京阪 西三荘(2013.8.4) ２６０１、８００７並び／２６０１Ｆ 区間急行 萱島行き 淀屋橋延伸５０周年ＨＭ

１０年前に、京阪　西三荘駅で淀屋橋延伸５０周年ヘッドマークを掲出した２６００系と８０００系の並びを撮りました。
１枚目は西三荘駅で並んだ右側は淀屋橋延伸５０周年ヘッドマークを掲出した２６０１の区間急行　萱島行き、左側は８００７の特急　出町柳行きです。



２枚目は後追いですが、西三荘駅を出発した２８１９です。
２８１９は１９６２年製の２０３８の旧車体の流用で、１９８１年に２８１９として竣工しています。
後半に２６００系に改造された車両なので、車掌台側の窓はＨゴム支持１枚固定窓に変更されています。



３枚目も後追いですが、門真市駅に向かう２８１９です。



４枚目は順番が逆ですが、先に西三荘駅に到着した２６０１です。
２６０１は１９６２年製の２０４３の旧車体の流用で、１９７８年に２６０１として竣工しています。
前半に２６００系に改造された車両なので、車掌台側（向かって左側）の窓は原形の二段窓のままです。



５枚目は、萱島駅で撮った２６０１に掲出されていた淀屋橋延伸５０周年ヘッドマークです。
２６００系らしさを表すために車番、骸骨型の標識灯、貫通扉のホロなどを一緒に入れて撮りました。



１９６３年に天満橋駅～淀屋橋駅間が地下線で延長されて５０周年になることを記念して、２６０１Ｆ、３００１Ｆ、８００１Ｆの３編成に記念ヘッドマークの掲出が行われていました。
デザインされていたのは、当時はテレビカーとして特急の主力として運用されていた１９００系のイラストでした。

以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
２６００系０番台は、１９７８～８２年にスパーカー２０００系の車体、台車、一部の機器を流用し、制御装置を複電圧仕様の回生ブレーキ付きに換装し、冷房化など改造が行われて登場しています。
車籍は受け継がれないませんが、実質的に２０００系のリニューアル車両になります。
基本編成は２、３、４両編成ですが、組み合わせにより４～８両編成までのいろいろな編成を組むことが可能なようになっていました。
１９５９～６６年に製造された２０００系が母体で車歴が古くなったこともあり、２００１年～以降、徐々に引退が進んでいました。
２６０１Ｆ、２６０９Ｆ、２６２４Ｆの３編成は最後まで現役で活躍していましたが、２０２１年９月のダイヤ改正で休車となり運用を外れました。
２６０１Ｆは２０２２年８月に２６０１を含む出町柳側の３両が引退となりました。
本年４／２１に樟葉駅が最寄り駅となるKUZUHA MALL 内のSANZEN-HIROBAがリニューアルしてオープンし、２６０１の先頭部分カットモデルとして展示されています。