信仰

「あなたは信仰があるので幸いである」1ニーファイ2：19

苦しい時の神頼みは信仰の表れであり、日々の平凡な生活の中で主を思うのも信仰です。
自分の幸いを神に求めるのも、家族や周りの人々、世界の幸せを神に願うのも信仰です。

自分の願いが叶うことを主に求めるのも、神の御心が成るようにと願うのも信仰であり、
この世での平安を願うのも、この世で犠牲を払い永遠の安らぎを求めるのも信仰です。

どれも誤った信仰ではなく良いものです。
その基に神を信じる心があり、その心によって神を求める思いが生じるからです。

ただし、神を愛しているなら「より神が喜ぶ信仰は何か」を考えることでしょう。
愛する人が喜ぶ姿を見ることが自分の喜びとなり幸福となるように。

神の奥義

「神の奥義を知りたいという大きな望みを抱いていたので」1ニーファイ2：16

神から直接の啓示を受けなければ知ることのできないことがあります。
人の説き明かしを聞いて、教えられて知っているというのは「知識として」です。

神の啓示によって与えられるのは「知識以上のもの」であり、真の証と呼ぶべきでしょうか。
それを得たいと望むならば、神からの直接の啓示を受ける以外にありません。

そのような望みを抱いている人は啓示が与えられるように望み、
この望みは「そのために主に従うためにどうすればいいのか」という思考と行動になり、
それは信仰と呼ばれます。