今年は、思いがけない母の病気、そして他界で、忘れられない年になりました。
いつも、この拙いブログを読んで下さいます皆様、お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年をお迎えください。
珊瑚
今年は、思いがけない母の病気、そして他界で、忘れられない年になりました。
いつも、この拙いブログを読んで下さいます皆様、お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年をお迎えください。
珊瑚
インドでストレスを感じたことの一つに、車のクラクションがある。
発展途上の時期はどこの国もそうなのだろうが、環境が整わないうちに車が爆発的に増えてしまって、路上に溢れている。
交差点の信号は、まったく無いわけではないけれど、あまり無い。
お巡りさんが一応交通整理をしているところもあるにはある。
でも、やる気がなさそうで、その指示に従う車も、あまりいない。
トラック、バス、乗用車、バイク、リクシャ、大混乱だ。
その中で車がこぞってクラクションを鳴らす。
ビー!ビー!っと、あっちからもこっちからもで、いったい誰が鳴らしているかもわからない。
私たちを載せた車も当然鳴らす。
「どけ、邪魔だ!」とでも言うように。
よほどのことがない限り、クラクションを鳴らすことのない私たちの神経は逆なでされる。
そんなに鳴らしたって仕方がないじゃない、混んでるんだから、と後ろからドライバーさんを恨めしげに睨んでみたが、ドライバーさんは、そんな睨みにはまったく気づかない(笑)
そのうち、「BLOW HORN」というロゴをつけたトラックが多いのに気が付いた。
初めは、運送会社か何かの社名のロゴかなと思っていたけれど、それにしては変な社名だし、ロゴは色もデザインも色々だ。
これはどうやら、運送会社の社名ではなく、文字通り「クラクションを鳴らしてね」というお願いロゴのようだ。
見ていると、他にも「HORN PLEASE」とか、文章は忘れたけれど、「クラクションを鳴らされても気にしません」という意味のものもあった。
なるほど、「追い越したり、追い抜く時は、一言言ってよね」ということらしい。
そうわかってみると、けたたましいクラクションの鳴らし合いも、前ほど気にならなくなった。
お互い手を伸ばせば届きそうな距離で、ひしめき合って走っている中で、この BLOW HORN はかなり有効なようだ。
車がまるでジグゾーパズルのように入り組んだ渋滞で、とうてい抜け出せるはずがないという状況から、ビッビ、ビッビと鳴らしながら、いつの間にか抜け出している。
インドの運転手さん、恐るべし。
4泊6日の間、ひどい交通事情にも関わらず、交通事故を一度も見なかった。
北京で一日に3件も見かけたのとは大違いだ。
インドの人の気性も穏やかで、忍耐強いのかも知れない。
信じられないことに、高速道路を逆走している車も普通にいる。
正面衝突どころか、かすりもせずにすれ違って行く。
車ならまだいい、ロバが引く荷車も・・・
うう~む、高速道路の存在意義って何だっけ???
そこにあるのは、まさに、無秩序の中の秩序。
インドって不思議だ。
あ、でも、ロバは高速道路じゃなかったかも・・・
残念なことに写真を撮っていませんでした。
よければ、BLOW HORN インド で検索してみてください。
写真がたくさん出てきます。
最後に2泊したホテルは、宮殿風ホテル。
宮殿ホテルではなく、宮殿風だ。
2年前にできたというから、まだまだ新しい。
道路から鉄柵の扉の内側に入ったら別世界だ。
意外なほど小さなエントランスを入ろうとした時、何かがパラパラと頭に降って来た。
あれ、何?と思ったら、何と紅い薔薇の花びらだ。
嬉しい驚きだった。
散らばった花びらを踏まないように、中に入ると、ポロロロロ~ンと美しい音色が。
正面でお兄さんがインドの弦楽器サントゥールでお迎えしてくれている。
この写真は、翌日撮ったもの。
何か違うような気がして、思いだしてみると、当日はターバンを巻いていたような気がする。
ロビーで従業員の美しいおねえさんが、額に何かつけてくれた。
薔薇の香りで、お風呂に入るまでずっと香っていた
さりげなく豪華
廊下もお洒落。
素敵なベッドと豪華なカウチ、物置場になったけど。
4人家族が一緒に入れそうな大きな大理石のお風呂
子供たちが大喜びしそう。
