撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

豊橋鉄道 新川(2023.10.3) 旧名鉄 モ3203 駅前行き 青帯仕様

2023年10月07日 11時54分21秒 | 路面電車
10/1に豊橋鉄道豊橋市内線 新川電停で青帯仕様のモ3200形を撮りました。
1枚目は、新川電停に向かう青帯仕様のモ3203の駅前行きです。
これまでクリーム色に赤帯の豊鉄カラーしか見たことがなかったので新鮮です。



2枚目は後追いで、駅前大通電停に向かうモ3203です。
昭和の路面電車らしいスタイルは自分好みです。



3枚目は順番が逆ですが、田原街道から駅前大通りに差し掛かるモ3203です。



以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
モ3200形は、1955~56年岐阜市内線用として4両が登場しています。
車体の主要寸法は1950~53年に登場したモ570形に準じていましたが、車体中央にも客用扉を設置された3扉車に変更されていました。
1967年に市内線、揖斐線直通列車に美濃町線のモ510形、モ520形が転用されたのに伴い、モ580形が美濃町線に転用されました。
1975年以降、名鉄の新標準色のスカーレットへ車体塗装が変更されました。
1976年には旧札幌市電の連接車モ870形の登場により1両が余剰により廃車となっています。

1980年には連接車モ880形の登場により残る3両も余剰となり、1981年にかけて豊橋鉄道にモ3200形として譲渡されました。
豊橋鉄道では、ワンマン運転対応化、前照灯を屋根上から正面中央窓下へ移設、方向幕の再設置などの改造が行われました。
1990年以降、全面広告車となり、1994~95年に冷房化改造されて活躍していました。
2019年に福井鉄道から超低床車両モ800形(旧名鉄モ800形)が譲渡されたのに伴い、2019年にモ3201、2020年にモ3202が代替で引退し、現役はモ3203のみとなりました。

モ3203は冬季には走る屋台「おでんしゃ」、夏季には「納涼ビール電車」としてイベント用として運用されることが多くなっています。
今シーズンの「納涼ビール電車」の運行終了後、「納涼ビール電車」ラッピングの一部である青帯部分のみを残した青帯仕様として、9/23~10/1の期間限定で営業運行されました。
なかなか行く機会が無かったのですが、最終日にようやく撮りに行くことができました。

【お詫び】
申し訳ございませんが、タイトルの電停名が誤っておりましたので訂正いたしました。