撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪神 西宮(2010.5.14) 5143F+5313F 普通 尼崎行き 行先表示板

2020年05月04日 17時15分31秒 | 阪神
10年前に、阪神で最後まで行先表示板を使用していた5131形+5311形の4両編成を撮りました。
1枚目は、西宮駅に停車中の元町駅寄りの5314の普通 尼崎行きです。



2枚目は、5314の行先表示板です。
夜間に運行されていた、高速神戸発尼崎行きの区間運用です。
日中に運用されていた「梅田」が「尼崎」に差し替えてられています。



3枚目は、西宮駅に停車中の梅田駅寄りの5143です。
種別行先表示幕が設置されていますが、表示幕は普通のみの表示で5314の合わせて行先表示板が使用されています。



4枚目は、5143の行先表示板です。



5331形は、1981~83年にジェットカーとして初の電機子チョッパ制御車の量産車として登場しました。
制御器のメーカーは三菱電機で、同時期に登場した5131形の制御器は東芝でメーカーが異なっています。
登場時は2両編成でしたが、1987年の4両編成化の際に半端の2両編成5143Fと5339Fの異形式が連結されて4両編成化されました。
1995年の阪神淡路大震災で被災した5337Fが廃車となり、5339Fは5337Fと連結されていた5335Fと同形式で4両編成化されました。

5311形は、1968~69年に単車で走行可能なジェットカーとして4両が登場しました。
1980~81年に、冷房改造、回生ブレーキ付きの電機子チョッパ制御装置が設置され、5311F、5313Fの2両編成化されました。
1987年からは5311形のみで4両編成化されました。
1998年に5311Fは5261形の5269Fと4両編成を組み、1999年に引退しました。
一方、5313Fは前述の5335Fの編成替えで連結相手を失った5143Fと異形式で4両編成を組みました。
5143F+5313Fは阪神で最後まで行先表示板を使用していたが、2010年に引退しました。

【お詫び】
タイトルの日時が誤っていましたので、訂正いたしました。