せっかくだから入ってみた、
熱いお湯を入れているのに、溜まるのに時間がかかるせいか、どんどん冷める。
その上、どいうわけか栓のチェーンが短くて、体を動かすたびにお湯が揺れてすぐ抜けてしまう。
結局、左側のシャワー室へ移動した。
言えば栓を取り替えてくれたのだろうけれど、面倒なのでシャワーで満足しておいた。
ところが、ドライヤーがない。
あちこち捜したけれど、見当たらない。
やはり、歴史が新しい分どことなく未熟さが出てるなという感じがする。
もちろん、電話をかけたらすぐに、イケメンのお兄さんが持ってきてくれた。
このお兄さんに限らず、ここの接客係の従業員は皆美男美女揃いだ。
動きも優雅で、微笑みを絶やさない。
昔の宮廷って、ほんとうにこんな感じだったのかも。
ところで、この豪華なホテルの洗面台で、スニーカーの靴底を洗ったのは私だけかな(笑)
1度に3000円以上の支払いで300円引きになる割引券を3枚持っていた。
12月23日から25日までの3日間限定で使える。
22日以前のお買い物でもらったもので、早い話が10%割引きよね。
5%引きはよくあるけど、10%引きは大きい。
利用しない手はないわ。
予定としては、3日間毎日行って3000円分ずつお買い物をするつもりだった。
ところが、そう思うようには行かなくて、結局ヨーカドーへ行けたのは最終日の25日。
3枚持っていたって、一度には使えないだろうな~。
それで考えたのは、3度に分けてレジを通るというせこい手。
だけど、せこくたって、主婦ならみんなそうするよね。
10000円のお買い物だって1度なら300円引きだけど、3度に分けたらで900円引きよ。
お米やら何やら買うものはけっこうあったので、
大雑把に計算して3000円を超えたところでレジへ行って、割引券を出して清算する。
ばっちり300円引きだ。
そして、買ったものはエコバッグに入れ、カートの下に置いて2度目のお買い物。
無事300円の割引だ。
3度目は、これが最後と金額を気にしなかったので、多目の品数になった。
3枚目の割引券を出すと、レジさん、
「その割引券、他にもお持ちですか?」
え?と聞き返すと、
「他にお持ちの券も先に出していただければ、3000円ごとに清算しますから」
あ、そうなんだ、3000円ごとに清算して、一度に全部使えるようにしてくれるんだ~。
「ああ、そうなの、3枚持ってたから3度に分けてお買い物したの、これが最後なの」
少し笑いながら言うと、
「あら~すいませ~ん、お手数かけてしまいましたね~」
申し訳なさそうに言ってくれた。
「割引券があるときは、いつもそういうふうにしていただけるんですか?」
「う~ん、そういう訳でもないんですけど~、今回は一応・・・」
歯切れが悪い。
「これから、こういう割引券があるときは、一応、レジで聞いてみてください」
そうか、先の二人のレジさんは何も言ってくれなかったことを考えると、
どうやらレジさんの気遣い次第ということなのかも知れない。
それとも先の二人は、もともと3000円を少し超えるくらいのお買い物で、
ぱっと見の品数が少なかったから、言わなかったのかな。
それにしても、3000円ごとに清算するのはレジも面倒だろうな。
後ろに並んでいるお客様も、さぞやイライラすることだろう。
いっそ初めから、3000円以上ということじゃなくて、
3000円毎に1枚使えるという風にしておけばいいのにと思う。
6000円で2枚、9000円で3枚というように。
ヨーカドーさん、その方が良いんじゃない?
用があって郵便局へ行ってきた。
いつも行く郵便局と逆方向についでがあって、普段あまり行かない郵便局へ行った。
しばらくお待ちくださいと言われて、椅子に座って局内を見回していると、入口近くのコート架けに女性用のダウンコートが下げてあるのに気づいた。
何だろう?
そのコート架け、歯医者さんやあまり大きくない病院によくある、上に長いコートを下に短いコートを架けられるようになった、あれだ。
そもそも、郵便局にあれっておかしいでしょ。
そこにハンガーに架けたダウンコートが下がっているのよ。
え、忘れもの?誰か脱いで忘れていったのかしら?でも、ダウンコートなんか忘れるかな~?
すると、そのコート架けの上のほうに、13600円と書いた紙が貼ってあるじゃない。
よく見ると、ダウンコートの袖口に正札らしきものが覗いている。
え、売ってるってこと?たった1着のコートを?
