族の力を借りられるように働きかけるしかない。
ってことになって。

うぅーん…
この人、転院もぼちぼちやんないといけない時期なんだよね。
でもこんな状況で転院して大丈夫かなぁ…
でもうちの病院も満床なんですよー。
ほんっともう…なんかもう…なんとかならないかな;;



そうそう。
今回、初めて看護師長に「相談」って形をとったよ。
今まで、転院日程について簡単に「○○日で大丈夫ですか?」っていう
相談をしたことはあったけど、
「どうしたらいいでしょうか」っていう相談はしたことなかったの。
なんか、師長から「ちゃんとやってよ」オーラが見え隠れしてて怖くて、
そういう相談をしきらなかったのよね。
今回は、他の看護師に相談してたら、
「こういうのは師長の方がいいだろう」って言われて、
師長につないでもらって。
ドッキドキだったよー。怒られるかと思ったよ。
でも、しっかり話を聞いてくれて、改善策まで授けてくれて、
なんというか、
さすが「師長」だけあるというか、経験値の差というか。
やっぱ、こういう問題への対応とかは、流石ですわ~。
うん、なんか、肩の荷が下りた感じ。
何も解決はしてないんだけどねwww

もやもやもやもや

2011-11-17 | 考エゴト
きつい時、誰かに相談するのはアリか、ナシか。

誰かから相談される分には、全く気にならないんだけど、
自分から相談するっていうのが、どうも苦手。

「今まで、受け止められた経験がほぼ無かった」
「受け止めてもらえると思えなかった」
ってとこが、ネックにはなってる。

今じゃ、そこから派生して、
「受け止めてもらえた場合、どうしたらいいか分からない。
 何も言葉にならないくせに涙ばかり流れて、嫌になる」
「受け止めてもらえたと、信じていいのか不安になる。
 見えないところで、呆れられたり、負担に思われているんじゃないのか。」
「私の弱さは要するに甘えで、とても情けないこと。
 だから、誰かに弱さを見せることで、ダメな人間だと思われることが怖い」
なーんてことになってる。

ひねくれてる。自分でも思う。
他人からの相談だったなら、私は全然気にしないのに。
「自分が気にしない=他人も気にしない」ではないということが、
私を拘束するんだ。

…とかとか、ぐるぐる考えてる自分が情けない。
でも、情けないと思うことが間違いなのかもしれない。
頼らないといけないのかもしれない。
でも、こういうことで誰かに縋ろうとするのは、甘えなんじゃないのか。
甘えって何だ。
私は何を信じたらいいんだ。







もう、よくわからない――― 。






――― 唯一つ、わかるのは。


    私は、「そのままでいいんだよ」という言葉に、過敏に反応する。

無題

2011-11-13 | 考エゴト
「怒られるのは、気に掛けられているから」

「愛情の反対は無関心」

…って、いうのをちょいちょい聞くけど。

でも人間って、相手の事を一切思ってなくても、怒るよね。

感情のはけ口に他人を使う人っているよね。

「怒る」と「叱る」は違うっていうけど、

「叱ってるのに怒ったようになる人」や、

「怒ってるだけなのに叱ってるようになる人」っているよね。

とか、とか、考えているとさ。

自分が、誰かに叱られたときに。

「これは自分を想ってくれてるからだ」って、思えなくなっちゃった。


「お誘いしてくれるのは、気を使ってくれただけ」

「怒られるのは、単純に気分を害してしまったから」

―――…。



…誰かを想うこともできなければ、

誰かに想われてると思うことも、できない。

先週の出来事。

2011-11-13 | MSW(医療相談員)日記
当院回復期を狙っていた高齢者の受け入れが困難になり、困難な行き場探しが始まった。

入院していたガン患者が一旦退院。

献体に登録していた患者が亡くなり、初の献体手続き手配を行った。

そして書類が片づかない。



……はあ。

何か特別しんどいわけじゃないけど、

仕事が嫌になるってほどでもないんだけど、

なんとなく、息が詰まる気がする。

一週間が長い。



*・・・・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・・・・*



特別辛いことがあったわけじゃない。

特別悲しいことがあったわけじゃない。

特別なことは、何も起こっていない。

それでも、時々、

息をするのが苦しくなる。

胸が締め付けられる気がする。

『真綿で首を』締められているときって、こんな感じなのかな。


通勤中に思う。
「今、車道を大きく外れれば死ねるだろか」

廊下を歩きながら思う。
「ここから飛び下りれば、死ぬだろうか」

人は簡単に死ぬ。
それに至る要因は、世の中にあふれている。
例えば、単純に転んだだけだとしても、打ち所が悪ければ死ぬのだ。

けれど、死ぬことは単純ではないから。
諸々の要因が絡んだ結果、私はまだ死んでない。



…こういった事を考えることは、私にとっては日常で。
けれど、世間的にはきっと「通常」ではなくて。
自分でもうんざりするのに、何も変わらないんだ。

無題

2011-11-08 | 考エゴト
「きっとわかってもらえない」

「望む答えはかえらない」

誰かに相談するたびに、
諦め、繰り返してきたのに。

それでも、「話してほしい」と求められるから。
「一人で抱えないで」と求められるから。

話さなきゃいけないような気になる。
話してみようという気持ちになる。

そして、また、繰り返す。



強く求めるわけでなく

激しく拒絶するでもなく

なんとなく
 なんとなく

細い細い繋がりを

ゆらりゆらりと保つだけ。