珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

老後の収入

2009年06月27日 | 日々のこと
お友達に書道の先生がいる。
いつも素敵な装いをしていて、年齢は3歳ほど上だけれど、若々しくてそれを感じさせない。
もっとも、ある程度行ってしまったら多少の歳の差なんか無いも同然かもしれないが。

その彼女、週に三日、あちこちで教室を開いている。
先日、もう少し収入がほしいから教室を増やそうかしら、と言っていた。
ご主人は一応定年となっているが、今も嘱託職員として働いている。

経済的には我が家などより数段良いはずだけれど、自分で自由に使えるお金はまた別物だろう。
いくらあっても多すぎることは無いものね。

それにしても、年齢に左右されない仕事を持っていることが羨ましい。
書道は子供の頃から続けていたというから、本人の努力なのだけれど、やはりそこへ導いてくれた親へ感謝すべきだろうと思う。

正直なところ、私にも親が何かさせてくれていたらと時々思う。
同年代の友人たちを見回せば、私同様、お稽古事なんかお金持ちのすることだったわよね、と言う人が多い。
大概の家庭は貧しかった。
親は親なりに一生懸命だったのだ。

それに、自分が子育てした経験からも、子供に習い事をさせたからと言って、それが実を結ぶとは限らないことはわかっている。
我が家の子供たちにもピアノ、水泳、スキーなど一応のことはさせたけれど、すべて途中で投げ出してしまっている。

今の彼女があるのは、彼女の努力の賜物なのだ。
私が書道教室に通わせてもらったとしても、数ヶ月も続かなかったことだろう。
それでも、チャンスは与えてもらいたかった。

とはいえ、振り返ってみたら、子供に手がかからなくなってから何年もたつ。
自由な時間はたっぷりあった。
何かする気があったならできたはずだと思う。
やはり責められるべきは自分自身だろう。

それはそれとして、わずかでも老後に収入を得る手立てはないものか・・・
ないな~