何だか笑ってしまった。
いやもうそりゃあ、郵便局だって安穏としてはいられないご時世ですから、何だって売れるものは売りますよね。
でもね~、似合わないよね、いかにもどこかから引っ張りだしてきたコート架けにダウンが1着。
バックの壁には切手やハガキの見本が並んでいる。
あ、そうか、あれも見本なのね、きっと。
あれを見て注文するわけよね。
でも、売れるのかな~?郵便局でダウンコートが・・・
自爆営業にならなきゃいいけど。
余計な心配をしてしまった。
でも、その郵便局、いつも行く郵便局よりずっと感じが良かった。
これからは、こちらを利用しよう。
ダウンコートは買わないけど
この旅で私が一番行ってみたいと思っていたのは、実はタージ・マハルではなく、
チャンド・バオリ(階段井戸)でした。
アバネリ村という、かなりの田舎にあります。
中へ入った瞬間、わ~っと声が出てしまうほどの絶景です。
壁に模様が刻まれているように見えますが、すべて実際に使われていた階段です。
今は入れないようにフェンスが設けてあります。
フェンスがなくても、恐ろしくてとても降りてみる気にはなりません。
階段井戸というからには井戸なのですが、水が湧いているわけでも、
どこかから水を引いているわけでもありません。
雨水を貯めているのです。
今は乾季なので、雨水は少ししかなくて、藻で緑色になっていますが、
雨季にはアーチ型の下までくるそうです。
ガイドさんによると、その水を使ったかのは顔を見せてはいけない王宮の女性たちとのこと。
アーチ型になっている部分は、休憩所のように使われたそうで、お妃さまや侍女たちが、やって来て、
水浴びをしたそうです。
階段を一段一段降りて登って、奴隷が水を運んだのでしょうね。
きっと、足を滑らせて命を落とした奴隷もいたでしょう。
何だか感無量になるくらいスゴイです。
インドに来た甲斐がありました。
すぐ横にあるヒンズー教のお寺。
中にお坊さんがいらっしゃいましたが、縦じまのシャツを着た普通のおじさんで、
ちょっとガッカリ。
問題は中身なのはわかりますが、やっぱりね~衣装も大切ですよね。
野良ブタです。
どちらかというとイノシシっぽい。
階段井戸で満足したところで、2連泊する予定の3件目のホテルへ向かいます。
ファテープルシクリへ着きました。
ムガル帝国3代皇帝アクバルが築いた都ですが、水不足と酷暑のため、
14年でラホールへ遷都となりました。
カーブガー、
皇帝がプライベートタイムを過ごした宮殿
緑色に見えるのは池です。
宝石の家
中はこんな感じ。
宗教の柱
各宗教の様式を取り入れ、他宗教との融和を表現しているそうです。
ジョーダー・バーイー宮殿
アクバル帝と3人の妃たちの住い
全体が赤い砂岩で作られていて、とても綺麗な都です。
次は、私が是非行きたかった、階段井戸、チャンド・バオリです。
タージ・マハルから ジャイプールのファテープルシクリへ向かいます。
その道すがらの風景です。
道端の木が赤と白に塗られているのは、夜、車のライトに反射して、
車が道路から外れないようにだそうです。
滑走路の端に並んだランプのような役目ですね。
市場は買い物客で賑わっていました。
右の二人の女性と中央の二人の女性と服装が違います。
インドは多民族国家ですから、違う民族なのでしょう。
働くロバさん、でも一人で歩いていました。
迷子なのかな~。
卵売りです。
あんなにたくさんの卵、今日中に売れるのかしら?
