撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

豊橋鉄道 前畑~東田坂上(2023.10.1) 旧名鉄 モ3203 、ほっトラム T1001 並び

2023年10月12日 23時58分12秒 | 路面電車
10/1に豊橋鉄道豊橋市内線 前畑~東田坂上電停間で青帯仕様のモ3200形とほっトラム T1000形の並びを撮りました。
1枚目は、前畑~東田坂上電停間で並んだ右側はモ3203(旧名鉄モ582)の運動公園前行き、左側はほっトラム T1001の駅前行きです。



2枚目は、並びの後に多米街道の坂道を駆け上がってきたモ3203です。
この区間は軌道が石畳になっており、モ3200形にような昭和の路面電車らしいスタイルには似合っていると思います。



3枚目は後追いですが、東田坂上電停に向かうモ3203です。



4枚目は、東田坂上電停を出発して多米街道の坂道に差し掛かったT1001です。



5枚目は後追いですが、多米街道の坂道を下って前畑電停に向かうT1001です。
この後に1枚目の並びを撮りました。



「ほっトラム」の愛称を持つT1000形は、3車体連接、2台車方式の超低床電車で、2008年に1編成が登場しています。
前面形状は曲面形状の構体と大型の三次曲面ガラスが特徴で、乗降扉は両先頭車の運転台後部の進行方向に向って左側に1ヶ所ずつ、中間車では車体中央部に左右各1ヶ所設置されています。
豊橋鉄道市内線は、長らく他の事業者から譲渡された中古車両が使用され続けており、市内線が開業した1925(大正14)年から翌年に導入された1形(後のモハ100形、1957年まで使用)以来、83年ぶりの自社発注車でした。
狭軌用路面電車として初めて純国産技術で全面低床化を実現した点が評価され、2009年に鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
なお、T1000形は東田本線から運動公園前電停に分岐するR11(半径11m)で日本一急なカーブを通過できないことから、運動公園前に入る系統では運行されていません。
前畑~東田坂上電停間で青帯仕様のモ3200形を待っていたところ、ほっトラム T1000形が来たことから市内線の最古参と最新鋭の並びを撮ることができました。