愛から生じる怒り

愛があるからこそ怒りが生じることもある
怒りによって愛を失念してしまうこともある



人を愛することは、問題も生み、衝突さえも生みます。
しかし、それが愛から始まっていることを忘れてしまったならどうなることでしょう。

愛が基にあることを常に忘れなければ、必ず良い結果があると信じたいものです。

主の備えた道

「主が命じられることには…主によって道が備えられており」1ニーファイ3：7

「主の言葉は必ず成就する」と信じられるでしょうか。
それが自分自身で主から直接に受けた言葉であるなら成就します。

預言者の語る言葉を預言者から直接に聞いたとしても、それは人の言葉です。
自分自身で御霊を受けて、言葉以上のものを受ける必要があります。

その言葉が成就するためには、自分自身で神の導きを受けなければならないからです。
神に頼らず、自分の力だけで成し遂げようとするなら、それは主の道ではないかも知れません。

人の言葉にだけ頼って主に従うには限界があります、人の考えに頼るしかないからです。
結局のところ、各個人がそれぞれに神から直接の啓示を受けなければならないようです。

主を思い起こす

「あなた…がわたしに背くならば…主を思い出させるために…鞭となるであろう」1ニーファイ2：24

痛い思いをして主を思い起こせることに感謝できるでしょうか。
いや、その前に痛い思いによって主を思い起こせるでしょうか。

悩みや苦しみを感じる度に主を思い起こし、自分の信仰を振り返り、
主に立ち返ることができるのは真の信仰を持っている人だけのようです。

どこからが「真の信仰」と呼べるものなのか、わたしには判りませんが、
主を思い起こし、主に立ち返ることが多いほど、それに近いといえるのかもしれません。

この世にある悩み苦しみによって主を思い起こす人がどれだけあるでしょうか。
「主を思い起こすためにそれらがある」と言っても納得できない人の方が多いことでしょう。

喜び楽しみによっても主を思い起こし、感謝することができます。
それでも悩み苦しみがなくなるわけではありませんが、信仰の喜びは増します。