インドではたくさんの野良の動物が、まるで地域の住人のように自由に闊歩しています。
牛は神様の乗り物で聖なるものですから当然としても、
猿、犬、猫、インコ、リス、豚、ヤギなども、人間が危害を加えないのでしょう。
警戒する様子がまったくありません。
あちこちにあるゴミの山で何かしら見つけて食べているようです。
食べ物を狙って、様子をうかがっているなんて素振りも全然ありません。
まあ、平和ボケですね(笑)
一瞬何かわかりませんが、黒っぽい塊は野良牛です。
ちなみにインドの牛は水牛だそうです。
こちらは首輪らしきものがついていますから、飼われているのかも知れません。
インドでは、牛肉は食べませんが、牛乳は飲むようです。
野良ヤギ と飼いヤギ
ヤギのチーズって多いです。
右のほうにあるのはお茶屋さん、おじさんたちがチャイで一杯やっているところです。
チャイは美味しいです。
シナモン入りと生姜入りのチャイを飲みましたが、どちらも好きです。
シナモンや生姜を入れたミルクティーとは、どこか違うような気がします。
牛が水牛だから、ミルクの味も違うのかな~
針でつついたら破裂しそうです。
そろそろ、ファテプールシクリです。
今日の北海道は数十年に一度の暴風雪だとか。
テレビの画面の端や下に、暴風雪情報が流れ続けて居ます。
飛行機、列車、バス、フェリーで運休が相次ぎ、学校は休校、
北見、釧路、根室など、大変な事態なのですが、
なぜか、札幌は平和そのもの。
これからなのかしらね~。
不気味です。
久しぶりに漬けた大根の大名漬け、そろそろ1か月たつので食べてみました。
スが入っていて残念。
安い大根を買ったのが失敗だったのかな~。
でも、見かけによらず美味しいので、良かったことにします。
フッチェンロイターのクリスマスプレート、3枚目です。
といっても、3枚しかありませんから最後です。
きっと、仏像が持ち物でどの仏さまか分かるように、
天使の持っているものにも何か意味があるのかも知れませんが、
私にはわかりません。
ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださ~い。
今日は、この旅のクライマックス、タージ・マハル観光です。
本格的に観光する前に、川の反対側から日の出のなかのタージ・マハルを見に行きました。
見事な朝日に浮かび上がるタージマハルを見ることができました。
野良犬君ですが、とてもお行儀が良いです。
野良犬は至るところにいますが、危険はまったく感じません。
みんな、こんな風にお行儀が良くて、穏やかな目をしています。
人間と共存しているんですね。
ヒンズー教のお寺だそうですが、オレンジ色のお方は神様です。
早朝だからこその風景でしょうか、何人もの男性が水を入れたペットボトルをぶら下げて歩いていました。
ガイドさんによると、この辺りの田舎の貧しい家庭ではトイレがないので、早朝畑や林へ用を足しに行くのだそうです。
用を足した後は左手で拭きますが、ペットボトルの水は、その手を洗うためなのです。
あれだけの水で足りるのか?
きっと足りるのね。
女性は、持ち手のあるステンレス?製の缶を下げていました。
中にペットボトルを入れているんじゃないかと思います。
ガイドさんに確かめたわけではありませんから、ハッキリとは言えませんが。
ホテルへ戻って朝食をとり、あらためて出発しました。
メインゲート
近づくととても綺麗なレンガ色です。
いよいよタージ・マハルです。
ほんとうに美しいです。
シャー・ジャハーンが愛するお妃さまのお墓として建てたましたが、
あまりにお金を使ったため、息子に幽閉されてしまいました。
でも、それが今インドを代表する世界遺産ですからね、
贅沢な王様も必要だってことでしょうか。
とても綺麗です。
やっぱりお猿がいっぱいです。
ほんとうに美しいタージ・マハルですが、ここへ行きつくまで10分か位歩きます。
その10分間の参道は、目も当てられない状態です。
馬車や駱駝に乗ることができるのですが、その馬や駱駝は自由に排便するのです。
その落し物が道路いっぱい広がっています。
乾季でしたから、乾いてまたその上に・・・。
何とか踏まないように歩こうと必死です。
雨季にはいったいどうなるのか、想像したくありません。
あれだけ、タージ・マハルと周辺を完璧に近い状態に保っているのに、
何故そこへ至る道をあんな風に汚しておくのかわかりません。
清掃係を2,3人雇えばいいだけだと思うのですが。
動物の〇〇〇を自然の一部と考えているのでしょうか。
外国人から見ると残念なことですが、旅の達人なら、こういうことも楽しむのでしょうね。
