撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

名鉄 喜多山(2010.3.23) 6750系吊掛車

2017年03月13日 22時07分45秒 | 名鉄
7年前に大手私鉄の本線系では最後まで活躍した名鉄 瀬戸線の6750系を撮りました。
吊掛車の部品流用で車体のみ新製して、1986年に1次車、1990年に2次車が登場されました。
1次車と2次車では、別形式と思われる前面の形状が異なってます。
今更ながらですが、平成時代になってから吊掛車を投入したことに驚きます。

なお、この頃はコンデジしか持っておらず、余り鉄道を撮ってなかったために不慣れで撮り損ないが多かったです。
そのため、トリミングをして修正しています。

1枚目は、栄町方面から喜多山駅に進入する1次車のモ6751の普通 喜多山行きです。
当駅止まりなので、到着後は回送になってます。
車体は、瀬戸線に在籍していた6600系に準じた仕様で、2連が2本登場してます。
しかし、殆ど2本を併結した4連として使用されていたようです。



2枚目は、喜多山駅に停車中の2次車のモ6656の急行 尾張瀬戸行きです。
瀬戸線では優等列車でも先行の普通を追い抜くことはありません。
1次車に比べて前面窓の拡大、方向幕の設置、前照灯の下部への移動など大きく変化しており、側面も下降式の連装構造になってます。
2次車は最初から4両固定編成で登場しています。



3枚目は、尾張瀬戸駅で折り返して喜多山駅に進入するモ6656の普通 栄町行きです。
右側に僅かに見えてますが、旧喜多山検車区の跡がありました。
新設された尾張旭検車区では、塗装設備が無かったため、赤電は車体全体を再塗装することができませんでした。
そのため、パッチワークのように部分的に塗装が補修されてました。



6750系が2011年3月に引退しただけでなく、この付近は高架工事のため風景もかなり変わっているようです。