ところで、羽生弓弦君、金メダルでしたね。
素晴らしかったです。
演技を見ていて、涙ぐんでしまいました。
でも、この辺で休養が必要でしょう。
日本スケート連盟が、ゆずっちを酷使しているなんて噂もあります。
しばらく日本に帰ってこないで、カナダでゆっくりして欲しいです。
今回のインド旅行は団体ツアーでしたが、現地集合なので、何名参加なのかもわかりませんでした。
デリー空港で初めて、12名の団体ツアーで、お客さん一組につきガイドと車がそれぞれにつくといことを知りました。
個人旅行でガイドを雇ったようなものです。
それを知って、「あ、ちょっと嫌」という気分になりました。
そして、その「ちょっと嫌」は現実になりました。
ガイドさんの目は常に私たちに注がれるわけで、説明は拝聴せねばならず、いちいち相槌を打ち、時には気の利いた質問などもしなければなりません。
食事の後で迎えに来る彼の第一声は、「ごはんは美味しかったですか?」
さほど深い意味はないのはわかっていますが、言えませんよね「美味しくなかったわ」なんて。
彼は、インド料理は美味しいって誇りを持っているんですから。
「当然、美味しかったですよ」と答えますよね。
いいんです、そのくらいの嘘。嘘も方便ですからね。
でもね、「どれが美味しかったですか?」と重ねて訊かれると困ります。
知らないわよ、と言いたいところですが、あの丸いの、とか白いの、とか、しどろもどろに答えていました。
もちろん、彼が悪いわけではありません。立場が逆なら私も同じ質問をするかも知れません。
インド料理が私の口に合わないだけです。でも、毎回だと苦痛になります。
何度目かで、「辛くて、私はちょっと・・・」と正直に答えると、「辛く無いですよ~」と、とんでもないというように彼が目を丸くします。
辛いと感じるのは、あなたじゃない、私よ。
生まれた時から辛い料理を食べてる人に言われたくないわと思ってしまいます。
写真を撮る場面にも気を使います。
彼は遺跡についても大いに誇りを持っています。
ここで写真をとどうぞと言われれば、撮りたくなくても、パチリ。
そこは、彼が、当然誰でも素晴らしいと感動するはずと思っている場面なんです。
もうたくさん撮ったよ~と思っても、ふーんと言ってスルーは、できません。
逆に、日本とインドの違いが興味深くて撮りたいと思った場面は、あまり撮られたくないんじゃないかなと気を使って撮れなかったり。
相手はプロですから、そんな気遣いは要らないと思うのですが、小心者の私は、どうしても気にかかってしまいます。
6組のお客とガイドの関係は、スタート時点では同じでも、ラストに近づくに連れて差が現れてきます。
相性が良かったのでしょうか、ガイドさんと食事のテーブルを一緒に囲むほど親しくなったご夫婦もいました。
私たちには考えられません。
ガイドさんがどうのこうのというより、私たちの問題なのかもしれません。
普通の団体旅行が良かったな~と何度も思いました。
車の窓から、霧(スモッグ)に煙るタージマハルが見えます。
明日観光の予定です。
アーグラー城に着きました。
おサルがたくさん。
奈良の鹿のようなものですね。
長老の風格です。
水を溜めていたんでしょうか。
手前の女性の腕にヘナタトゥーが見えます。
ヘナで模様を描いて染める刺青ですが、1週間くらいで消えてしまうそうです。
たくさんの女性が腕に素敵な模様を入れていました。
お化粧の一つなのかな。
時間があったらしてみたかったです。
ムサンマン・ブルジ (囚われの塔)
タージマハールを建てた王様、シャー・ジャハーンがあまりにお金を使いすぎるというので、
息子に幽閉されていました。
牢屋というにはあまりに豪華。
あちこちに宝石がはめ込まれていたそうですが、今はほとんど盗まれてしまっています。
遠く王妃の墓タージ・マハルが望めます。
愛するお妃さまを偲んだんでしょうね。
今はスモッグで見えませんが。
戸口には絹のカーテンが架けられていたそうです。
好きだわ、この装飾。
カース・マハル
皇帝一家の寝室のための宮殿。
贅沢なものですね。
逆境の中、いえ、逆光の中のばばとじじ。
この場所、うっとりするほど美しいです。
ジャハーンギール宮殿
アクバル帝が息子のために造った宮殿。
その夜のホテル、JPパレスでの夕食です。
私に食べられそうなのはこれだけです。
夫はモリモリ食べていましたが。
お部屋は清潔で、とても気持ち良かったです。
バスタブもきれいでした。
3軒のホテルに泊まりましたが、この ホテルが一番快適でした。
明日はいよいよタージ・マハルです。